キムタクが主演のゲーム「ジャッジアイズ」の新作が9月24日に発売になります。
私も予告を見て、今から発売をすごく楽しみにしています。
新作が出るということで、前作であるジャッジアイズの注目度も日を追うごとに高まってきています。
そこで、前作のジャッジアイズをまだプレイしたことがなく評価が気になる!という方のために、内容のネタバレなしでストーリーやゲームの内容を紹介したいと思います。
ちなみに私はアクションゲームは苦手なのですが、このゲームはプレイ済みです。
アクションゲーム苦手な私がこのゲームを実際にプレイしてみてどうだったかというところも書いていますので、新作発売の前に面白そうだったらやってみようかなと思っている人はぜひ参考にしてみて下さい。
目次
ジャッジアイズのストーリー解説 ネタバレなし
大まかなストーリーとしては、神室町で探偵をしている八神(キムタク)が、依頼を受けていく中で、かなり大きな事件に巻き込まれていくというものです。
舞台となる神室町は、大規模な繁華街で、ヤクザの事務所も多く集まる危険な街です。
ここで簡単に八神の基本情報を紹介します。
主人公の八神隆之ってどんな人?
●家族構成
父(弁護士)・母の三人家族。
しかし父が、担当した殺人事件の裁判で無罪を勝ち取ったことにより、被害者の反感を買うことに…
そして、八神が家を空けている間に母ともども殺害され天涯孤独となる。
●神室町で探偵をしている経緯
天涯孤独となり神室町で荒れた生活を送っていたところを、たくさんに人に支えられ弁護士の資格を取得、神室町の法律事務所で働き始める。
その中で殺人の容疑者、大久保新平の弁護をすることになる。
厳しい状況でありながら無罪を勝ちとり、一躍時の人となるが、その後大久保が殺人の罪で捕まり、死刑宣告を受ける。
自分が無罪にした人が殺人を犯したということで、社会的にも制裁を受け、すっかり弁護士としての自身や信念を失い、弁護士をやめ探偵として過ごすようになる。
ここまでが、ゲームスタート時の設定です。
ゲーム本編では、大久保の死刑判決が出てから3年の月日がたっており、神室町では猟奇的な連続殺人事件が発生しています。
八神は探偵として、この事件に関する依頼をこなしていくうちに、過去の大久保の事件と関連していることに気がつきます。
大久保は本当に殺人を犯したのか、目をくりぬかれる事件の真相は?というのを解明していくのが、このゲームの目的です。
ゲームを進めていく中で、龍が如くをプレイした人はイメージがつきやすいかもしれませんが、ストーリーの進行などでは喧嘩が勃発します。
本来探偵や弁護士の仕事にはこうした喧嘩は珍しいのでしょうが、なにせ 異色の経歴を持つ探偵さんであり、舞台は神室町ですから、こぶしで語ることもけっこうあります。
このゲームの発売当初は、キムタクが主演なんだったら、話題性があるだけで内容はそこまでなんじゃ…というような声も正直ありました。
なにせ龍が如くファンにとって、神室町のヒーローは桐生さんで十分だ!と思っていたという人もいたのかもしれません。
でも、そういう理由でプレイしていなかったという人、絶対損してます。
SEGAのこの手のゲームのクオリティはダントツです。
ストーリはもちろん映像のきれいさや、やりこみ要素など、どれをとってもおすすめできる、そんな作品です。
ムービーはゲームであることを忘れ、一本のドラマを見ているような、そんな感覚に陥るほどです。
ドラマと錯覚する理由の一つには出演者の方の豪華さというものもあります。
ジャッジアイズの主な出演者
新作タイトルのCMを見ても豪華な俳優さんがいらっしゃいますが、ジャッジアイズでも豪華な俳優陣が出演されています。
代表的な俳優さんを簡単に紹介しますね。
・源田龍造(中尾彬)
八神が勤務していた法律事務所の所長。
八神が弁護士になるのをサポートしたうちの一人。
・綾部和也(滝藤賢一)
神室署の刑事。
捜査情報を流すことで私腹を肥やしている悪徳刑事。
ヤクザとの交流もある。
・黒岩満(谷原章介)
綾部の上司にあたるエリート刑事。
捜査の陣頭指揮を執り、検挙率も高い。
八神のことを目障りな存在と思っている。
3名ともドラマや映画の世界で活躍されている有名な俳優さんですね。
その他にも多くの豪華な声優さんも出演されています。
それぞれ、お顔がとってもリアルに作られているキャラクターに本人の声が重なると、実写顔負けの迫力があります。
演者さんの迫真の演技は、時間を忘れて見入ってしまうんですよね。
さらにストーリーも次はどうなるんだ!?と思わせるような演出がたくさんあり、気がつけばこんなに時間が経ってた!というくらい熱中してしまいます。
ジャッジアイズのゲームシステムの感想
ゲームのシステムは大きく分けて3つです。
- 推理・操作パート
- アクションパート
- ミニゲーム
