引越しの際に、色々な不動産を内見してから決める人がほとんどですが、内見後に別の不動産で良い物件を見つけてしまった場合。検討中の物件を断らなければなりませんよね。
気まずいですね。。。
せっかく、紹介してくれて、内見までさせてくれたのに。
直接不動産屋に行くのには勇気がいりますし、電話で断れるものであれば電話で断るのが一番ですよね。
そこで今回は、内見後の不動産の契約を断るにあたって、断る際の言葉や方法などについて解説したいと思います。
また、別の 不動産屋に変えたい場合の言い方や注意点についても、お話しさせていただきますね。
目次
賃貸の内見後の断り方は?
まず、内見してしっくりこない不動産であれば、断っても全く問題ありません。
「せっかく時間を割いてくれたのに」「断ったら嫌な顔をされないかな」と心配する気持ちは分かりますが、断る事は全く悪いことではないのです。
むしろ、不動産屋の方は断られる事は日常茶飯事で、断られる覚悟が出来ています。
では、どのように言って断るのが良いのか、具体的な方法をご紹介していきます。
断る時には理由をハッキリ言うのがポイントです。
例えば、
・パチンコ店や飲み屋があって音が気になりそう
・物件周辺の歩道の整備が甘い
・部屋の匂いが気になる
・購入予定の家具家電が入らない
と言ったような、具体的なエピソードを断る際の理由にすると良いでしょう。
絶対にやってはいけない断り方もあります。
それは、予算に見合わないという断り方です。
使い勝手がいい断り方なのでついつい使いがちですが、NGの断り方の1つです。
なぜならば、予算の範囲外である物件は、最初から内見すべきではないからですね。
予算に見合わないと断られたら、不動産屋の担当者も「最初から内見するな」と気を悪くしてしまいます。
担当者も忙しい中で時間を作って内見させてくれたのですから、無駄足だと思われるような断り方は避けるべきですね。
もう1つのやってはいけない断り方は、他の物件を見つけた、あるいは他の不動産屋に頼むという言い方です。
これは絶対に言ってはいけないということではないのですが、不動産屋の担当さんを少なからずがっかり言い方ですし、場合によっては面倒な事になる可能性があります。
それは後述させて頂きます。
内見後に別の不動産屋に変えたい場合はなんて言えばいい?
契約前に、別の不動産屋に変更するのは問題ありません。
断り方としては担当者さんから「それは仕方ないですね」と言われるような断り方が理想です。
先程もお話しした通り、正直に「他の不動産屋にお願いする事にしました」と言うのは避けたほうが良いです。
なぜ、避けるべきなのかと言うと、「それはどこのお店ですか?場合によってはうちで扱えますよ」と食い下がられる可能性があるからです。
そうなるとなかなか断るのが難しくなり、最後まで断ろうとしていた店で探さなくてはいけなくなる、なんて事になりかねません。
実は不動産屋さんが紹介してくれる物件というのは一部をのぞいて、どこの不動産屋でも紹介が可能なんです。
不動産業界にはどの不動産屋も閲覧できる業界専用の物件情報サイトがあったり、ある物件を管理している管理会社や不動産屋さんの許可を貰えれば物件を自分のところのお客さんに物件を紹介することが可能になっているんです。
ですので、断る際には物件や住環境等が合わないとを伝えて断るのが正解です。
本当は担当者の対応が良くなかったり、信頼できそうにないと判断したなどの理由という場合もあるでしょうが、それは心の中にしまっておきましょう。
担当者によっては、自分の納得できない断り方をされると感情的になったり、攻撃的になったりする人もいます。
追求されないよう、「それは仕方ないですね」と言われるような理由を使ってハッキリ断りましょう。
内見後に電話で断わるのは失礼じゃない?
内見後の断り方として電話での連絡は全く問題ありません。
さきほどご紹介した内容に加えて、担当者にきちんとお詫びをし、内見の時間を作ってくれた事に感謝の言葉を伝えましょう。
また、次の引越しでお世話になる可能性も十分にあるので、担当者の名前は控えておくようにします。
次回以降利用する時は、その担当者を指名すると非常に喜ばれます。
勿論、担当者が気に入らなければ無理に指名する必要はありません。
まとめ
賃貸物件内見後の断り方についてご紹介しました。
改めて、
・不動産を内見後に断る場合は、具体的な理由をつけて断るようにしましょう。
ただし「他の物件に決めた」「他の不動産屋に頼む」という断り方は、余計なトラブルを招く原因になりますので注意が必要です。
物件の状態や住環境が合わないと判断したと伝え、「それなら仕方ない」と思わせる理由を伝えるようにしましょう。
理由が甘いと担当者に追求され、断るに断りきれない状況に追い詰められる危険性があります。
・内見後に断りを入れる場合、電話でその旨を伝えても大丈夫です。
ただし担当者への詫びと感謝の気持ちは必ず伝え、次回以降も気持ちよく利用できるようにしましょう。
ご参考になれば幸いです。