プランターのきゅうりが枯れた!失敗から学んだ栽培方法を紹介

プランターのきゅうりが枯れた!失敗から学んだ栽培方法を紹介

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きゅうりはプランターで育てることができるので家庭菜園におすすめですが、結構失敗しちゃうこともあるんですよね。

今年、見事に枯らしてしまった一人。

その経験を振り返って失敗しない方法を見つけました。

実は私、家庭菜園デビューした去年はうまくきゅうりを育てられたんですよ。それこそ全く知識がないまま、見よう見まねでやったのに豊作でとっても満足でした。

昨年との違いは何だったのか、去年の自分を振り返りながら、失敗しないきゅうりの栽培方法をお伝えしていきたいと思います。

家庭菜園をするとわかると思うのですが、とれたてのきゅうりってめちゃくちゃおいしいんですよ。

そんなきゅうり愛満載でお伝えしていきますのでぜひ参考にしてみてください。

   目次

きゅうりの栽培 私が失敗した原因はコレ

私が今年育てたきゅうりがこちらです。

葉が褐色になり、伸びているツルも枯れてしまいました。

小さなきゅうりの実もなっていたのですが、すっかりしおれてしまいかわいそうな姿になっています。

きゅうりにはいくつかの病気があり、このように葉が褐色になるものの病気として「べと病」「褐斑病(かっぱんびょう)」「炭疽病(たんそびょう)」などがあります。

家庭菜園初心者の私にはどの病気なのか判断するのは難しいのですが、調べたところによるとべと病のような気がします。

炭疽病は葉に穴が開くようなので違うみたいですが、褐斑病との差は私にはわかりませんでした。

これらの病気の原因は高温多湿の条件にあるということが共通しています。

名前

私が枯らしてしまった原因は高温多湿の環境にさらしてしまったことでしょう。

去年と栽培方法は変えていないんですよ。栽培場所も同じなので、どうして今年だけ枯れてしまったのかどうも納得がいきません。どうやらほかにも原因がありそうです。

 

原因① 高温多湿にしてしまった

高温多湿になるということは風通しが悪いか水をあげすぎているかです。

きゅうりを植えるときは風通しの良いところを選び、水のあげすぎにも気を付けましょう。

その他、私が去年と今年で違った方法をとっていたことがあります。

原因② 栽培時期が早すぎた

去年、初めてきゅうりを育て始めたのは5月~6月頃でした。

たまたま、ホームセンターに行って野菜の苗がたくさん売られているのを見て育てよう!と思い立ったのがきっかけです。

しかし今年は4月の上旬から育て始めました。

4月頃と5月頃では苗の大きさが違います。

5月~6月に売られている苗は、比較的成長が進んでいる大苗と呼ばれるものです。

このくらいの大きさがあります。

育て始める段階でここまで成長しているので、とても強いです。

しかし今年は、早くきゅうりを育てたくて、きゅうりの苗が出るのを待ち望み、ホームセンターに並び始めた途端に購入して育て始めたんです。

大体、きゅうりの苗が出始めるのは4月上旬ころからなのですが、このころの苗は双葉に1~2枚本葉が出ている程度の小さな苗です。苗のサイズも15㎝ほどしかありません。

家庭菜園初心者の私には、小さな苗から育てるスキルは備わっていなかったようです。きゅうりを育てたい気持ちが先行しすぎて結局枯らしてしまったのが失敗の一つです。

小さな苗を育てるデメリットは、まだまだ弱い苗だということです。

POINT
家庭菜園初心者さんは、苗が大きくなる5月~6月頃にきゅうりを植え始めましょう。ここに文章

原因③ 有効な薬剤を使用しなかった

去年うまく栽培できた時は薬剤使っていたんです。

それがこちらです。

実はこれ、薬剤というか酵素なんですよ。

薬というよりは自然の成分で出来ているので体にも優しく、後々食べることになる野菜にも使うことができるんですよ。

酵素や植物由来の成分で虫の嫌う臭いを出しているので害虫駆除の目的で散布するためのものなのですが、実はこれもう一つの役割があります。

なんと、野菜が大きくなります。どうやら、酵素の力で野菜が大きく育つということらしいのです。

去年は苗を買うときに、店員さんにおすすめされて使っていたのですが今年はなんとなく忘れていてずっと使っていませんでした。

その結果、きゅうりは枯れ、写真ではわかりにくいですがアブラムシがたくさんついています。

やらなくなって見るとやっぱり効果はあったんだなと実感します。

私が購入した酵素はかなり希釈して使います。もともと希釈してあるものもあります。

害虫問題は何かと厄介なので、野菜にも使えるようなこうしたアイテムはあると安心です。

 

きゅうりのプランター栽培に再チャレンジ!

