PS4のコントローラーが急に使えなくなってしまうと、故障を疑いがちですが、原因次第では簡単に直ることもあります。
特にオレンジ色に光るときは、本体とのペアリングがうまくいっていないだけの可能性があります。
その場合、コントローラーをリセットするか、ペアリングを行うことで再び使えるようになるので、壊れたと思い込まずに、一度試してみましょう。
コントローラーの不具合というのは、実はよくあることなので、冷静に原因を突き止めて正しい対処法を試してみてください。
目次
PS4コントローラーがオレンジ色に光るときの原因と対処法
PS4のコントローラーはDUALSHOCK4と呼ばれるもので、ライトの色や点滅の仕方によって状態がわかるようになっています。
コントローラーがオレンジ色に光っている場合は、何かしらの不具合が起こっているサインになります。
どのような不具合なのかは、光り方によって区別することができます。
点滅し続けているのか、一度だけ点灯して消えてしまうのかで対処の方法が違うので、今起こっている状態を確認して、該当する項目のところをチェックしてくださいね。
オレンジ色に点滅しているときは充電不足の可能性
オレンジ色にゆっくりと点滅している状態の時は、コントローラーの充電が切れているサインになります。
PS4はワイヤレスでプレイができるコントローラーですが、ゲームをしているとあっという間に充電が切れてしまいます。
PS4のコントローラーは、約2時間でフル充電することができるので、オレンジ色に点滅したら充電をしてから使うようにしましょう。
充電がうまくいかない場合
これは実際私が体験したことなのですが、充電しているはずのコントローラーがすぐに電池切れになって、うまく充電ができないというトラブルもあります。
有線で本体とつなぎながらゲームをプレイしているのに、接続を外すとすぐに電池切れになってしまうという経験はありませんか?
その場合は、コントローラー側の充電をするところの接触不良が起きている可能性があります。
有線接続でコントローラーを充電するときって、コントローラーの後ろ側の接続から充電をしますよね?
しかし長い期間そこから充電をしていると、接続部分が反応しなくなってしまうようです。
実はコントローラーの充電って前側からも充電ができるんですよね。
後ろ側の端子の不具合でうまく充電ができていないことが原因ならば、こっち側の端子から充電をすることで充電の持ちがよくなるかもしれません。
こちらの端子を使うタイプの充電器はスタンド型が一般的です。
ゲームをプレイしながら充電はできないですが、効率よくコントローラーを使うコツとしておすすめの充電器を後の項目で紹介しているので、良かったらそちらも確認してみてください。
充電を長持ちさせるためのコツ
充電切れを気にせず遊ぶには、PS4本体にコントローラーを繋いだままプレイすると確実です。
しかし、せっかくのワイヤレスコントローラーを有線で充電しながら使うのはちょっともったいないですよね。
コントローラーはフル充電した場合、5時間ほど使うことができますが、コントローラーの設定を変更することで7時間ほどまで長持ちさせることができるようになります。
PS4本体から「設定」→「周辺機器」→「コントローラー」を選ぶと、コントローラーの詳細を設定することができます。
振動やライトバーの明るさ、コントローラーから出る音の大きさを最低限の設定にしましょう。
しかし、それでもすぐに電池が切れてしまうという人は、内蔵されているリチウム電池が寿命を迎えている可能性があります。
コントローラーは実は消耗品と言われており、使っていくうちにバッテリーの持ちが悪くなり、最終的には充電しても使えなくなってしまいます。
寿命を迎えるまでの期間は、使用頻度にもよりますが3年ほどが目安です。
長期的に使っているコントローラーがしっかり充電しているはずなのにすぐに充電切れを起こしてしまう場合は、コントローラーの寿命を考えて買い替えを検討しましょう。
効率よくコントローラーを使うには
消費を抑えた設定にしていても、ゲームに熱中していると時間はあっという間に過ぎてしまいますよね。
そんな人にはコントローラーを複数準備しておくのがおすすめです。
私はコントローラ-を2台準備していて、充電が切れたら2台目を使うことで常にフル充電ができているコントローラーをストックしています。
私が使っているコントローラーの充電はこんな感じです。
2台まとめて充電ができる上に、コントローラーの収納も兼ねているので、とても重宝しています。
