衣替えで衣類を出すときに着られなくなるほど、黄ばんでいたりしたことありませんか?
衣類の保管時の黄ばみや虫食いを防ぐにはしまい洗いが有効です。
衣替えをする前にはしまい洗いをしましょうとはよく聞きますが、肝心なしまい洗いの方法を知らないという方は多いのではないでしょうか。
しまい洗いとは衣替えの前に虫食いや黄ばみなどを防ぐために丁寧に洗濯をして衣類を仕舞うことです。
今回はしまい洗いの効果的な方法やメリットについてなど、しまい洗いについて詳しく解説していきます。
これからの衣替えの季節、ぜひ参考にしてください!
目次
誰でも出来る!しまい洗いの方法を解説!
さっそく、しまい洗いの手順から紹介させてもらいます。
その前にひとつだけ私がやっていることを紹介させてもらいます。
衣替えと一緒に断捨離も決行!
しまい洗いをする前に、洋服の選別をしています。
- ヨレたり痛んだりして着れなさそうな服
- 衣替え後に取り出しても着ないと思う服
この2つのチェックポイントを参考に、必要な洋服と不必要な洋服に選別し、不必要な洋服は潔く処分してしまいます。
必要な洋服の状態をよく見て、シミや黄ばみがあるものも分けておくようにしてくださいね。
ここで、選別しておくことでモノを増やさないという事ができます。断捨離と言うと大袈裟かもしれませんが、この機会に持ち物の整理を兼ねてしまいます。
不要なものを持ち続けないということは生活をしていく上で非常に大事なことだと思っています。なるほど!と思ったらぜひ、やってみて下さい!
実践!しまい洗い
下準備
しまい洗いの下準備として、洗濯機の洗濯槽をクリーニングしておきます。
雑菌や汚れが溜まっている洗濯槽でしまい洗いをしてしまうと、後から取り出した時に雑菌の臭いがしてしまう原因になってしまうからです。
せっかくのしまい洗いが台無しです。
シミや黄ばみを落とす
洗濯槽のクリーニングをしている間に、洋服についたシミや黄ばみを落としておくと効率的で無駄がありません。
シミや黄ばみは時間が経つと取れにくくなるので、衣替えをする前にきちんと落としておくようにしましょう。
- 黄ばみや臭いは酸素系漂白剤を使って漂白します。
- シミは専用洗剤や中性洗剤を使って落とす。
黄ばみを落とす際に使う酵素系漂白剤は50度くらいのお湯がもっとも効果が高いのでお湯につけて黄ばみを落とすようにしましょう。ひどいシミや臭いの場合は30分はつけておくようにしましょう。
シミに関しては汚れの種類にもよりますが、シミに洗剤を直接つけるか、広範囲の場合は40度以上のお湯に弱アルカリ性洗剤を溶かして、30分ほどつけ置き落とします。
シミや黄ばみの落とし方は種類により異なってきますので、詳しいことは今回は省きます。
一つだけ万能なシミを落とす方法がありますのでご紹介しますね。下記のリンクからどうぞ。
参考:livedoor’News
洗濯機で洗濯
洗濯槽のクリーニングとシミや黄ばみも落とせたら、いよいよ洗濯機に洋服を入れていつもの洗濯同様に洗濯をします。
風通しの良い場所に干す
洗濯が終わったら風通しの良い場所に干して、しっかり乾かしてからしまうようにしてください。しばらく風に当たらないところにしまうものですので、感想の工程もしっかりやっておきましょうね!
しまい洗いの方法についてご紹介しましたが、正直「面倒くさい」と思いますよね。わたしは面倒だなと思いながらやっています。
ですが、しまい洗いは衣替え時に行わないと、後々もっと面倒なことになってしまうんですよね。。
では、しまい洗いがなぜ必要なのか、次の項目で詳しくお話しさせていただきますね。
衣替え時に必須!しまい洗いとは?
