きゅうりの育て方 小学生の自由研究に!苗を使えば夏休みに収穫も!

きゅうりの育て方小学生の自由研究に!苗を使えば夏休みに収穫も!

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きゅうりの育て方は小学生の自由研究にも使えるほど簡単です!苗から育てることで、夏休み中に収穫まで行えるところもおすすめのポイントです。

毎年自由研究って何をしたらいいか悩みますよね。きゅうりは育てる過程をみるのもたのしいですし、収穫したきゅうりを加工するなど、さまざまな自由研究に使うことができます。

今まで野菜を育てたことがないという人も、大丈夫!ベランダで育てることもできるので、すぐに始めることができます。

この記事で分かること

    • 準備するもの
    • 簡単に育てるためのコツ
    • 収穫のタイミング

    面倒な作業ナシの簡単家庭菜園セットがおうちに届く

       目次

    きゅうりの育て方 小学生の自由研究に必要なものは?

     

    必要なもの

    • プランター
    • 鉢底石
    • 肥料
    • きゅうりの苗
    • 支柱
    • きゅうり用ネット

      それぞれ説明していきますね。

      プランター

      きゅうりを植えるための鉢です。いろいろな大きさのものがありますが60cm型のものがおすすめです。

      きゅうりは浅く広く根をはる野菜なので深さだけでなく広さのある鉢を選ぶほうがおすすめです。

      基本的にこの大きさで苗一つ分です。

       

      きゅうり大好き

      プランターの大きさと苗の大きさを比べると、プランターが大きすぎるような気がするかもしれませんが、きゅうりは成長するにつれて根が広がって行くのでこのくらいのスペースが必要です。

       

      また、たくさんの苗を狭いスペースで植えると、どちらかが枯れてしまったり、最悪の場合すべて枯れてしまう可能性もあります。上手に育てるコツとして苗同士のスペースに余裕をもって植えましょう。

      プランターの次に大切なのが土です。

      土はいろいろな種類がありますが、野菜用の土と書かれているものを選びましょう。

      お店には野菜用や果樹用、花用など植えるものに特化した配合の土がありますが、きゅうりはもちろん野菜なので、専用の土を選びましょう。

       

      きゅうり大好き

      土の量はプランターに〇〇リットルと書かれているので、プランターに合わせた土を買いましょう。

       

      鉢底石

      これはプランターの一番底に敷くための石です。

      水はけを良くし、土の中の通気性をよくする働きがあります。

      プランターの底が埋まるくらいの量でいいのでそんなにたくさんは必要ありません。

      MEMO

      中にはネットに入っている鉢底石も売られています。

      ネットに入っている鉢底石は、再利用がしやすいようになったタイプです。

      一度使ってしまった土は、栄養分などがなくなってしまうので再利用するときには新たに土を混ぜ合わせる必要があります。

      その時に土と鉢底石をすぐに分けることができるので、こうしたネットに入ったものはおすすめです。

      底にセットするのも簡単ですよ。

      肥料

      きゅうりを育てて行くには定期的に肥料をまく必要があります。

      肥料も野菜用のものがあるのでそれを選びましょう。

       

      きゅうり大好き

      中にはきゅうり専用の肥料もあるので、見かけたらそちらのほうがおすすめですよ。

       

      肥料も種類がたくさんあるので、どれを選べばいいか迷ったときは、お店の人に聞いてみましょう。

      きゅうりの苗

      これがないと始まりませんね。

      きゅうりは種も売っているのですが種から発芽させたり、苗の大きさになるまでは時間がかかるうえに少し難しいです。

      POINT
      特に初めて家庭菜園を行うときには、ある程度大きく育っている苗のほうが育てやすくおすすめです。

      支柱

      きゅうりはツルが伸びて大きくなっていく野菜です。そのため、ツルが引っかかれるように支柱とネットが必要です。

      こうした支柱やネットはホームセンターでも売られていますが、私はいつも100均でそろえています。

      一般的なきゅうりの育て方には支柱の高さは2mとか180cmと書かれているものが多いのですが、私はいつもそこまで高い支柱は使っていません。

      支柱はこのサイズでOK!
      大体1m~1.5mくらいで、身長150cmの私の目線の高さくらいの高さの支柱を2本使います。

      きゅうり用ネット

      ネットはきゅうり用と書かれたものを使いましょう。

      サイズは100均のものが一番ぴったりでおすすめです。

       