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①推理・捜査パート
探偵として事件を調べたり、得た情報をまとめるパートでは、正しい選択をすることでポイントがアップするシステムがあります。
対象の人物を尾行したり、事件の現場や遺体も調べることがるので、気になるところを捜査していきましょう。
もし、間違ってしまってもやり直すことができるのでプレイヤー自身も情報を整理するのにとても役にたつパートです。
②アクションパート
捜査をしていく中で敵対勢力との戦闘があります。
危険な依頼が多いので、命を狙われることもたくさんあるんですね。
そんな輩が出てきた時にはしっかり制裁しましょう。
バトルの詳細は次の項目で説明しますね。
③ミニゲーム
神室町にはいろんな施設があり、そこではミニゲームで遊ぶことができます。
将棋やバッティングセンターなど、ついついハマってしまうようなゲームが街の至る所にあるので、少し本編を進めるのを休憩したい時、気分転換などに立ち寄ってみてください。
SEGAが手がけているゲームということで、SEGAから発売されているゲームが遊べるCLUB SEGAという建物もあります。
こんなかんじで、しっかりぷよぷよも遊べたりします。
すっかり熱中してしまって、ジャッジアイズのゲーム内ということを忘れてしまうほどです。
その他、ストーリーの進行の中でミニゲーム的な要素が時々出てきます。
他にも、麻雀やUFOキャッチャー、バッティングセンターなどがあります。
神室町にある各店舗で行うことができ、マップ上ではゲームのコントローラーアイコンで表示されています。
それぞれのゲームはどれも、ミニゲームとは思えないような本格的なつくりになっています。
それぞれトロフィーもあるので、やりこみ要素もばっちりです。
全体を通しての①推理パートと②アクションパートの割合ですが、ミニゲームやサブクエストなどを踏まえると②のアクションの方が多いかなとは思います。
というのも、マップを移動している時にもヤクザに絡まれることがあるので、頻度としてはアクションゲームが多い印象を受けますね。
章によっては推理パートやムービーがメインというところもあるので、私的には程よいバランスじゃないかなと思いました。
ジャッジアイズのバトルに関して
推理パートや事件を解決していくゲームは好きだけれど、アクションは苦手だから無理かなぁと思った人、実はそうじゃないんですよ。
私もアクションはあまり得意な方ではありませんが、楽しむことができています。
というのも、このバトルには難易度が設定されていて、何回も同じ敵にやられてしまうと難易度を下げるかどうか選択ができるようになります。
アクションが好きな人はどんどん高みを目指せるハードモードがありますが、苦手な人のためのEASYモードもあります。
私はいつも、ストーリーを楽しみながら進めていきたいのでEASYモードでプレイしています。
ただ、だんだん終盤になってくるとやっぱり強くなってくるんですよね。
そんな時でもEXTRA EASYという、さらに優しいモードがあるので、どうしても倒せない!という人はこのモードを使ってみましょう。
このモードでは、戦闘の合間で出てくるボタン操作も一つのボタンだけになり、連打してたらなんとかなります。
敵の体力や攻撃力も少なくなるので、アクションが苦手な方でも倒すことができるでしょう。
アクションが苦手という理由でこのゲームをためらっているのなら、こうした初心者さんでも優しい設定があるので、ぜひ挑戦してみてください。
神室町というおなじみの舞台について
冒頭で少し紹介しましたが、神室町というのはヤクザの事務所が点在し、裏社会の人たちが集まる危険な繁華街です。
どこを歩いてもヤクザやチンピラに遭遇するような気の休まらない街ではありますが、龍が如くシリーズをプレイした方にとってはお馴染みの風景ですね。
しかし、龍が如くでは定番となっているキャバクラなどの大人の遊び場は今回遊ぶことができません。
キムタクがキャバクラに行くところを見てみたかった!という少し残念な気持ちもありますが、その辺りは桐生さんにお任せしましょう。
その他、神室町の特徴としては、実在する店舗がそのまま街並みに反映されているところです。
代表的な店舗としては、ドン・キホーテや銀だこ、すしざんまいなどです。
飲食店ではメニューも再現されているので、ついつい買い物が楽しくなってしまいますよ。
マップの移動も、こうした店舗を見ながら進むと結構楽しいので、飽きずにゲームが進められます。
ジャッジアイズのトータルの評価
トータルの私の評価としては「絶対にプレイしてほしいゲーム」です。
私のおすすめポイントは
- とにかくストーリーがいい
- アクションゲーム初心者でもプレイしやすい
- やりこみ要素もいっぱいで長く楽しめる
です。
何度も言いますが、ほんっとにストーリーが面白い!