改めてしまい洗いとは、衣替えをする前に衣類の汚れを落とすことです。
普段の洗濯では落としきれない汚れや皮脂を念入りに落とします。衣類の大掃除と言ったところでしょうか。
しまい洗いの最大の目的は、衣類の黄ばみやニオイ、シミの予防なんですね。
このようなケアは普段の洗濯もそうですが、衣替えの時期にやっておくのが大事です。
結果的に衣類を長持ちさせる事にも繋がります。
通常洗いとは別!しまい洗いをするメリットとは?
しまい洗いをする事のメリットは最大の目的でもある、衣類の長持ちとシミや黄ばみの予防でもありますが、他には次のシーズンに行う衣替えの際に、不快な思いをする事がない、余計な洗濯を減らせるということがあります。
しまい洗いをしないで片付けた洋服は黄ばみ・ニオイがついてしまったり、虫食いの被害にあったりすることはおわかり頂けたと思うのですが、次のシーズンにいざ着るときになって黄ばみやシミがあったら残念な気持ちになりますよね。
お気に入りのようふくならなおさらです。
しまい洗いは次のシーズンの事前準備とも言えます。早めにやっておくことでリスクをせらせるというメリットは大きいと思います。
先程も紹介しましたが、黄ばみや臭いは時間が経つに連れ落ちにくくなるので、早めにやっておく事が後々、着る前に洗濯する回数も減らせます。
また、しまい洗いをしていない洋服をそのまま着てしまうと、ダニアレルギーによる症状が出やすくなるとも言われています。
健康被害を最小限に抑えられることも大きなメリットです。
私は衣替えの後の洗濯をせずに洋服を着たら蕁麻疹が出てしまったことがあります。そのことを踏まえ衣替えに関する洗濯について別記事で紹介していまので参考にしてみて下さい。
しまい洗いでやってはいけないことは?
しまい洗いのお洗濯でやってはいけない事がありますので、ご紹介しておきますね。
「お風呂の残り湯で洗う」はNGです!
なぜ、残り湯で洗ってはいけないのかというと、残り湯には垢や皮脂がたくさん混ざっているからです。
普段の洗濯に使う分には問題ありませんが、しまい洗いで使ってしまうと、シミや黄ばみ、ニオイの原因になってしまうのです。
せっかく念入りに洗った洋服を黄ばみや臭いのもととなる雑菌と長期間一緒にしまい込むのはもったいないです。
しまい洗いの時は必ず綺麗な水で行い、垢や皮脂を大切な洋服に残さないように気をつけましょう。
春物の衣替え時のしまい洗いのタイミングは?
もろも替えも人に2回ほど行うかと思います。
春先には冬物をしまって春物に変える衣替えを行います。
冬物から春物へと衣替えをする時におすすめのタイミングがあるります。わたしはこのタイミングを目処に衣替えを始めていきます。
そのタイミングとは、大型連休であるGW(ゴールデンウィーク)です。
さらにGW中、天気の良い日に行うのがベストタイミングです。
これは母親からおしえてもらったのですが、衣類を食べてしまう害虫は、GW明けくらいから成虫になり、卵を産み始めるそうなんです。
ですので、成虫になる前にしまい洗いをしっかり行いしまうのが良いということなんですね。
実際にその様な被害にあったことはないのですが、自分である程度時期を決めておくと実行に移しやすいということもあるので、私の場合はゴールデンウィークを利用して衣替えのしまい洗いをしています。
さいごに
わたしが行っているしまい洗いのやり方をもとにお話させたもらいました。
- 洗濯槽のクリーニングを行い、その間に洋服に染み付いた黄ばみやシミをしっかり落としておきましょう。
- しまい洗いをする時は、風呂の残り湯は使わず清潔な水で行いましょう。
- 洗濯後はしっかり乾かし、半乾きのまましまう事のないように気をつけてましょう!
- しまい洗いをする一番の目的は、洋服の黄ばみ・ニオイ・シミの予防。
- 冬物から春物へと衣替えする前のしまい洗いは、GW中の天気のいい日がオススメです。
少し面倒に思われる衣替えですけど、ご自身、ご家族の大切な衣類のためにぜひ参考にしてみて下さい!