新学期。新しいクラスメイトのことを知るには自己紹介が欠かせませんね。
自己紹介に苦手意識を持っている人は多いようです。
うまく自己紹介ができないと友達ができないんじゃないかと心配している人もいるのではないでしょうか。
この記事紹介する新学期用の自己紹介の例文をご自身に当てはめていけばちゃんとした自己紹介ができるようになります。
また、自己紹介は2つのポイントを押さえて、シンプルに行うだけでうまくいきます。
2つのポイントとは
- 見た目の印象
- 話題(自己紹介の内容)
このふたつをしっかり準備して、例文を活用すれば悪い印象は与えずに済みますので安心してください。
・自己紹介の基本と例文
・好印象を与えるコツ
・自己紹介で注意すること
・緊張をほぐす方法
自分は人見知りだから人間関係を作るのが苦手だという人も大丈夫。
基本の挨拶の仕方から好印象を与えるコツまで紹介していますで、新学期の自己紹介の参考にしてみてください。
目次
新学期の自己紹介の基本と例文!どんなことを話す?
新学期の自己紹介で話す内容は、
- 名前
- 出身校
- 部活
- 趣味や特技
- 抱負
です。
①と②は基本中の基本ですね。
部活の経験があれば同じ部活をしていた子達が覚えてくれやすくなりますし、特に部活をしていない子は好きなことや得意なことを話すといいですよ。
習い事をしているならばそれでも構いません。
こうした特技などを自己紹介で言っておくと、同じ趣味や部活だった人と話しやすくなりますし、自己紹介を聞いていたクラスの子の方から話しかけてくれるきっかけになることもあります。
⑤の抱負は少し難しいかもしれませんが、
・友達をたくさん作りたい
・部活に入って頑張りたい
このような目標を伝えるといいですよ。
うまく言えなさそうな時は、自己紹介の例文を参考にしてみてください。
新学期の自己紹介の文例を紹介
自己紹介は大きく分けて3つのパートがあります。
①名前や部活などの基本的情報
②趣味や特技など特徴的な事
③まとめの一言
この流れでいうのがシンプルで分かりやすいです。
それぞれのパートごとに文例を紹介していきますね。
①名前や部活などの基本的情報
ここは基本的な情報なので特に迷うことはない部分かと思いますが、少し言い方や付け足すことで自己紹介らしくなります。
「○○(名前)です。去年は〇組で○○委員をやっていました。」
「○○(名前)です。●年に姉がいます。○○小学校でした。」
などがあります。
②趣味や特技など特徴的なこと
ここで少し自分のことを紹介する必要がありますね。
「中学までサッカー部に入っていました。ポジションは○○です。」
「映画を見るのが好きです。おすすめは○○です。」
「漫画を描くのが好きです。好きな作者は○○です。」
「背の順では一番後ろにしかなったことがありません」
「みんなから○○と呼ばれていました。」
「幼稚園の頃からピアノを習っています。得意な曲は○○です。」
「甘いものが好きなのでおいしいお店を知っている人は教えてください。」
などですね。
自分が一番クラスメイトに知ってもらいたいことをまとめてみましょう。
たくさん言わなくちゃと思わないで、簡単に伝えることがポイントです。
情報提供をおねがいするのもいいですね。
クラスメイトの子が話しやすくなり、声をかけてくれるかもしれません。
③まとめの一言
最後のまとめは、一年間の抱負を言ってもいいですし、締めの言葉を言うだけでもいいですよ。
「これから一年間よろしくお願いします。」
「サッカー部に入ろうと思っているので同じ気持ちの人がいたら声かけてください。」
「人見知りだけど仲良くなりたいです。よろしくお願いします。」
などの例文があります。
最後の部分はどうしても皆と同じようなコメントになってしまいがちですが、あまり気にせずにまとめて自己紹介を締めくくりましょう。
新学期の自己紹介で好印象を与える2つのポイントは?
