きゅうりの酢の物の日持ちってわかりにくいと思いませんか?
お家で簡単に作ることができたり、お好みの具材と混ぜることができたりするので重宝される一品ですが、お酢を使っている分腐っているかがわかりづらいというデメリットもあります。
そんなお悩みを解決すべく、きゅうりの酢の物はどのくらい日持ちがするのか、長持ちする作り方や方法はないのかについて紹介します。
また、食べないほうがいいきゅうりの酢の物の状態も紹介しますので、破棄するタイミングも迷わなくて済みます。
よくきゅうりの酢の物をお家で作る人、必見ですよ。
きゅうりの酢の物の日持ちはどのくらい?
きゅうりの酢の物の日持ちは3日程度です。
これはあくまでもきゅうりのみを酢の物にした場合なので、一緒に酢の物にする具材によって多少の変化はあります。
特に注意が必要なのはしらすです。
しらすはとっても腐りやすい食材なので、シラスが入っているきゅうりの酢の物はその日のうちに消費してしまうのが無難です。
せめて翌日までには食べてしまうようにしましょう。
ひとくくりにきゅうりの酢の物といっても腐りやすさは違ってくるので、今手元にある酢の物が安全に食べられるのかどうかという判断はできるよになっておかなくてはいけません。
そのため、作ってからの日にちだけではなく、腐っているかどうかの見極めポイントを知っておきましょう。
きゅうりの酢の物 腐るとどうなる?
きゅうりの酢の物が腐ると、きゅうりから水分が出てカビが生えます。
カビは白く斑点のようになっていることが多いですね。
酢の物だけにお酢を使っているので、食べ物が腐った時の独特の臭いは気が付かないことが多いのです。
見た目でも判断するようにしましょう。
その他、きゅうりの酢の物が腐っていたときの状態は、
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- 調味液が濁っている。
- 膜が張っている。
- 食べたときにしたがピリピリする。[/list]
こういう状態の時もカビが発生していることになるので食べるのはやめておきましょう。
きゅうりの酢のものを長持ちさせるにはお酢が重要
きゅうりの酢の物を長持ちさせるには甘酢や三杯酢を使うのがおすすめです!
甘酢や三杯酢を使うと5日ほどもちます。
ほかにもお酢の種類はあるのですが、酢の物には使わないほうが良いお酢があります。
土佐酢などの出汁が入っているお酢です。
純粋なお酢だけの状態が一番保存がききます。そこに調味料を入れることで腐りやくなってしまうということです。
とはいえ、お酢だけの酢の物は少し苦手という人もいますよね。
調味料を加えることでまろやかな酢の物になったり、好みのお酢があったりする人もいます。
保存期間が長くなるとはいえ、好みではない酢の物もいやですよね。
次の章で、お酢以外にきゅうりの酢の物を長持ちさせる方法をお伝えします。
きゅうりの酢の物を長持ちさせる裏技!
きゅうりの酢の物を腐りにくくするポイントは
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- きゅうりとほかのものを和えるのを食べる直前にする。
- 和えるものを日持ちがするものにする。
- きゅうりに塩もみをしておく。
- 和える調味液を一度沸騰させる。
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上記の工夫をすることできゅうりの酢の物を長持ちさせることができます。
一つずつ解説していきますね。
きゅうりとほかの物を和えるのを食べる直前にする
酢の物を作ってから保存するのではなく、きゅうりや和える食材をそれぞれ別々に保存しておいて、食べる直前に食べる分だけ和える方法です。
きゅうりは水分がたくさんある野菜なので、ほかの食材や調味料と合わせることで水分が出て腐りやすくなる特徴があります。
そのため、食べる直前にほかのものと和え、水分が出るのを防ぐことで、日持ちがしやすくなります。
和えるものを日持ちがするものにする
なるべく日持ちがする食材と和えるようにするのが良いですが、食べたいものを作るとなるとそうもいきません。
比較的日持ちのする食材を紹介すると
[box class=”box26″ title=”日持ちしやすい和えもの”]
- かにかま
- 錦糸卵
- ゆでだこ
[/box]
基本的には食べる直前で和えるのがおすすめなのですが、上記は比較的日持ちがするほうの部類に入りますが、それでも消費期限は3日ほどです。
ゆでだこは7日ほど保存期間があるので、大目に作っておきたいときはおすすめですね。きゅうりのしゃきしゃきとたこのこりこりがとってもおいしいですよ。
きゅうりの酢の物でよく和える食材で日持ちがしないものは、
[box class=”box26″ title=”日持ちしない和えもの”]
- シラス
- 生わかめ
- 春雨
[/box]
上記の食材を使った場合の消費期限は作った当日、最高でも翌日には食べきるのがおすすめです。
きゅうりに塩もみをしておく
酢の物を作るときに事前にきゅうりに塩もみをしておくようにしましょう。
塩もみの処理をすることで、きゅうりの余分な水分が抜けます。
そのため、調味液などと和えたときに水分が出るのを抑えられるので、腐りにくくなります。
さらには、調味液が抜けた水分のところに入り込むので、味がしっかりつくメリットもあります。
和える調味液を一度沸騰させる
酢の物に和える調味液を一度沸騰させて、冷ましてから和えることで腐りにくくなります。
沸騰といいつつも、お鍋でぐらぐらとなるくらい火を入れてしまうと風味が飛んでしまいます。
調味液を火にかけ、ふつふつと泡が出始めたくらいで火を止めるようにしましょう。
また、温かいまま使うと却って食材が傷んでしまいますのでしっかり冷ましてから使いましょう。
普段の酢の物にひと手間加えるだけで、保存期間を延ばすことができます。
すべてを行うのは手間という方も、どれか一つでもできそうなことを始めてみましょう。
日持ちするきゅうりの酢の物のレシピを紹介
日持ちするきゅうりの酢の物の作り方を紹介します!
もずく酢を使ったきゅうりの酢のもの
[box class=”box26″ title=”材料”]
- きゅうり 1本
- もずく酢 4パック
- 茹でたこ 200g
- 白ごま 適量
[/box]
作りかた
- ゆでだこを薄く切ります。
- きゅうりは薄くスライスし、塩もみをします。
- ボウルにゆでだこ、きゅうり、もずく酢、白ごまを入れて完成です。
もずく酢は比較的保存がきくお酢なので、酢の物におすすめです。
もずくのツルっとした食感も合わさておいしいですよ。
冷蔵で6~7日ほど保存可能です。
きゅうりと梅の酢の物
[box class=”box26″ title=”材料(2人分)”]
- きゅうり 1/2本
- 梅干し 1個
★お酢・水 各大さじ1
★砂糖 小さじ1
★しょうゆ 小さじ1/2
[/box]
作り方
- きゅうりは塩もみをしておきます
- 梅干しは種を取ってたたいてペースト状にします。
- ボウルに★の材料を混ぜます
- きゅうりと梅干を③に入れて完成です。
梅干しも日持ちがする食材で、殺菌作用もあるので酢の物に使うのはおすすめです。
お酢の酸味だけでなく、梅干しの酸味も新鮮なので、いつもの酢の物に飽きた人は試してみてはいかがでしょうか。
さいごに
きゅうりの酢の物は3日程度日持ちがします。
腐るとカビが生えて白い膜ができ、食べると舌がピリピリしますし、明らかに腐っているときは見た目で判断できます。
- 調味液の濁り。
- 膜が張っている。
少しでも長く日持ちをさせるには、お酢の種類や合わせる食材を選ぶことがポイントです。
ぜひ、食べる前に確認してくださいね。
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