賃貸のフローリングに傷!自分で補修する方法やおすすめの補修グッズ

フローリング

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フローリングに傷がついてしまうと、意外とショックといいますか、やっちゃた感が大きいですよね。一番の心配としては賃貸物件の場合に退去時の補修費の請求ですよね。

傷をつけない事が一番なのですが、普通に生活していればどうしても傷はついてしまうものです。

この記事ではフローリングに傷がついてしまった場合に自分でできる補修方法おすすめの補修グッズをご紹介します。

また、なるべく傷をつけない方法や賃貸物件の退去時の補修費請求についてもご紹介したいと思います。

 

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   目次

フローリングとは?

フローリングとは木材で出来た床のことを言います。住宅用のフローリングに関して様々な施工方法がありますが、素材としては木材であるということです。

近年の賃貸アパートなどではフローリング風のクッションフロアがありますが、補修に関しては方法が異なります。

フローリングの傷は自分で直せる?

フローリングに傷をつけてしまった時は見た目もそうですが、補修費を請求されるという恐怖が頭をよぎりますよね。。

退去時の事を考えて、安く済むのであれば自分で直しておきたいと思うのではないでしょうか?

小さな傷や凹みであればご自身で直す事ができますよ!

そのための補修材などもたくさん売られています。

ただ、大きな傷となってしまった場合はプロに依頼しなければ直らない場合もありますが、よほどの事がない限り、プロに依頼する様な事は少ないと思いますので、目立たなくするというレベルであればDIY感覚で補修できますので、試してみるのも良いですね。

フローリングにおすすめの補修グッズと直し方

キズ消しシート

一番簡単なキズ補修グッズです。ちょっとしたキズにおすすめです。手軽なのでこまめに補修が出来て便利ですね!

使用した感想としては深い傷などには完全に向いていないです。実際はキズを消すというより目立たなくする商品ですので、正直、名前負けです。本当に微々たるキズに使用するのが良いのかと思います。ただ、楽です。

 

注意アイコン油加工された床や油性ワックス・乳化性ワックス等を使用した床、水がしみ込む床(白木等)、特殊な床(ウルシ・鏡面仕上げ等)、土足で歩く床、石床には使用できません。

 

◆補修方法
つや消しシートでフローリングを拭くだけです。ゴシゴシやらないようにしましょう。一度乾いたら何度か繰り返すと良いです。

フローリングのキズ隠しテープ

フローリングについてしまったキズを簡単にテープで隠すことが出来ます。UV加工もされていて紫外線にも強いテープです。 フローリングの他にドア・柱・家具などのキズかくしや保護にも使え、色や柄も豊富ですので自宅のフローリングに合わせられるのが良いですね。

私も以前、使ってみてとても良い補修テーだと思いました。何より簡単で失敗が少ないところがおすすめです。あくまでもテープなので貼った感がゼロではありませんが、それでも補修後は満足できる仕上がりになると思いますよ。1箇所貼ると他の場所が気になって追加してしまう人もいるかもしれません。あまり神経質にならない方が良いですね。シールなのでフローリング風のクッションフロアにも使用が可能ですね。

 

◆補修方法
フローリングのほこり、汚れ、水分等をよくふき取ります。 必要な長さにテープをカットします。 はくり紙をはがしながら、空気をヘラなどで押し出しながら貼り付けます。

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かくれん棒 フローリング用

素人でも簡単に補修できるへこみキズ向きの補修剤です。フローリング以外のへこみキズにも利用できます。補修後には通常と同様にワックスがけの清掃もできますので安心です。

使用した感想としてはこれだけでは色が馴染まないなぁと思いました。補修したことが丸わかりなんですよね。せっかく補修したなら自然な仕上がりがいいですよね。

色が合わない場合は補修用のマニキュアで仕上げをする事をおすすめします!かなり自然な仕上がりになりますよ。キズを隠すというよりリペアしている感じがあるので、DIY好きの方には楽しいかもしれません。

ちょっとした傷であれば、住まいのマニキュアだけでキズの補修が可能な場合もあります。

 

 
◆補修方法は動画を参考にしてみてください。

キズなおしま専科

こちらは本格的な補修キットになりますが、プロの方でなくても補修は可能です。手間は少しかかりますが、仕上のクオリティーはかなり高いので、元の状態に近づけたいのであればおすすめです。木目ペンがついているので、木目も再現できます。クリアもありますので、また、えぐれのない凹みの補修にも対応できます。

こちらの補修剤は耐熱性があるので、床暖房のフロアにも使えます!