新作のゲームと今作との関連がどのようにかかわっているのかはまだわかりませんが、八神と周囲の人物の情報をるためにも、ぜひ今作はプレイしておくことをお勧めします。
ジャッジアイズの悪い口コミは?
私はとっても良かったと評価しましたが、中には、あまりよくなかったと思ったプレイヤーの方もいるようです。
よくなかったという評価のポイントをまとめてみました。
- 神室町が龍が如くの使いまわし感があって新鮮味がない
- キャバクラ(カラオケ)がない
- 致命傷機能
- 尾行・開錠がめんどくさい
です。
◆龍が如くの使いまわし感
神室町が舞台という点について、龍が如くのファンからすると、変わり映えのしないステージに少し物足りなさを感じてしまったようですね。
しかし、この点は、あの神室町でキムタクが動くのが見られる!という期待の声もありました。
私的には主人公も登場人物も違うし、神室町の別の人視点をプレイしているという感覚だったので、あまり気にはならなかったですね。
◆キャバクラがない!
キャバクラやカラオケがないという不満、実は結構あったんです。
龍が如くシリーズといえばこれ!というような定番ミニゲームだっただけに、やっぱりここがないというのがつらいプレイヤーさんは多いのですね。
私もすべてのミニゲームをやりこむタイプなので、少し寂しい気持ちにはなりましたが、初めてこのシリーズをする方にとってはあまり気にならないかと思います。
◆致命傷機能
致命傷機能は、敵のある攻撃を受けるとHPの最大値が減ってしまうという機能です。
これを回復するには少し手間な方法での回復が必要になり、初心者にとっては大変だという書き込みがありました。
確かに最大HPが少なくなるというのは、戦闘においてかなりハンデになってしまいます。
なるべく早く回復させるべきなのですが、これは難易度の設定などで補えるかなと私は思いました。
致命傷機能があるからアクション苦手だったら無理!というほど過酷ではないです。
確かに普通のアイテムで回復できないという少し面倒な設定ではありますが、他のいい部分を踏まえると、これがあるからプレイしないというほど悪い機能ではないですね。
◆尾行や開錠がめんどう
最後に、尾行や開錠がめんどくさい。
これは 確かにそうですね。はい。めんどくさいです。
でもこれがないと、探偵じゃなくなっちゃいますよね八神さん。
もうちょっとサクサク尾行出来たらいいなと思うほど、尾行相手が警戒心強い方ばっかりで私も、そわそわしながらプレイしました。
ストーリーがとても惹かれる内容なので、早くメインシナリオを進めたいがゆえに、時々出てくるこうしたミニゲーム要素がもどかしく思えてしまうのかもしれません。
ジャッジアイズの評価まとめ
ジャッジアイズは、木村拓哉さんが主演を務めるゲームです。
9月24日に新作が出るということで今ひそかに人気が再燃しています。
新作との関連などは詳しくはわかりませんが、まだこのゲームをプレイしていない人はぜひやってほしいと自身を持ってお勧めできるそんなソフトです。
龍が如くのファンにとっては、少し物足りないと思えるシステムもありますが、シナリオについては誰もが納得の高評価です。
アクションが苦手な初心者の方にも優しい設定もありますので、まだプレイしていない人はぜひ体験してみて下さいね。