前面のランプの色で充電ができているのかすぐわかるところも気に入っています。
さらに2つのコントローラーをまんべんなく使うことで、それぞれの負担が減り、長く使うことができるという利点もあります。
私が購入したものはこちらです。
こちらはSONYの純正のものではありませんので、購入や使用はそれらを了承のもとお使いください。
純正がいい!という方はこちらです。
PS5の登場がきっかけなのか、DUALSHOCK4の周辺機器はあまり市場に出ておらず、高値で出品されているところが多い印象です。
ソニーストアでは、DUALSHOCK4の充電スタンドは残念ながら販売されていませんでした。
参考までに、PS5の純正充電スタンドの価格はソニーストアで3,278円(税込)です。
オレンジの光が一瞬だけ光る場合
同じオレンジの光でも、一瞬だけ光ってその後消えてしまうような点滅の場合は、PS4本体とのペアリングができていない可能性があります。
ペアリングとは、PS4本体とコントローラーを接続することを言います。
この接続がうまくいっていないと、コントローラーが反応しないので使うことができません。
一度有線で接続すると、ワイヤレスでも使うことができるようになるのですが、何らかの影響でペアリングが解除されてしまった場合、再度ペアリングを行う必要があります。
ペアリングの方法
①電源の入ったPS4本体に、使いたいコントローラーをUSBケーブルで繋ぎます。
②コントローラーのPSボタンを押します。
無事ペアリングができると、青色のランプが点灯します。
もし、それでも反応しない場合は、USBケーブルが故障している可能性も考えてみましょう。
また、コントローラーを一度リセットする方法もあります。
コントローラーのリセットの方法ですが、実はコントローラーの裏側にリセットボタンがあります。
L2ボタンの横にあるネジの隣に小さい穴が開いているのがリセットボタンです。
このボタンを先が細くなっているドライバーなどを使って押してから、再度ペアリングの手順を試してみてください。
それでも反応しないときは?
ここまで紹介した方法をすべて試してみても使えない場合は、残念ながらコントローラーの故障の可能性があります。
先程少し紹介しましたが、コントローラーは消耗品のため、寿命を迎えることもあります。
コントローラーは、プレイ時間やプレイするゲームの内容によって寿命を迎える期間は異なりますが、電池の消耗での寿命は3年ほどを目安に考えてください。
そのほかボタンの反応が悪くなったり、スティックのゴムの摩耗や反応の悪さが出てくることもあります。
コントローラーの電源を入れるためのPSボタンが故障してしまうと使えなくなってしまうので、注意が必要ですね。
修理をしたい場合は、SONYの専用ホームページから依頼することができます。
コントローラーの交換・修理費用は、3,300円~4,950円(税込)となっています。
新品のコントローラーがソニーストア価格で6,578円(税込)なので、修理の方が若干安くすみそうですが、費用はあくまで目安なので、状態によってはこれ以上にかかる可能性もあります。
修理についての問い合わせも受け付けているようなので、具体的な価格などが知りたい方は、一度問い合わせてから、修理にするか、買い替えるかを決めるといいですよ。
ps4のコントローラーがオレンジのランプ点滅で反応しないときの原因と対処法まとめ
PS4のコントローラーがオレンジ色に光っているときの原因は
①コントローラーの充電切れ
②本体とのペアリングがうまくいっていない
の2つが考えられます。
オレンジのライトの光り方でどちらの原因かはわかるようになっていますが、どちらの方法を試してもうまくいかない場合は、接続に使ったUSBケーブルやコントローラー自体の故障の可能性があります。
コントローラーは使い方によって誤差はありますが3年ほどで寿命を迎える消耗品です。
故障の兆候がある場合は、SONYの修理受付センターで修理を依頼するか、新しいものに買い替えるようにしましょう。
長時間ゲームをプレイする方や、コントローラーの寿命が近く充電がすぐ切れてしまうという方のために、私が実践している対策も紹介しました。
ゲームをプレイするのに欠かせないコントローラーは、ちょっとしたコツで快適に使用することができます。
電池の消耗のほかに、ボタンの消耗を抑えるための付属品なども販売されているので、これを機会に少しでも長くコントローラーを使えるように、メンテナンスするのもいいですね。