使ってみた感想としてはちょっとコツが要るかな?と思いました。色合の調合も少し難しいですが、全て慣れれば綺麗にできます。とにかく、動画や説明書をみて慎重にやる事をおすすめします。

 

◆補修方法は動画を参考にしてみください。

家族で補修屋さん

簡単に仕上がり良く補修ができるキットです。電池式のコテを使用して補修します。比較的、短時間で補修することができるのも嬉しいです。色はダーク系とライト系があります。

使用した感想は浅い傷より深い傷の方が向いてるかなと思いました。色に関しては単色では馴染ませるのが難しいので、ライト系とダーク系を調合すれば自然な色合いの仕上がりにすることができます。簡単に出来たというところが良かったです。

 

◆補修方法は動画を参考にしてみてください。

床用 カラーワックス

キズ隠しとワックスがけが一石二鳥!ペットの引っかきキズや家具の移動の際についてしまった浅いキズに最適です。使い方も簡単でキズはもちろん色褪せてしまったフローリングが蘇ります。色も数種類ありますが、色はクリヤー・ブラウン・ディープブラウン・ナチュラルブラウン・オークの5種類。

 

◆補修方法
30cm幅以内で作業スペースをいくつかに分けて、フローリングの目に沿って、軽く撫でるように均一に塗ります。雑巾掛けのように塗ってしまうと色むらや厚塗りになったりしますので注意してください。

仕上げに同商品のクリヤーを使用すると一層綺麗に仕上がります。

この商品は私は使用したことがないのですが、ワックスがけが同時にできる点が気になっています。部屋のキズも浅いものばかりなので、補修というより、掃除と同じ感覚で使用してみたいです。

カラーパテ 木材のひび割れや穴をうめる!!

フローリング以外の木製品の欠け・えぐれ・割れ・隙間の充填・補修もできます。深いキズに最適な補修剤です。 色数は12色あり、朝食も可能なため色合わせには困ることはなさそうです。

硬化後は釘打ちや塗装も可能ですので、色合わせに失敗しても上から塗れるのが良いですね。

 

◆補修方法
キズにパテを埋めて硬化後に研磨し、仕上げて行きます。塗装も可能ですので色を調整したりツヤを出したり、お好みに仕上げることができます。

クッションフロアの補修はどうする?

クッションフロアの場合はフローリングと異なりますが、よくあるのが、タバコなどの焦げ付きですね。気になりますよね。焦げ付きの補修もご紹介します。

浅い焦げ付きの場合はシームシーラーという補修剤を使用します。

 

 
◆補修方法
  1. シームシーラー液をダメージ箇所に数滴垂らします。
  2. 数分置いてから乾拭きをしてください。
  3. これを何度か繰り返します。

以上である程度焦げ付きは目立たなくなります。

深いキズや焦げができてしまった場合は部分的に張り替える必要が出てきます。

フローリングに傷をつけないためには?

キズがついてしまったものは仕方ないですが、できることならばキズはつけたくないですよね。そのためにはあらかじめキズがつきにくいような対策をしておく必要があります。

キズの主な原因は家具を引きずった時やペットの爪、硬いものの落下などがあります。

家具の場合はフローリングとの接地面に家具の保護パッドを貼りましょう。

 

室内で飼っているペットの場合はあらかじめ、フローリングの上にカーペットやマットを敷く方法が一番良いかと思います。浅い傷しかつかないのであれば補修剤で綺麗にできますが、フローリングが削れてしまうようであれば、本格的な補修も必要になりますので、保護シートのようなもので対策するのが良いでしょう。

 

そのほかの硬い物の落下やタバコの焦げなどは気をつけましょう!ってことになってしまいますね(笑)様々な補修剤がありますので、適切なもので補修して行きましょう。

 

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傷をつけてしまうと敷金は返ってこないの?

