赤ちゃんにカラオケは悪影響?身体への心配は?安全に楽しむ方法

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子育てをしているママさんでストレス発散にカラオケに行きたいというママさんは結構いるようです。

でも、大音量の音楽が流れたり、色々な人が出入りする室内で歌うカラオケ店に赤ちゃんを連れて行って悪影響をうけないかどうか心配になったりして、行ってよいか迷ってしまいますよね。

この記事では

  • 赤ちゃんとカラオケに行くと悪影響があるのか?
  • 赤ちゃんとカラオケに行く際に注意するべきこと。

についてご紹介します。

 

 

   目次

赤ちゃんとカラオケに行ったら悪影響はあるの?

赤ちゃんと一緒にカラオケに行って気になる悪影響と言えば、カラオケの音量の大きさ室内の環境でしょう。
特に赤ちゃんの耳への影響は注意したいところです。

室内環境

カラオケ店は不特定多数の人が出入りする場所です。

キッズルームがある部屋は別かもしれませんが、カラオケルームは小さいお子さんが来られるとこを考慮して、徹底した清掃と衛生管理がされているわけではありません。

また、カラオケ店は店舗全体が禁煙という店も少ないでしょうし、禁煙ルームも少ないことが多いですので、親がタバコを吸わなくとも受動喫煙をしてしまうこともあるかもしれません。

カラオケ店を選ぶ時は極力清潔で子供に配慮された店舗を選ぶのが良いですね。

 

音の大きさ

カラオケでは普段赤ちゃんが耳にしないような大きな音が締め切った部屋で一定の時間耳に入ってくるようになります。 

赤ちゃんは大音量に対してまだ抵抗力がなく、精神的負担も大きいでしょう。

赤ちゃんに頭痛が起きたり、普段と違うなれない大きな音にびっくりして泣いてしまうこともあるかも知れません。

また、大きな音を一定の時間聞き続けていると「音響外傷」という難聴の病気になってしまうことがあります。

こちらもまた心配の要因になってきますね。

 

音響外傷は赤ちゃんもなる!?カラオケが影響する可能性は?

非常に大きな音を一定時間聴くことによって神経が傷つき、難聴になる病気で「音響外傷」という聴力障害があります。

あまり長時間カラオケで大音量の音を赤ちゃんに聴かせ続けることはよくありません。

カラオケでも赤ちゃんであれば音響外傷になってしまう可能性は十分にあります。

 

音響外傷とは?

音響外傷とはどんなものか?

専門サイトには下記のように説明されています。

音響外傷・急性音響性難聴とは、ロックコンサートやヘッドフォンを介した音楽鑑賞などにおいて、非常に大きな音を聴くことで引き起こされる聴力障害を指します。

発症すると、耳鳴りや耳の聞こえが低下します。一度発症すると完全に治療することが難しい場合もあるため、音を聴く際には適度に休憩をとるなど予防策を講じることが大切です。

引用:メディカルノート

一般的にはコンサートやヘッドフォンなどから大音量で音楽を聞いた時に引き起こされるということです。

ただ、赤ちゃんの場合はカラオケの大音量でも注意しておいたほうが良いですよね。

 

音響外傷を引き起こす環境

コンサートホール、ライブハウスなどの狭く閉鎖された空間で大音量の音が流れている場所は音響外傷になりやすいとのことですね、

音の大きさとしては、110dB(デシベル)以上の爆音に一定の時間さらされると「音響外傷」が起きやすいと言われています。

110dBって?

 

11dBは 車のクラクションや、声楽のプロが歌う声ぐらいの音です。

 

カラオケの音は店内の中央で測定して約90dBとされていて、「音響外傷」が起きやすいとされる音よりかは少し下回ってはいます。(約90dBとは、直近で聞く犬の鳴き声や人の怒鳴り声と同じ大きさになります。)

 

しかし、具体的な例で見ていくと気になる例もあるんですよね。

 

ほぼ大人が対象となる環境ですが、ロックやヘヴィメタルなどのライブなどで、85dB以上の音を1日8時間以上聞いていると、約5年~15年後に騒音性難聴を発症するとも言われています。

 

さらに体力・精神面が低下して弱っていたり、ロックなどのライブでよく見られるヘッドバンキングのように頭を上下に激しくふった状態で2時間以上爆音を聞いたときなどに音響外傷が起こりやすいそうです。

 

大人でその症状がでるのであれば、赤ちゃんはもっと敏感に感じるでしょう。

赤ちゃん連れでカラオケで8時間以上歌うことはあまりないとは思いますが、赤ちゃんの体力・精神面が低下した状態で2時間以上大音量でカラオケの音を聴いていると影響が出てくることも考えられますよね。

子供とのカラオケはほどほどにしておきましょう。

 

