東京都世田谷区経堂の有名な洋食バル ウルトラ。この店名なんだか惹かれる。。。
昨夜、たまたまテレビでお店のナポリタンが紹介されていて、急に食べたくなりました。この突然の機会にGO!したというわけです。
今回は「洋食バル ウルトラ」のナポリタンをご紹介したいと思います。
目次
メディアに取り上げられる街の洋食屋
昨今、「洋食屋」と聞くと昭和の雰囲気が漂い、オムレツやナポリタンが定番の。。。
学生やサラリーマンに嬉しい昔ながらのお店を想像しませんか?
テレビでも「キタナシュラン」なんていう造語が生まれ洋食屋のイメージが、昔ながらの…。なんて冠が付きそうなお店が注目されているように思います。
今回の洋食バル ウルトラさんは外観はそんなイメージは一切なく、綺麗なこ洒落た町の洋食屋さんという感じです。小さなレストランを舞台にしたドラマなんかで出てきそうな雰囲気です。
このお店は世田谷界隈では結構、有名で雑誌やテレビなどでも度々見かけます。世田谷区にはこのようなお店がたくさんありますが、このお店が注目される理由とは。。。
洋食バル ウルトラの歴史
このお店が注目される理由はもちろん美味しい!これが一番なのですが、このお店のストーリーもまた良いのです。
店主は下北沢で33年間愛され続け、2008年に惜しまれつつ閉店した洋食屋マックのご子息。
マックは昭和の雰囲気漂う街の洋食屋さん。 地元の人に愛され続けた名店でした。 その味を自分のカラーでしっかりと引き継ごうとするご子息の意思が洋食バル ウルトラのサイドストーリーとなっているのです。
ファンの間では嬉しい、新店オープンだったと思います。
ランチメニューは父の味を引き継ぐべく、下北沢マックのメニューと同じものを揃えているそうです。
下北沢時代のお客さんも懐かしんで足を運ぶ、世田谷を代表する街の洋食屋さん。
古い地元のお客さんを喜ばせながらも、新しい地元の住民も納得させるウルトラは誰もが注目する存在となるでしょう。
マジで、ウルトラ。。
絶品のナポリタン
今回、私が頂いたのはテレビで紹介されたナポリタンです。
酸味強めの濃厚なトマトソースが美味しかったです。
しかしこのナポリタンは酸味だけでは終わらせてくれない! その後に来るマイルドな感じ。。 これは一体!
麺を仕込む際になんと、マヨネーズや白ワインビネガーでマリネしているとの事。 これか、これだったのか! 良く味を感じながら食べないと見逃してしまうその不思議マイルド。
その正体があのマヨネーズだったのね。 このナポリタンの感じは初めてだ! 「絶品ナポリタン」と名前を変えるべきではないかと匿名でメールをしたいくらいだ。
麺の下ごしらえにも手間をかけたナポリタンなのです。
太めの麺は2.0mmかな?歯ごたえのあるアルデンテではなく、柔らかい、モルビドと言って良いのだろうか。もちろん単純に柔らかいのではなく、生パスタのようなモチモチ感のある柔らかさなのでした。
普段はアルデンテを好む私ですが、やはりナポリタンはこの硬さの麺が1番合うと納得させられます。 具はシンプルにベーコン、玉ねぎピーマン、マッシュルーム。そして、ザク切りのフレッシュパセリの香りと味がアクセントになってます。
もっちり濃厚なナポリタンに途中から粉チーズをかけて味の変化も楽しみました。 チーズによってしっかり味が変化してるなーぁと感じられるんです。
絶品ナポリタンと出会った夏の夜の夢でした。
洋食バル ウルトラのまとめ
ウルトラのナポリタンはぜひ味わってもらいたい一品です。
こちらの店内はとても落ち着く作りで、おつまみを食べながらワインなどアルコールも楽しめるバルになっています。
で、ありながらキッチンでは豪快にフライパンを振り、ハンバーグをペチペチして洋食を作る姿はまさに昔ながらの洋食屋。
そんな二つの要素が混ざったとても魅力的なお店でした。
他にも沢山のメニューがありました。ナポリタン目指して行ったので、店内メニューの写真取り忘れる。。。
洋食バル ウルトラ
予約・問い合わせ 03-6413-9326
住所 東京都世田谷区経堂1-19-2 松菱ビル 1F
営業時間 LUNCH 11:00~15:30(L.O.15:00)
DINNER 18:00~23:00(L.O.22:30)
支払い方法 カード可(visa,master)
席数 28席(カウンター8席 テーブル20席)
禁煙・喫煙 分煙
駐車場 なし
最後に
洋食バル ウルトラのベースとなる洋食マックが実はまだ、健在だったのです。 東京の笹塚に同名の店があり、ここは完全に下北沢の洋食マックの味とメニューを受け継いだお店です。 昔ながらの洋食屋と息子さんが引き継ぐ、新コンセプトの洋食バル。どちらが良いとかそういう事ではない。コンセプトが違うのだから。 ただ、洋食マックのファンにとってはこの2つのお店を行き来するという楽しみ方はあるのではないかと思います。