フローリングに傷をつけてしまった時。もちろん見た目の問題もありますが、もう一つ心配なのが、退去時に請求されてしまわないかと言うことですよね。

これは多くの方が心配することだと思います。

賃貸の場合、退去時には原状回復をして明け渡す。原状回復費用は敷金から差し引かれると言う認識だと思います。

この原状回復という言葉が結構、怖いですよね。。。

入居した時と同じ状態。。。?

実はそんなに神経質になる必要はないんです!退去時に求められる現状回復の内容を明確化したガイドラインが国交省より発表されています。

ガイドラインによると原状回復とは、貸借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、貸借人の故意・過失、善管注意違反、そのほか通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損(きそん)を復旧すること」と定義し、「貸借人が借りた当時の状態に戻すことではない」となっているのです。

つまり、普通に生活してできたキズは必ずしも請求されたり差し引かれたりするものではないのです。しかし、あくまでトラブル防止のためのガイドラインとして一般的な基準を示したものなので、法的な効力はありません。

原状回復のガイドラインにみる賃貸人・賃借人の負担区分

オーナーさんが負担するもの

◆通常の住まい方で発生するもの

  • 家具の設置による床・カーペットのへこみ、設置跡
  • テレビ・冷蔵庫等の後部壁面の黒ずみ(電気ヤケ)
  • 壁に貼ったポスター等によるクロスの変色、日照など自然現象によるクロス・畳の変色、フローリングの色落ち
  • 賃借人所有のエアコン設置による壁のビス穴・跡
  • 下地ボードの張替えが不要である程度の画鋲・ピンの穴
  • 設備・機器の故障・使用不能(機器の寿命によるもの)

◆建物の構造により発生するもの

構造的な欠陥により発生した畳の変色、フローリングの色落ち、網入りガラスの亀裂

◆次の入居者確保のために行うもの

  • 特に破損等していないものの、次の入居者を確保するために行う畳の裏返し・表替え、網戸の交換、浴槽・風呂釜等の取替え、破損・紛失していない場合の鍵の取替え
  • フローリングのワックスがけ、台所・トイレの消毒、賃借人が通常の清掃を行っている場合の専門業者による全体のハウスクリーニング、エアコン内部の洗浄

借りていた人が負担となるもの

◆手入れを怠ったもの用法違反・不注意によるもの・通常の使用とはいえないもの

  • 飲みこぼし等の手入れ不足によるカーペットのシミ、冷蔵庫下のサビを放置した床の汚損、引越作業等で生じた引っかきキズ、賃借人の不注意によるフローリングの色落ち
  • 日常の清掃を怠ったため付着した台所のスス・油、結露を放置して拡大したカビ・シミ、クーラーからの水漏れを賃借人が放置して発生した壁等の腐食、喫煙によるヤニ等でクロスが変色したり臭いが付着している場合、重量物をかけるためにあけた壁等の釘穴・ビスで下地ボードの張替えが必要なもの、天井に直接付けた照明器具の跡、落書き等故意による毀損
  • ペットにより柱等にキズが生じ、または臭いが付着している場合
  • 風呂・トイレ等の水垢、カビ等、日常の不適切な手入れもしくは用法違反による設備の毀損、鍵の紛失または破損による取替え、戸建て住宅の庭に生い茂った雑草の除去

引用元:全国賃貸不動産管理業協会

 

あくまでガイドラインですので、トラブルを防ぐためにも入居時の現状写真などを撮っておくと良いでしょう。

基本的には普通に生活してついたキズなどは請求されないはずですので、ビクビクしながら生活する必要はありません。

まとめ

フローリングのキズの補修方法やおすすめの補修グッズを紹介しました。DIY好きはもちろん、部屋を綺麗に維持したいと思うのであればぜひ、ご自身でリペアをしてみると良いかもしれません。

結構、自分で直せる補修剤は手に入りやすいです。

私は以前、家具の補修を趣味でやっていたことがありますが、やはり綺麗に仕上がると嬉しいものです。

・補修剤はキズの深さや種類によって使い分けましょう。

・値段も高額ではありません。

・クッションフロアは補修方法が異なります。張り替えなどが生じフローリングよりは補修が難しいかもしれません。

・生活しているうちに自然と付いてしまったキズは請求されるものではないという考え方が一般的です。

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