こうした去年の失敗を確認し再挑戦をすることにしました。

購入した苗を植え替えるときは昨年の土では栄養分が不足していたり、土の中の成分が変わってしまっていたりするのでそのまま使うのはあまりお勧めできません。

私は植え替え前に連作障害防止用肥料というものを混ぜました。同じ土を利用するときに撒いておくことで土の成分を調整してくれるようなものになります。

初めて植えるときにはきちんと配合された野菜専用の土を購入すると思うのでその時はそのまま植えることができますよ。

今回購入したのはこちらの2種類のきゅうりの苗です。

品種はいろいろあるみたいなのですがよくわからないのでいつも気にしていません。

良い苗選びのポイント

①大きくて元気がある

②接木苗 

大きくて元気のある苗を選ぼう!

全体的に大きくて成長しているところと、茎が太くしっかりしているところはしっかり見て選ぶようにしましょう。ここまで大きく苗が成長していると、根元部分が重みで折れてしまっていたり、傷んでしまっている可能性もあります。

 

接木苗を選ぼう!

画像の右側の苗に書かれていますね。これは、根の部分と実がなる部分の苗が違い、2つの苗を掛け合わせた苗のことです。病気に強く育てやすいという特徴があります。

接木苗のデメリットは少し値段が高いことくらいです。

  • 接木ではない苗が298円
  • 接木苗は358円

でした。

高いといっても100円以内くらいなので、安心料と思って接木を選ぶのもおすすめですよ。

 

失敗した際、4月くらいに出回る小ぶりのきゅうりの苗は58円で買いました。小さい分めちゃくちゃお得ですが、枯れてしまっては何の意味もないですよね。最初は初期投資がかかっても手堅く大苗を買うことをお勧めします。

きゅうりのプランター栽培 苗の植え替えのやり方を紹介

プランターの準備

実際に植える場所はこんな感じです。

新しく土を入れるときは野菜専用の土を利用し、昨年の土を利用する場合は連作障害防止用肥料を利用すると良いですよ。

 

 

苗の植え替え

野菜用のプランターに苗が入るくらいしっかり穴を掘ります。

ちょっと深いかも、くらいが案外ちょうどいいです。

穴に入れるとこんな感じですね。

この後周りに土をかぶせてしっかり植えこみます。

ツルをネットに絡ませる

植え込みが終わったら、ツルをネットに絡ませてあげます。

このくらいの苗ではもうツルが出てきているので、ネットの位置を教えてあげると、ネットに向かって伸びてくれます。

MEMO
ネットに届きにくい時や、茎が曲がって伸びている場合は、支柱で支えてあげるといいですよ。

大きい苗の場合、茎が曲がって伸びていることもよくあるので、割りばしや専用の支柱で、しっかり支えてあげましょう。

次の日みるとしっかり巻き付いています。

全体でみるとこんな感じになりました。

少し見えにくいですが、右側の苗には支柱を立てています。

風などで根元がぐらつくと、傷んでしまうのでしっかり固定してあげましょう。

きゅうりは高さ2mにまで高くなるようですが、高すぎると届かないので我が家ではネットを使って横に伸びて行ってもらうスタイルを採用しています。

今後、左に伸びて行ってもらう予定です。

高く延ばすと緑のカーテンみたいになって素敵ですが、子供にも収穫させようと思っているので、緑のカーテンは断念しました。

結構伸びてくるので、先を見越して、お家の状況に合わせてレイアウトを考えてみてください。

さいごに

きゅうりは初心者でも簡単に育てられる野菜の一つですが、失敗してしまうこともあります。

高温多湿を避け、病気に強い時期の苗を購入することで、かなり失敗のリスクを回避することができます。

補助的に自然由来の成分の害虫除けを準備しておくとさらに安心です。

もし、失敗してもあきらめずに再チャレンジしてみてくださいね!

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