七五三に親族の前で行う父親の挨拶はポイントをおさえると、誰でも簡単に素敵なスピーチができるようになります。
中には主役である子供も交えて行うという方法をとる方もいるようですが、実際には受け入れられている方法なのかも気になりますね。
たとえ親族とはいえ、人前で話すというのはとっても勇気がいるものです。
そんなスピーチが苦手な人でも上手くなるコツや、挨拶の例文を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
七五三の父親の挨拶の例文を紹介!
七五三の挨拶で抑えておきたいポイントは
- 出席についての感謝
- 子供が成長したことへの報告・感謝
- 今後の付き合いのお願い
上記を含めることです。
そして何より簡潔に話すことが素敵なスピーチのコツです。
まずは当日、お祝いの席に参加してもらったことへのお礼の気持ちを述べます。
そして次に子供の成長の報告です。
簡単にどんなことができるようになったかなど具体的なエピソードがあればいいですね。
最後は今後も成長を見守ってほしいというようなお付き合いのお願いで締めるとスマートです。
それでは実際に使える例文をご紹介します。
例1
本日は〇〇(お子さんの名前)の753のお祝いにお集まりいただきありがとうございます。
幼い頃はよく体調を崩していた〇〇ですが、今では外で遊ぶのが大好きで、最近ではサッカークラブに参加するようになりました。
これからますますわんぱくになり、手を焼くことも多くなるかとおもいますが、今後とも温かく見守っていただけたらと思います。
例2
本日はお忙しい中〇〇の753のお祝いの会に参加いただきありがとうございます。
月日が経つのは本当に早く、気がつけば〇〇も〇歳になり、すっかり会話が上手にできるようになりました。
ここまで元気に成長してこられたのも皆様のおかげだと思っております。
この場をお借りしましてお礼申し上げます。
今後とも変わらず家族一同温かく見守っていただけたら幸いです。
例3
本日は〇〇の753のお祝いにお越しくださり、ありがとうございます。
これまで特に大きな病気もせず、元気に過ごしてこられたのも皆様のおかげです。
今後とも〇〇の成長を温かく見守っていただけたらと思います。
七五三の挨拶の例文を3つ紹介しました。
スピーチの文章を考えるときには、はじめにお伝えしたポイントを押さえて簡潔な文章を心がけましょう。
出席者との関係性を踏まえて、あまり硬くなりすぎないように敬語の使い方も気をつけるといいですね。
どうしても硬くなってしまいそうだというなら、お子さんをスピーチに参加させるのも1つの方法です。
七五三の挨拶を子供と一緒にやるのはアリ?
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七五三の挨拶は子供と一緒にすることで一気に場が和むので、とってもおすすめです。
お父さんの緊張も緩和されること間違いなしですよ。
きちんとした挨拶となるとお子さんも難しいと思いますので、年齢によって方法を変えるとうまくいきます。
3歳のお子さんの場合
まだまだ甘えたさんの三歳はきちんと着物を着ているだけで充分というほど、いつもと違う雰囲気に飲まれてしまう可能性があります。
お父さんの挨拶の中で、「最近はしっかり大きな声で返事ができるようになりました」なんていうフレーズを入れ、実際にお子さんを呼んであげましょう。
事前にお家で、パパがお名前を呼ぶから大きな声で返事をしてねと約束をしておくと、頑張って協力してくれるかもしれません。
仮にお返事ができなくても、「今日はちょっと恥ずかしいのかもしれません」とか「私の緊張が伝わってしまったのでしょうか」などお父さんの率直な感想を交えると、より場も和みますよ。
5歳のお子さんの場合
五歳になるときちんとお話ができるので、おすすめはインタビューです。
挨拶からの流れとしては、
「〇〇も無事にここまで大きくなりました。
そこで、今日は〇〇にインタビューをしてみたいと思います。」
というように切り出し、お子さんにいくつか質問をしてあげましょう。
いくつになったのかや好きなお菓子などを聞き、最後は将来の夢で締めるといいですね。
挨拶の締めとして、〇〇が将来の夢をかなえるべく、今後も温かく見守っていただけると幸いです。
なんてまとめるとスマートですよ。
7歳のお子さんの場合
7歳になると難しい言葉を使わなければ簡単な挨拶はすることができますね。
「今日はありがとうございました。楽しかったです」
くらいの簡単な挨拶を最後にお子さんにしてもらうといいでしょう。
「今日の主役の〇〇からも挨拶があります」とお父さんから振ってあげると自然な流れになります。
パパ一人じゃ緊張しちゃうから一緒に頑張ろう!とお子さんと二人で練習するのもいいですね。
親子の絆が深まること間違いなしです。
会食前のあいさつの場合は、乾杯の掛け声をしてもらうのもいいですね。
お子さんに挨拶を振ると予想外の展開になって返って慌ててしまうということを心配される方もいるかもしれませんが、ある程度は事前にお子さんと練習しておけば大丈夫です。
仮に練習通りにいかなくても、お子さんが登場するだけで場が和むことは間違いありません。
お子さんにも見せ場を作ってあげることで少し自信がつく可能性もあります。
一人で心細い挨拶、お子さんと乗り越えるのも1つの方法です。
スピーチが上手くなる方法は?
人前で話をするのが苦手な人は多いと思います。
少しでも上手に挨拶できるようにスピーチが上手になるコツをお伝えしたいと思います。
スピーチが上手くなるには、
- 最初の一言をしっかりと言える
- 緊張は仕方のないことだと割り切る
- ゆっくり話す
この3点を意識することがポイントです。
最初の一言を大切に
人の第一印象って10秒で決まるというのを知っていますか?
お父さんが席を立ってからはじめの一言を話すまでの間に印象が決まってしまいます。
姿勢良く立ち、出席についての感謝をしっかり言えれば、それでもう合格です。
挨拶で1番心配なのは当日緊張してしまうことですよね。
緊張しないおまじないをいくらしたところで結局無理なものは無理、そんな人だっています。
全てをうまく言おうとしないで、はじめの一文だけはしっかり言えるようにするけで、だいぶ気持ちは楽になります。
はじめの文がしっかり言えると、お父さん自身も少し落ち着きを取り戻せるので最後までうまく挨拶ができることが多いです。
挨拶全体を練習するのは大切ですが、特にはじめの一文をしっかり言えるようにしましょう。
緊張することは仕方ないこと
緊張を割り切るというのも、緊張しないように考えれば考えるほど、ますます緊張してしまいます。
緊張をするのは仕方のないことで、とにかく来てもらった人に感謝の気持ちを伝えようという気持ちが大切です。
冒頭のあいさつは、出席に対してのお礼でしたね。
そういった意味でも、はじめの一文をしっかり言えることは大切です。
ゆっくり話す
ゆっくり話すというのは、挨拶だけでなく人前で話すことにおいてとても大切なことです。
緊張すると、どうしても早口になってしまうので、意識してゆっくり話すくらいがちょうどいいスピードになります。
挨拶の練習をするときから、ポイントをおさえて練習してみましょう。
さいごに
七五三の挨拶の流れは、
①出席についての感謝
②子供が成長したことへの報告・感謝
③今後の付き合いのお願い
です。
なるべく言いたいことを簡潔にまとめるようにしましょう。
七五三の主役であるお子さんと一緒に挨拶をするのも場が和むのでおすすめです。
また、スピーチがうまくなるコツは
①最初の一言をしっかりと言える
②緊張は仕方のないことだと割り切る
③ゆっくり話す
というポイントを抑えることが大切です。
練習の時から意識をして、当日落ち着いた気持ちで挨拶を行うようにしましょう。