症状

音響外傷の主な症状は

症状としては多くの場合、難聴に加えて耳鳴りをともないます。

大きな音を聞くと音が割れてやかましく聴こえ、言葉の弁別も悪くなる特徴があります。

引用:えびす耳鼻咽喉科

 

一時的なものが多いですが、ひどい場合は耳鳴りや耳の聞こえの低下が一生残る場合もあるようです。

子供は大人に比べ、強大音に対する抵抗力が弱いですからね。赤ちゃんならなおさらです。

赤ちゃんは症状を言葉で訴えることができないので大人が注意してあげる必要があります。

とは言え、カラオケが好きなママにとってはストレスを発散させる手段の一つでもあるし、上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいて、カラオケを楽しめる年齢であれば、赤ちゃんも一緒にカラオケに連れて行ってあげなければならない状況になることもありますよね。

もし、カラオケに赤ちゃんと行くのならば、大人で「大きいな」と思う音は赤ちゃんにとってはさらに負担を与えることになることを頭において、カラオケの音量と時間に気を配りましょう。

 

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赤ちゃんとのカラオケ おすすめの利用方法は?

赤ちゃんと一緒でもカラオケを楽しめるおすすめの利用方法をまとめてみました。

 

長時間カラオケを利用しない

上記でもお伝えしたように音響外傷は、場合によっては2時間以上爆音を聞いたときなどに起こることもあるので、2時間以内で考えましょう。

また、寝たきりの赤ちゃんだと同じ態勢で寝かされ続けるとストレスもたまるので、常に気にしてあげてくださいね。

赤ちゃんが機嫌が悪く泣きやまない場合は、大きな音や暗い部屋、チカチカするテレビの画面などその環境がストレスになっているかもしれないので、無理しないで切りあげることも大事です。

 

音量の大きさに気を配る

赤ちゃんは大きな音への抵抗力に弱いので、演奏の音量とマイクの音量を小さめにしましょう。

普段赤ちゃんが耳にする程度の音量がよいでしょう。もしくはマイクの音をオフにしてカラオケを楽しめば赤ちゃんの耳への影響はぐっと少なくなりますよ!

また、スピーカーから赤ちゃんを遠ざけて、なるべく大きな音に触れることがないように気配りすることも大切です。

 

タバコは厳禁!禁煙ルームをなるべく選ぶ

タバコの煙は赤ちゃんに気管支への影響をうけたり、乳幼児突然死症候群になったりし、悪影響を及ぼします。締め切った室内でタバコを吸うのはもってのほかですが、前回利用した人のタバコの匂いなどが部屋に染み付いていたりするので禁煙ルームに案内してもらうようにしましょう。

赤ちゃんを部屋のドアから離す

部屋のドアは店員さんがオーダーを運んだりと出入りがあるので、ドアに当たらないよう少し離しておきましょう。

 

椅子からの落下に注意

椅子から赤ちゃんが動いて落下しないように注意しましょう。

また、椅子と机の間も狭いところが多いので机に頭をぶつけないように気を付けてあげてください。

 

赤ちゃんに必要な身の回りの準備を忘れずに

あかちゃんが物を口に入れたりなめたりする場合があるので、部屋に入ったらまず身の回りのものを除菌シートなどでふいてあげるとよいでしょう。

除菌シートは必需品です!

また、寝てしまった時にかけるようなブランケットをひとつもっていくと便利です。夏で冷房がきいている時にもあると重宝します。

赤ちゃんがぐずった時のおもちゃなどの対策グッズなどもお忘れなく!

 

キッズルームのあるカラオケ店を選ぶ

赤ちゃんが退屈しないように、おもちゃや遊具があるキッズルームになっている部屋をなるべく選びましょう!

キッズルームは店舗によればボールプールや滑り台、つみき、ままごとセットなどがある部屋があります。

また、子供用に椅子とテーブルの高さがひくかったり、椅子を設置していない座敷などのキッズルームもあります。座敷なら赤ちゃんが椅子から落下すのを気にせず歌えますね。

キッズルームは数が少ないし、ないところもあるのであらかじめ店舗に確認して予約をとるようおにしておきましょうね。

 

こうして赤ちゃんに気を配ってあげながらのカラオケなら、赤ちゃんへの負担もへり、カラオケを楽しむことができますね。

まとめ

赤ちゃんと一緒のカラオケは時に赤ちゃんに悪影響を与える場合があります。

カラオケは今やストレス発散の手段や楽しい時間を過ごさせてくれる場でもあり、たまには利用してみたいと思うこともありますね。

育児の合間にちょっと気晴らしに赤ちゃんとママ友でカラオケと言うのも今ではあっても良いとは思いますが、赤ちゃんに悪影響が及ばない程度に、赤ちゃん中心に考えることが大切です。

長時間にならないよう、また、音にも気配りをしながら赤ちゃんが快適に過ごせて、ママ達も気持ちよくカラオケが楽しめればよいですね!

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