朝顔の育て方。小学生でも簡単にできるプランターでの栽培方法を紹介

朝顔

小学生が朝顔の鉢を持って帰宅するのを見ると、夏休みが始まるんだなと気付かされます。

小学校低学年の夏休みは朝顔の自由研究が課題になることが多いですね。綺麗に咲かせてお子さんにも自分で育てたという成功体験をさせてあげたいですね。

この記事では小学生でも簡単にできる朝顔の育て方についてご紹介したいと思います。

朝顔栽培のサポートができるよう親御さんにも参考になればと思います。

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アサガオ栽培の流れ

まずは下準備から収穫までの流れを簡単にご紹介しますね。

1.種まき

種まきは通常5月下旬~6月頃に行います。梅雨に入る少し手前がベストの時期です。朝顔の種の発芽温度は20~25度と比較的高温ですので、春先だと発芽しません。

2.育苗

発芽する環境が整ってさえいれば、約5日ほどで発芽します。ツルが出てきたら支柱を立て、巻きつけていきます。

3.開花

開花は種まきから約1.5~2ヵ月でします。朝顔の開花を楽しめる期間は1~2ヵ月と短いです。開花時は朝の数時間で昼前には閉じてしまいます。

4.収穫

美しい開花時期を過ぎると、枯れて種ができます。種が茶色くなり乾燥してきた時が収穫時期です。翌年のアサガオ栽培に使いましょう

朝顔はこの様な流れで栽培していきます。

朝顔の種まき

それでは朝顔の種まきについてお伝えしていきます。夏休みに家に持ち帰る時にはツルが支柱に巻かれている状態かと思いますが、おさらいも含めて種まきからご紹介します。

朝顔の種まきの時期

朝顔の種は寒い時期にまいてしまうと発芽しません。 朝顔の発芽には適した温度があり、20〜25度になります。適切な環境でなければ発芽しなくなってしまいます。

もし、発芽しても軟弱なものになってしまいます。

ですので、朝顔の種まきは5月上旬以降から6月の梅雨入り前に行いましょう!

目安としてはゴールデンウィーク明け頃が良いでしょう。

朝顔の種まきの準備

市販で売られている朝顔の種は発芽処理がされているものもあります。その場合はそのまま種をまけばOKです!

昨年、収穫したものや貰った種はいくつかの処理をすると発芽しやすくなります。

種まきの前にやっておいた方が良いこと

・種の皮を削っておく。

・種を一晩水につけておく。

朝顔の種は「硬実種皮」といい、皮が硬くなっています。そのため、上記のような下準備をしておくことで発芽しやすくさせると良いということなんです。

皮が硬いため、水を吸いにくくなりますので、茶褐色の表皮をほんのすこしだけ爪切りのヤスリの部分で削り取って、その下の白い部分が見えるようにしましょう。

注意点としては発芽してくる「へそ」を傷つけないようにします。 *へそは根元の少し凹んでいる部分です。

その後、一晩水につけます。少し手間ですが、これをやっておけば安心です。

次にプランター(鉢植え)に土を入れていきましょう。

※プランターと鉢植えの違い

一般的にプランターは四角いもので鉢植えは丸いものを指しています。どちらが良いか?ということに関してはそれほど差はありません。どちらでも構いません。小学生の場合は鉢植えサイズの四角いプランターを学校で使っていることも多いです。ここでは鉢植えサイズの育て方でご紹介しています。

土はホームセンターなどで売っている花の培養土を使うと良いでしょう。去年使った土が残っている場合は全部捨てて新しい土に取り替えてください。

アサガオは「連作障害」というものがあり、一度使った土ではうまく育たないのです。 必ず新しい土に取り替えましょう。

土の準備

・プランターの底に穴が空いて入れば台所用のネットなどで穴をふさぎます。

・培養土を入れる前に軽石などを敷き水はけを良くします。

・培養土をプランターの8割程度の量でふんわりと入れます。硬く押し込まない様にしましょう。

種のまき方

種は鉢植えサイズの場合は3〜5個を間隔をあけてまきます。

・指で1cmほどの穴おあけて種を入れます。 横から見て半円になっている部分を上(ヘソを下)にして入れる様にしてください。

・上から培養土を軽くかぶせ、ならしてください。この際もギュッとおし固めない様にします。

・水をたっぷりあげますが、あげすぎも良くありません。最初の水やりは夕方には土が乾いてるくらいが良いでしょう これで、およそ1週間で芽が出てきます。

水やり

水やりは毎日行いましょう。春秋は1日一回の水やりです。夏は2回行います。

・日中は気温が上がりすぎる時間を避け、朝の10時までには行う様にしましょう。

・夏の夕方の水やりは太陽が沈みかける頃に水やりをします。 気温が高すぎると水の温度も上がり根を傷つけたり、蒸れて根腐れの原因になってしまいますので水やりの時間は守っていきましょう。

土の表面が乾いたら水をやるのが基本です。

注意アイコン昼間の暑い時間と夜中のツルが伸びる時間は避けること!