      きゅうり大好き

      ネットは畑用のかなり大きなものも売られているのでサイズに気を付けて購入しましょう。

       

      以前母がベランダのプランター1つ用のネットを買うはずが、18m×3mの巨大なネットを買ってしまっていました。

      POINT
      ネットの大きさのイメージは120cm×50~60cmくらいを目安に選びましょう。

      大体このサイズのものが100均で売られているのでわかりやすいかもしれません。

      きゅうりはどんどん高くなるのですが、あまり高くなってしまうと収穫や管理が難しくなります。

       

      きゅうり大好き

      特に小学生のお子さんが観察しやすいようにするには上に伸びるようにするのではなく横にツルを這わしていくと観察も収穫もしやすいですよ。

       

      もし、きゅうりのネットを買うのが面倒な方はお家にある紐で格子状になるように支柱にくくりつけてもいいですが100円出して買うほうが手間を考えると便利ですね。

      きゅうりは苗のほうが簡単!おすすめの品種は?

      きゅうりは苗で育てるほうが簡単です。

      育てやすい品種

      • フリーダム
      • よしなり
      • 夏バテ知らず

      この3種のどれかから選ぶとよいでしょう。

       

      きゅうり大好き

      私が育てた事のある品種に「うどんこつよし」という品種もありました。キュウリがかかりやすい病気の一つにうどんこ病というものがあるので、そういった病気に強い品種です。

       

      もし、これらの品種がなかった場合は接木苗というものを選ぶようにしましょう。

      この接木苗というのは根っこの部分と実がなる部分が別々の苗で、二つの苗をつなぎ合わせている苗のことを言います。

      簡単に言えば、病気に強い苗と、おいしい実がなる苗をかけ合わせた、いいとこどりの苗ということですね。

      ちょっと一言

      こうした苗はとても育てやすいですが、自根苗と呼ばれる種から育てられた苗に比べて少し高くなります。

      高いといっても数百円程度なので、接木苗があるときは迷わず購入することをおすすめします。

      実生 きゅうり フリーダム 9cmポット苗 胡瓜

      きゅうりの苗の育て方は?

      キュウリの育て方

      • 苗を植える
      • 支柱を立てる
      • 肥料をまく
      • 摘心
      • 収穫の工程があります。

      それぞれ項目別に説明していきますね。

      植える

      まずはきゅうりの苗を植えます。

      • プランターの底が見えなくなるくらいの鉢底石を敷きます。
        ※ネットに入ってるものを購入した場合は、ネット2つから3つくらいを敷き詰めるとちょうどよいくらいになります。
      • 鉢底石をひいたら、野菜用の土をプランターに入れます。
        ※プランターの上から5~10cm下くらいまでたっぷり土を入れましょう。
      • 次にプランターの真ん中あたりに、苗が入っているポットと同じくらいの穴をあけます。
        ※案外深さが足りなかったということが結構あるので、思っているより深めに掘るほうがいいかもしれません。
      • しっかり穴を掘ったら、きゅうりの苗に水をあげます。
        苗を植える前に水をあげます。プランターに植える前の段階できゅうりの苗に水をあげておく方が、新しい土ともなじみやすくおすすめです。ポットから苗を出すときには苗を傷つけないように慎重に取り出します。人差し指と中指の間で苗の茎部分を軽く挟み、ポットをひっくり返すとうまくいきますよ。
      • ポットから苗を出したら、開けておいた穴にそおっと苗を入れ、土をしっかりかぶせましょう。
      • 根元がしっかりとまっすぐになるように周りの土を固めます。
      • 最後にたっぷりと水をあげます。

       

      支柱を立てる

      比較的成長している苗なら、購入したときすでにツルが出てきているものもあります。

      こうしたつるが絡んでいけるように、苗を植えたらすぐに支柱もたてましょう。

       

      きゅうり大好き

      プランターに支柱をたてるための穴があるものはその部分に、ない時はプランターの端と端に一本づつたてます。

       

      この時にしっかり土に刺さないと倒れてきてしまうので、思いっきり突き刺しましょう。

      支柱を突き刺したら、支柱と支柱の間にネットを張ります。

      なるべくピンと張るように気を付けましょう。

      肥料をまく

      肥料は2週間に一度のタイミングできゅうりの根元にまきます。

      肥料をまいたら水をしっかりあげましょう。

      摘心

      きゅうりが伸びてきたら要らない葉を切って行かないといけません。

      これが結構ややこしくて、よくサイトなどには〇〇節目で切るとか親ツルを残して子ツルを切るとか書いてるんですが、私いまだによくわかりません。

      なので、細かいことはさておき、

       

      これだけ覚えておこう!

