うまく見える字の書き方は?ポイントは書き始めと「一、二、三」を極めること!?

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最近、パソコンやスマホでメールばかり打っているせいで、字を書く機会がめっきり減りました。

わたしはもともと字が上手ではないのですが、スマホを使うことでますます書く機会も減り、一向に上手にかけません。

日頃の生活の中でご祝儀袋や香典の名前など他人に見られる「字」を書く機会も増えてきます。

せめて、自分の名前だけでも恥ずかしくない大人の字をかけたらいいと思いますよね。

今回はペン字講師の萩原季実子先生が教える方法を交えながら、うまく見える時の書き方のポイントをご紹介しますね。

わたしもコレを意識することで、少しは大人っぽい字に近づけたかなと思います。

   目次

漢字を書く時は打ち込みから始める!

漢字は画数が多いものですが、、ひとつポイントを押さえるだけで子どもっぽい字から大人ぽい字にすることが出来ます。

 

そのためには漢字の書き始めを意識することでぐっと印象の違った漢字が書けます。

 

45度に打ち込んで「ため」をつくる。

 

漢字の横線を書くときに、45度の「ため」を入れてから書く様にしましょう。

 

どの線にも45度の「ため」入れます。

 

なぜ、45度の「ため」を入れるかと言うと、書道をする際、字を書くときに筆を置く動作がありますが、それをペン字でも意識してやることで美しい漢字を書くことが出来るのです。

 

美しい大人っぽい字を書くために必要なものは?

綺麗で美しい字を書くには綺麗に書きやすい環境を用意するのもポイントです。

 

2つの道具をよういします。

 

  • 透明の下敷きシート
  • ゲルインク
これらを使ってかくことにより、大人っぽい字が書けるようななります。

 

下敷きを敷き、柔らかいところで書くことにより45度のためが入りやすいという理由があります。

 

また、ゲルインクは最初から最後までインクが均等に乗るためにペン字をする際はゲルインクのものがおすすめです。

 

「一、二、三」の書き方をマスターすることでいきなり上達!

漢字には横線を含むものが多いですよね。

 

しかし、多くの方が横線を書くときに、横線がすべて同じ向きに向いてしまっているのです。

 

コレが非常に子供っぽい字に見えてしまう原因なんです。

 

横線てあまり意識したことないですよね。

 

それを解決する方法として漢字の「一、二、三」をマスターすればよいのです!

 

「一」の書き方

  1.  45度の打ち込みを入れる。
  2.  そこから緩やかな山を描くように横線を書く。

 

「二」の書き方

  1.  45度のためを入れ、斜め上に線を引く
  2.  2画目は「一」と同じ様に45度に「ため」を入れてから、緩やかな山を描くように反らす。

 

「三」の書き方

  1.  1画目は「二」と同じ様に斜め上に
  2.  2画目は平行に横に引く
  3.  3画目は「一」と同じ様に45度に「ため」を入れてから、緩やかな山を描くように反らす。

 

なぜ、「一、二、三」の練習がよいのか?

多くの漢字の横線の数は1本〜3本で構成されていることが多いのです。

 

そのため、ご紹介した「一、二、三」を綺麗に書くことによりバランスの取れた美しい文字に仕上がります。

 

字を書く際には、自分が書こうとする漢字に横線が何本あるかを見ておくと良いです。。

 

例えば「美」という漢字。

 

「一、二、三」の法則で考えた場合、2組の構成になっていいますね。

 

「美」の場合は上部に3本線。下部に「大」の字の横線が1本で構成されていますね。

 

「美」も横棒を同じ向きに書く方が多いのですが、やはり子どもっぽい字になってしまいますので、この場合も「一、二、三」を意識して書くと綺麗に見えます。

 

上の3本構成の場合は先程のように「一、二、三」の順番で書いていきましょう。

 

そして「大」は1本構成なので「一」を書くように横線を引けばよいのです。

 

「口」を使う漢字はスキマを使って品格あげる

 

「目」や「田」のように四角の中に横に閉じる線の漢字で大人っぽい雰囲気を出したい場合は横に閉じる線の両サイドにスキマを開けると良いです。

 

そうすることによって、インクの抜け感を出すことができ、上品な雰囲気を出せます。

 

四角い漢字は逆台形に書くと良い!

 

四角い形の漢字。

 

例えば「口」や「南」等の場合、四角い部分を正方形に書くのではなく、下部を狭めると非常に美しい形になります。

 

上から下にだんだんと面積を狭くするイメージで書き、逆台形を作ることで幼い印象から引き締まった大人の印象の漢字になりますので意識してみましょう。

 

ひらがなはつながりを書くことで簡単に上達

次にひらがなの美しい書き方をご紹介します。
ひらがなの場合は打ち込みは使いません

 

ひらがなを書く際は1画ずつ独立させて書くより、全ての画が1画でつながっているイメージで書くと大人っぽいひらがなが書けるようになります。

 

1画終わった後の次の画との間が見えない線でつながっているイメージでペンを動かしていくと大人っぽい印象のひらがなに仕上がります。

 

一筆書きのひらがなは丸みを加える

一筆書きのひらがなの場合もひとつポイントを押さえるだけで、ぐっと印象が変わります。

 

「へ」と「て」などのように角を曲げて書くようなひらがなの場合、「角」に丸みを意識して書くとひらがな本来の丸みが強調されとても美しい字になります。

 

 

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きれいな字を書く際に抑えておきたいポイント

他にも綺麗で大人っぽい字を書くために抑えておきたいポイントがあります。

 

・筆圧が弱いと読みにくい字になってしまうので、濃いめのインクや鉛筆、シャープペンの芯を使うようにすると良いです。

 

字は全体を通じて同じ大きさに揃えることがポイントです。

 

同じ字が重なる「林」、「森」などの場合はあとから書く「木」のほうをやや大きめに書くとかっこ良い字になりますので意識してみましょう。
・漢字を書く際に横線を右上がりにし過ぎるとバランスが悪くなるので、やや右上がりを意識するようにしましょう。

 

縦の並行な棒は、下が広がらないようにしましょう!斜めになってもいけません。

 

・文字はやや大きめに書くと読みやすい字に見えるようになります。

 

テクニックではありませんが、とにかく丁寧にゆっくり書くときれいに見えます。

 

早く書こうと焦らない事がコツです。

 

これだけでもきれいな字が書けますよ。

 

うまく見える字の書き方は?ポイントは書き始めと「一、二、三」を極めること!?まとめ

きれいな字を書くにはなにより練習が一番ですが、今回ご紹介したポイントを意識することで、ぐっと印象の変わった字が書けるようになります。

 

やわらか目の下敷きを使うのはかなりおすすめです!

 

「ため」を意識するだけでも大人っぽい字になることは間違いありません。

 

ぜひ、挑戦してみてください。

 

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