朝顔の育て方・育苗

間引き

間引きとは成長の遅いものや害虫に食べられてしっまた葉を引っこ抜くことを言います。

朝顔は、苗が混み合ってくると、間隔が狭くなり日当たりが悪くなったりし生育が悪くなってしまいます。そのために間引きをする必要があるんです。

◆間引きのやり方

1株に対して本葉が2~3枚になりましたら、一番生育のいいものを残し、他は間引いてください。せっかく育ったのに心苦しいですが、良い朝顔を育てるために必要な手入れなんです。

※本葉というのは、一番最初の葉っぱ(子葉、双葉)の、次に生えてくる葉っぱのことです。

摘心

本葉が8~10枚ほどになったら摘芯(てきしん)を行いましょう!摘芯とはツルを摘み取ることによって新しいツルの成長を促すために行います。

摘芯をやるのとやらないのでは大きな違いがあります。摘芯を行わないと下の部分がスカスカの状態になってしまいます。

◆摘芯のやり方

摘芯は第1の本葉(下から)から数えて、第5か第6の本葉の上のツルを切るようにしましょう。

摘芯は必ずハサミを使ってください。ケガに注意してくださいね。手で切ると株が弱くなったり、枯れてしまう原因になります。

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支柱を立てよう

摘芯をすることによって新しいツルをどんどん伸ばしてあげるのですが、次は支柱やネットを用意し、伸びていくツルを誘導してあげましょう。

朝顔は支柱やネットに触れると、巻き付きながらどんどん成長していくんですよ。

◆支柱の立て方

今回は鉢植え、または鉢植えサイズのプランターを例にご説明します。


※画像をクリックすると支柱のネット購入画面に移動できます。

使用する支柱は上記の画像の様な支柱をホームセンターなどで購入します。出来上がりは下記の画像の様な「行灯(あんどん)仕立て」というものになります。小学生が栽培するのがこのタイプすね!

※画像をクリックすると支柱のネット購入画面に移動できます。

購入した支柱を立てたら右巻きにツルを巻きつけて導引する様にします。つぼみは支柱の外側を向くようにすると花が咲いた時に見た目が綺麗になります。

手間がかかりますが、毎日観察しながらツルを導引してあげれば開花した時に全体的に見た目の良い朝顔になりますよ!

朝顔を家に持って帰ってきたら

今までご紹介した朝顔の育て方についてはお子さんが学校で先生の指導を受けながらやっている事です。夏休みに入るとお子さんが夏休みの自由研究の為、家に持って帰ってきます。

そのあとは親御さんがサポートしてあげられると良いかと思います。

まずは朝顔の状態をチェックしてあげましょう。

鉢の中に土は十分入っていますか?
土が減っていたら8割程度の量までふんわり入れてあげましょう!

鉢の中で根がパンパンになっていませんか?
鉢(プランター)のなかで根がギュウギュウに詰まっていたら、大きめの鉢に移し変えてあげましょう。そのままにしておくと葉は枯れますし、水をやっても効果なしとなってしまいます。大きめの鉢に植え替えるときは古い土でも落とさずに植え替えてくださいね。朝顔は直根性の植物で、根っ子に傷をつけてはいけませんのでそのくらい慎重に行う必要があります。

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肥料は与えていますか?
肥料を与えていなかったら、肥料を与えましょう。朝顔の肥料は窒素・リン酸・カリを等分に与えます。液体と固形がありますが、与える頻度が異なります。液体の場合は7日~10日に1回のペースで、固形の場合は1ヶ月に一度のペースです。

葉は枯れていませんか?
葉っぱが枯れていたら引っこ抜きましょう。

害虫はついていないませんか?
アブラムシなどの害虫がついていたら市販の殺虫剤で対処しましょう!

朝顔の置き場所

朝顔は日当たりが良く、風通しの良い場所に置きましょう!