      ・根元にある花やきゅうりの元みたいなやつは切る

      ・成長するにつれ、だんだん枯れてきた根元のほうの葉は切る

      ・白い斑点が出来ている葉は切る

      あとは、見た感じで葉が密集していて風通しが悪そうなところの葉を切るくらいでいいと思います。

      ただ、成長中のきゅうりの実の近くの葉は、実に養分を送っている葉の可能性もあるのであまり切らないようにします。

      根元のほうに、ニチュアのきゅうりができると、初めての実でとっても嬉しいんですが、こういうものはすぐに切ってしまいましょう。

      まだまだきゅうりは成長中で、どんどん大きくならなくてはいけません。

      後にできる大きな実のために、初めのほうにできた実は切って、栄養分が分散しないようにしましょう。

      注意

      白い斑点の葉は、先程少し出てきたうどんこ病というきゅうりの病気の症状です。

      この病気はほおっておくとどんどん広がっていくので、斑点の葉を見つけたらすぐに切ってしまいましょう。

       

      これは我が家のきゅうりです。根元に近いところに花が咲いているのとその少し左側に小さいきゅうりの実があります。

      これが切らないといけない花たちです。

      MEMO

      花の後ろに見えているのは割りばしです。

      まだ背が低く、ツルがネットにかからない頃の苗は倒れやすく不安定なので写真のように割りばしで支えてあげると苗が安定します。

       

      きゅうりの収穫の目安は?

      きゅうりの収穫の目安は実の大きさが20cmくらいです。

      お店で売られているきゅうりを目安に収穫しましょう。

      きゅうりはとっても成長が早く、気が付いたらすごく大きくなっていたということもよくあります。

      地域によっては、朝収穫したのに、夕方また収穫できる実があるくらいハイペースでできる場合もあります。

      ただ、お店のきゅうりと一番違うところはきゅうりのいぼいぼ部分です。

      きゅうりの鮮度はこのいぼいぼの鋭さがあらわしているのですが、お家で出来たきゅうりは、素手で触ると痛いほど鋭いとげがでています。

      鮮度でいうと採れたてなので、最高の状態できゅうりが食べられるというわけです。

      家庭菜園ならではのきゅうりの様子なのでとっても貴重ですよ。

      きゅうりの観察のポイントは?

       

      きゅうりの経過観察ポイントは?

      ①花の様子

      ②実の様子

      ③葉の様子

       

      小学生のお子さんなら、きゅうりの成長記録をしてみましょう。

      植えるときに工夫したところや各部分の特徴をうまく絵にするのもいいですね。

      高学年になると、雄花と雌花の違いや、葉の特徴から考えられることをまとめるのもおすすめです。

       

      きゅうりの葉はよく見ると細かい毛のようなものが生えています。

      これはいったい何なのか、どういう目的があるのかを調べるのもおもしろそうです。

       

      私個人的には、きゅうりのとげとげした部分が何なのかが気になります。

      育てていてなんだろう?と思ったことを調べてみると、きゅうりのおもしろい仕組みがわかっておもしろい研究になるのではないかなと思います。

      もう少し踏み込んだ研究として、お店で買ってきたきゅうりと、育てたきゅうりの違いを比べてみてもいいですね。

      きゅうりの育て方小学生の自由研究に!苗を使えば夏休みに収穫も!のまとめ

      きゅうりは比較的簡単に育てられる野菜なので小学生の自由研究におすすめです。

      苗から植えることで夏休み中に収穫までできるのでいろいろなパターンの自由研究を行うことができます。

      きゅりは花や葉がとても特徴的なので、育てながら疑問に思ったことを調べるだけでもとっても面白いですよ。

      そもそも、どうやってきゅうりができるのかを知るだけでも楽しいです。

      ツルの延ばし方を工夫したりして、お子さんが、たくさんの興味を持てるように誘導してあげましょう。

      案外、お母さんのほうがはまってしまうかもしれませんよ。

      魅力たっぷりのきゅうり、今年の自由研究にぜひ役立ててみてください。

       

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