飴まるです! ここ数年、MCバトルを始めラップを聴く機会って増えましたよね。
四天王と呼ばれる人たちがいて、めちゃくちゃかっこいいと思うんですけど、そんなスターを観て自分もやりたいって人多いんじゃないでしょうか?
今回はそんな人たちにラップの練習の仕方や上達のコツを紹介したいと思います!
目次
ラップとは
ラップの誕生は1960~70年代、ニューヨークで見られたブロック・パーティーだと言われています。
ヒップホップ主要四大要素の一つで小節の終わりで韻を踏みながら、あまりメロディをつけずに、リズミカルに喋るように歌う方法です。
口語に近い抑揚で発声する唱法と曲の拍感覚に合わせる方法と合わせない方法の二種類があります。呼び方として「ラップ・ミュージック」や「ヒップホップ・ミュージック」などと呼ばれています。
フリースタイルとは?
最近、テレビ番組などでも観られますが、あらかじめ用意した歌詞ではなく即興で歌詞を作って、歌詞とライムの技術を競うスタイルをフリースタイルといいます。深夜番組で観たアレですね。
ラップをやってみよう!
みなさんがラップをやる機会は大きく分けてカラオケのフリースタイルの二つかなと思います。それぞれの練習方法を見てみましょう。
カラオケ
最近では日本のアイドルの曲にまでラップが取り入れられ、ラップの認知度は上がってきています。 そのようなことから一般の人でもカラオケでラップを歌う機会が増えてきています。 うまく歌いきればカラオケも盛り上がりますし。自分自身も気持ちが良いと思います。
MCバトル
最近ではテレビの深夜放送でも観ることができましたが、フリースタイルのMCバトルなどが人気を呼んでいて、四天王までいるといったところです。 たくさんの人がフリースタイルのラップを楽しんでおり、公園などで練習している人も見かけますよね。
ラップの練習方法とコツ
それではラップを上達させるための練習方法とコツを紹介していきます。
カラオケの場合
まず大前提としてラップは語りであることを意識しましょう。
ラップは歌とは異なります。ラップの場合は感覚で堂々と歌うことがコツです!
カラオケの場合は画面に歌詞が出てきますが、画面を見て歌っていては追いつかず、歌いきれないでしょう。
カラオケで歌ったことがある人は分かるのではないでしょうか。歌いたいラップがあれば歌詞を丸暗記することがポイントです。
ラップはメロディはないのですが、リズムが強調されています。
言葉自体がリズムとなりますので、言葉をリズムに載せることが大切なんです。
歌い方としては言葉の頭の部分をはっきりと発声して語尾の韻を踏むところを強調させるようにしましょう。それによって軽快なリズムになってきます。
これらを意識しながら手を叩いてリズムをとったりしながら練習すると良いです。
ラップは歌と違って「語り」となります。歌を歌うように裏声を使ったり、音域を変えたりせずに自分の声の音域で語るようにしましょう。 歌の部分とラップの部分の音域が極端に変わってもそれは良いギャップとなり、曲全体の深みにも繋がります。
原曲のアーティストの歌いかたを真似してみましょう。言い回しやイントネーションの強弱も真似してみましょう。
またヒップホップアーティストは歌詞に合わせていろいろな動きをします。動きながら歌うことで感覚もつかめますし、
まさに身体で覚えるという状況になります。鏡を見ながら練習すると良いですね。
歌詞にはない掛け声や合いの手を入れてみるのも良いですYo!ヒップホップのアーティストは乗ってくると「yeah」や「yo」などと入れていると思います。
これらを使うことによって、雰囲気も出て、曲全体に立体感も生まれ、よりミュージシャンが歌う原曲に近づくことができます。
あとは実践あるのみですね。
カラオケで歌うのであれば楽しむことが一番ですので、うまく歌うことよりも楽しむことを一番にして、カラオケに行ってどんどん練習しましょう。
韻を踏むとは?
ちょっとここで用語解説をしますね。
「韻を踏む」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?少し知っている方の中にはダジャレと一緒という認識の方もいるかと思います。
しかし韻とダジャレには違いがあります。ラップをやる上で韻を踏むということは欠かせない条件になってきます。
韻を踏むとはどういうことでしょうか。 ダジャレ・・・・秋田(アキタ)に飽きた(アキタ) 韻・・・・・・アルミ缶の上で待つ時間 この二つの違いですが、ダジャレは言葉が全て一致しています。
一方、韻は2つ以上の言葉の母音がすべて一致している状態です。
アルミ缶の上で待つ時間は「あういあん」という2つ以上の同じ母音で構成されています。
これが韻になります。
韻はラップだけに使われるものではなく、日本おミュージシャンではサザンオールスターズやミスターチルドレンなどが韻を多用した楽曲をたくさん作っています。
フリースタイルの場合
フリースタイルのラップをやるのが流行になりました。
きっかけは深夜番組のフリースタイルダンジョンでしょうね。
サイファー(集まってフリースタイルでラップをし合うこと)しているのを見かけることが多くなりました。それをきっかけにラップを始めたいという方も多いのではないでしょうか。
フリースタイルとは「即興」でラップをするスタイルのことになります。
1対1でバトルをするMCバトルは激しく罵り合っているようにも見えますよね。
イメージとしては怖いイメージも確かにありますが、最後には平和的に終わっているはずですw
それでは練習方法を紹介しますね。
フリースタイルの練習方法
まずは声の入っていない、インストゥルメンタルの曲を聴いて、ラッパーの真似をしてみましょう。
真似をする部分はラップの部分ですよ。
ゆっくりで構わないので韻を踏むことを意識しながら、何度も繰り返しましょう。
空き時間を利用して訓練することで少しずつできるようになってきます。頭の中をゼロの状態からやると難しいので好きなラッパーの真似をしながらやると良いと思います。
MCバトルも参考にしながら、好きなラッパーに近づく様に何度も繰り返し練習します。
何事もそうなんですが、練習中のパクリは悪いことではありません。むしろ必要なことですし、上達の速度も変わってきます。パクリが次第にオリジナリティに変化してきます。
意識することはリズムに乗って語ることです。下手でもなんでもなりきってみましょう。
上達のコツ
韻が踏めない。。。言葉が出てこない
こういう悩みがあると思います。その場合は自分の目に入ってきたものをなんでも言葉にする訓練をしましょう。
街の看板や通りすがりの人の特徴。。なんでも利用できます。最初は短い言葉からでも大丈夫です。
ラップに限らず即興に必要なのは頭の回転と瞬発力です。
目に飛び込んできたものを躊躇なく発することができる様にしておきましょう。
仲間を作ろう
仲間を作って練習することは上達を早めます。仲間を参考にしたりお互いに上達していけますし、ボキャブラリーも増えるでしょう。
デメリットはないくらい重要なことです。
仲間を探す:音楽活動仲間探しのmenbo.net
知識を増やそう
フリースタイルのラップは即興ですのでボキャブラリーが豊富な方がいいですね。
時事問題を始め流行や歴史など、なんでも為になります。
知識を貯めておけば薄っぺらなラップをしなくてすみます。相手に観客に突き刺さるラップをしましょう。
トレーニング用の音源の探し方
練習する際に音源が必要になるかと思いますが、Youtubeで探すと良いです。
探し方としては「freestyle beat」「フリースタイル inst」などと検索すると練習に最適な音源を見つけられます。
まとめ
今回はラップの練習方法と上達のコツを中心に紹介してみました。
カラオケでもフリースタイルでもカッコよくできたら尊敬の眼差しを受けるでしょう!
コツコツ練習することが大切ですね。 頑張ってみてください!!