風通しが悪いと害虫の原因となりますので、その点も注意してくださいね。

あまり暑いと根が腐ってしまうことがありますので、場所を移動しながらほど良く陽に当てていきましょう。

アスファルトやコンクリートの上は温度が上がりすぎてしまうので、特に日中は避けましょう。

また、夜に街灯など人工的な光があたる所には置かない様にしましょう。朝顔は日照時間が短くなったことを感知して、咲く花ですので人工的な光を当てると本来のサイクルが乱れてうまく咲かなくなってしまいます。

ポイント

・暑すぎず日当たりが良いところにおく。
・風通しの良いところにおく。
・人工的な光が直接あたる所にはおかない。

夏休みの旅行などで水やりができないときは?

どうしても数日留守にする場合は自動給水グッズを利用するのも良いでしょう。これらの商品の場合は常に少しづつ水を補給するものになりますので、留守にする期間が長い場合は水をあげ過ぎてしまい、不向きと言えます。2泊ほどの旅行などであればおすすめです。

追肥

肥料は先ほどご紹介した様に固形と液体があります。液体の場合は7日~10日に1回のペースでの追肥が必要になりますので、忘れない様にしましょう!

必ず窒素・リン酸・カリを等分のものにしてくださいね。

害虫の退治の仕方

朝顔の害虫といえばアブラムシです。アブラムシは茎から汁を吸い弱らせてしまいます。

アブラムシがついた時は市販の殺虫剤で対処してください。

アブラムシには牛乳スプレーが良いという話もありますが、こちらに関しては完全に駆除するのは難しいです。

簡単に用意でき安価ではありますが、使用後は牛乳の生臭が残りますし、カビの原因にもなりますので葉を洗ったりと意外と手間がかかります。

実際に駆除できるのも3割程度という所でした。神経質な方にはお勧めできません。

しかし、小学生の自由研究の場合、こういう方法もあるという事で試してみるのはとても良い事だと思います。

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朝顔が咲いたら

 

朝顔の花は、夜明け前に咲き始めます。花が開くのを見流のであれば、3時か4時に起きておかなければなりません。

ちょっと大変ですね。

でも、植物が生きている様子を実際に見れるチャンスです。頑張って早起きして開花をみるのも夏休みの素敵な思い出になるのではないでしょうか?

どうしても早起きできない場合は前日の夜に咲きそうな花を見つけて、筒状にした紙をつぼみにかぶせておきます。

朝起きた時に紙を外せば開花の様子を見ることもできますよ。

私は小学生の時は夜中に起きて朝顔が咲くのを待ちました。普段起きていない時間に特別に起きれて、なんだかワクワクしたのを覚えています。

朝顔が咲いた時には明け方なので静かに「ワぁー」って言ったのを覚えていますw こういう体験もあっても良いのかなと思います。

葉っぱが枯れていた場合

花が咲く過程でもそうですが、枯れている葉っぱがあったら、ひっこ抜く様にしておきましょう。元気な花や葉に悪影響となってしまいます。

種の収穫

夏も終わり少し涼しくなりはじめると朝顔の花も枯れてタネが出来ます。種を収穫する場合、花がしぼんだあとも摘み取らずに残しておきましょう。

殻の中にタネが出来て殻が自然に割れると収穫時期です。

種は1か月ほど自然乾燥させると黒くなります。その後は紙か封筒などに入れて翌年のために保管します。

封筒に花の色などの情報を書いておくと良いですね。

小学生でも朝顔を綺麗に咲かせるコツ

朝顔を綺麗に咲かせるポイントとしては成長過程で水やり・間引き・摘芯(てきしん)をしっかりよりましょう!

これをやるのとやらないのでは咲き方に大きな違いが出てきます。

それ以外はお父さんやお母さん、家族に手伝ってもらっても良いですね。

 

アサガオの成長過程の動画を栽培の参考にしてみてください!

 

まとめ

朝顔は小学生のお子様でも比較的簡単に栽培できる植物です。

夏休みにお子様が持ち帰った朝顔を引き続き綺麗に咲かせられる様に親御さんからお子様へのアドバイスにこの記事を役立ててもらえたら幸いです。

 

さいごに大切なポイント

・学校から持ち帰ったら朝顔の状態をチェックしましょう!

・毎日の水やり、間引き、摘芯をしっかりやる事が綺麗に咲かせるコツです。

・毎日、観察しながらしっかりと栽培する事が大切です。勝手には育ちません。。

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