七夕は幼稚園や保育園では定番の行事で、お家で願い事を書いてきてと言われることもよくあります.
これ、なんて書けばいいのか迷いませんか?
特に年齢が小さなお子さんの場合はママが考えることになりますので、親から子供への願い事になってしまいがちです。
そこで、実際どのような願い事を書けばいいのか、お子さんの年齢別に書き方のコツを紹介していきたいと思います。
◯ 親が書く七夕の願い事のコツ
◯ 0~3歳の子供の願い事の決め方と文例
◯ 4~6歳の子供の願い事の決め方と文例
私自身も2人の子供がいるので、我が家の七夕のお願い事もお伝えしながら紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
保育園児の親が書く願い事の書き方のコツ
願い事を書くためのコツは、
お子さんの年齢によって何系のお願いにするかを絞って行きましょう!
意思疎通ができる子供
→お願いを聞いてあげて代筆してあげましょう。
自分の思いが伝えられない子供
→保護者で考えてあげましょう。
園によっては、お子さん用と保護者用で短冊が2枚配られている場合もありますよね。この場合は、お子さんのお願いと保護者の方のお願いでそれぞれ分かれるので考えやすいですね。
わたし
年齢別に願い事の書き方の例をご紹介します!
七夕の願い事 0歳〜3歳の子供の願い事は?
0歳~3歳の子供のお願いは主に親が考えることになります。おしゃべりができるようになっていれば少し誘導して聞いてあげましょう。
3歳に近くなると自分の意思が言えるようにはなりますが、漠然とお願い事と言われてもイメージがしづらいですね。いつまでたってもお願いごとが出てこないのではないでしょうか?
そんな時は系統別に子供に質問してあげると、子供自身でお願いが考えられるようになりますよ。
どんな系統があるかというと、
- 将来の夢
- ○○に会いたい
- 欲しい
- 食べたい
- 行きたい
将来の夢や身近な願望です、
3歳くらいまでのお子さんならこうしたお願いがメインになりますね。これらを質問してお願い事を引き出しておゲル用にすると良いですね。
実際、幼稚園で3歳クラスの短冊には
- 「アンパンマンに会いたい」
- 「仮面ライダーになりたい」
- 「おもちゃが欲しい」
といったお願いがたくさんありました。
ちなみに当時3歳だった私の子供のお願いは「ケーキ屋さんになりたい」でした。
2歳の息子にお願いを聞くと「アンパンマン!」といっていました。
このくらいの子は具体的な職業ではなく、人気のキャラクターや動物になりたいというほっこりするようなお願いもあったりしますね。
アンパンマンに会いたいの?とか遊びたいの?とか聞いているとアンパンマンに会いたいということがわかって「アンパンマンに会いたい」というお願いが完成しました。
0歳、1歳のように自分で言えない年齢のお子さんの場合、悩むお母さんも多いです。
実はこの年のお子さんのほうが考えやすいんですよ。
この年齢のお子さんに多いお願いはズバリ成長系です。
- 「上手にハイハイができるようになりますように」
- 「パパといえるようになりますように」
など、お子さんの成長を願うお母さんの気持ちを込めたお願いにしてあげましょう。
これから離乳食を始めるお子さんには
「たくさんご飯が食べられるようになりますように」
でもいいかもしれません。
もし、保護者用とお子さん用の2枚の短冊を準備しなくてはいけない場合、自分のお願いと被ってしまうと思ったママもいるかもしれません。
そんなときは、お母さん用のお願いを漠然としたものにするといいですよ。
たとえば
- 「○○ちゃんが元気いっぱいで毎日を過ごせますように」
- 「○○君がたくさん笑って過ごせますように」
などがおすすめです。
ちょっとユーモアというかお母さんの願望も入れて
「○○ちゃんが夜ぐっすり眠れるようになりますように」
のような普段お子さんのことで悩んでいることを書いてみてもいいかもしれませんね。
以前、ショッピングモールの笹に「パパが上手におしめを変えられるようになりますように」というお願いを見つけたことがあります。
苦戦しているパパが目に浮かんで少しクスッとしてしまいました。
自分がそんな短冊を見たときに、私も!と思うママもいるかもしれません。あくまでも楽しい行事の一環なのであまり深刻になるようなことは書かなくても良いでしょう。
保育園に提出するからといって、上手いことを書く必要もありません。
ほほえましく笑える程度の願望が良いですね。
七夕の願い事 4歳〜6歳の子供の願い事は?
4歳以降になると願望も現実的になり、早い子では少し字がかける子もいるかもしれません。
この年の子のお願いは、先ほどの将来の夢系や願望系に加え、自身の成長系のお願いも増えてきます。
- 「かけっこで1番になれますように」
- 「お兄ちゃんみたいに大きくなれますように」
- 「ダンスがうまくなりたい」
など、習い事をしている子などはスキルアップを願う子や、字がうまくなりたいといった学習系もでてきますね。
将来の夢も実際の職業を挙げる子が多く、行きたい場所も遊園地やレジャー施設を挙げる子が多いです。内容がかなり具体的になっていきます。
その他、兄弟がいるお兄ちゃん、お姉ちゃんは下の子とのお願いをする子もいます。
- 「〇〇ちゃんと仲良くできますように」
- 「〇〇くんとけんかしませんように」
などがありますね。
この年齢になると、お子さんの思いがしっかり聞けるので親子で話しながらお願いを考えることができそうです。
字が書けない子供も短冊作りに参加するには?
短冊は字が書けてこそ楽しめるものだからと、小さなお子さんが参加するのを諦めていませんか?
たとえ字が書けなくても、絵を書いたりシールを貼ったりすることで短冊作りに参加することができます。
文章をきちんと書くというのはなかなか難しいもの。
お子さんが少しでもイベントに参加している気持ちになれるように、お願いの文字はお家の人が、周りのイラストや飾りつけはお子さんの役目として一緒に短冊を作ってみましょう。
七夕の子供への願い事のまとめ
保育園の短冊はお子さんの年齢に合わせてお願いを書いてあげましょう。
まだ自分のお願いが言えない0〜1歳くらいのお子さんは「これからの成長系お願い」、2〜3歳くらいのお子さんには「将来の夢系」か「欲しい、会いたいなどの願望系」がおすすめです。
4歳以降のお子さんは自分のお願いを言えるお子さんも増えてくるので、お子さんのお願いを代筆してあげましょう。
まだまだ文章を書くのは難しい子供達と楽しく短冊を作るためにも、子供達にはシールやイラストを書いてもらいましょう。
年齢によっていろんなお願いがある七夕。
毎年のお願いの変化でも成長を感じられますね。