自己紹介で好印象を与えるには、
・はっきり堂々と話すこと。
注意するべきことは
・面白いことを言ってウケを狙う
・印象に残ることをしようと大胆な発言や行動をする
これは場合によっては逆効果になることもあります。
自己紹介はみんなに自分を知ってもらうことを目的としているので、
・はっきりと必要なことを伝えられる
ことが一番大切です。
この基本を押さえた上で、好印象に見えるポイントとして
- 見た目の印象
- 話題
の2つがあります。
それぞれ好印象を与えるポイントを紹介しますね。
①見た目の印象編
見た目で好印象を与えるポイントは、
- 顔
- 服装
- 姿勢
です。
●顔
顔は、しっかり前を向く事や髪型などが注目されるポイントですね。
●服装
服装は制服の場合は、だらしない着方になっていないか注意が必要ですよ。
私服の場合は、服の系統やファッションなどで注目される可能性もありますね。
●姿勢
姿勢は、話すときの様子や背筋が伸びているかどうかなどを見ています。
自己紹介をするとき、一番最初に見られるのはあなた自身です。
知らない人を知ろうとするときは話す内容もそうですが、
・目から得られる情報がとっても重要です。
初めの印象で、仲良くなりたいなと思う人かどうかを無意識のうちに判断しています。
自分がどういう人と仲良くなりたいかと考えるとわかりやすいかもしれません。
たくさんの人の前で話すのはとても緊張してしまいますが、みんな同じ気持ちです。
なるべく前を見て背筋を伸ばすことを心がけましょう。
話す内容に自信がない人は見た目でしっかり好印象を持ってもらえるように気を付けましょう。
カバンやポケットにしまえるコンパクトな鏡やクシ、エチケットブラシなどがあるといいですね。
②話題編
自己紹介で少しでも印象に残るようにおもしろい話がしたいときは、わかりやすいネタがおすすめです。
例えば、名前が特徴的な人はその名前で苦労したことやそれにまつわるエピソードを話してみましょう。
有名人と同じ苗字の人やあだ名が特徴的な人は「○○と呼んでください」というのもいいですね。
背がとても高いなど外見に特徴がある人はそういう部分について触れるのもいいですよ。
珍しいクラブに入っていた人も皆の興味を引くポイントになりま。
こうした特徴がある人は率先して自己紹介に使ってみましょう。
しかし、おもしろい自己紹介をするには気を付けないといけないポイントもあります。
新学期の自己紹介で注意することは?
・爆笑を誘うようなおもしろい自己紹介
・印象に残る自己紹介をしようと意気込みすぎる
これらを狙ってしまうと失敗してしまう可能性もあります。
自己紹介はあくまで自分のことをみんなに知ってもらうために行うものです。
おもしろいことを言おうと思うあまり、本来伝えるべきことがおろそかになっては意味がありません。
・不快に思われてしまうこともあるので、注意が必要です。
おもしろく好感が持てる自己紹介は、
・すぐに伝わるわかりやすいもの
・興味を持てるもの
です。
・勢いだけで何を伝えたいのかわからないもの
・だらだらと話が長くなってしまうもの
こういった自己紹介は避けましょう。
とはいえ、大人数の前では緊張してパニックになってしまったり、思ってもいないことを口走ってしまうという人もいますよね。
過去に苦い経験を持つ人はなおさらです。
自己紹介を失敗しないためには、緊張を少しでもほぐす方法を知っておく必要があります。
新学期の自己紹介で緊張をほぐす方法
新学期の自己紹介で緊張をほぐす方法はいくつかありますが、
・一番は深呼吸をすること
です。
実は私も緊張してしまうタイプで、いつもこうした自己紹介は嫌だなと思っていました。
他の人の自己紹介を聞いていると、とても上手だと思って、ますます緊張してしまいます。
そんな時にはゆっくり深呼吸してみましょう。
人は深呼吸をすると、リラックスをする神経が働いて気分が落ち着くようになります。
大きく伸びをしたりして体の筋肉をほぐすのも効果的です。
緊張するとどうしても肩に力が入ってしまうので
・肩のストレッチ
これも効果的ですよ。
いよいよ皆の前に立った時には、たくさんの顔が自分のほうを向いていて緊張もマックスになります。
・目線は皆のほうではなく、少し遠くの机や掲示物などを見る。
これはかなり効果的です。
私は人が視界に入るときは焦点を合わせないようにしています。
どうしても向かい側にに人がいると目を見ないといけないと思いがちですね。
目が合うと余計に緊張します。
イメージ的にですけど、ぼやかしてみるといいですよ。
それでも、緊張が収まらない、うまく言葉が出てこないときは、
・緊張していることを自己紹介の時に言ってしまう
これもよい方法です。
「人前で話すのが苦手で緊張してうまく言えないけれど、皆と仲良くなりたいと思っています。」
と言うことで、(私も同じだ)と思う人もたくさんいます。
他の人と同じ気持ちを共感するだけで楽になります。
何より飾らない言葉で気持ちを伝えることが大切ですよ。
うまく話そうとするのではなく、自分の言葉で自己紹介するようにしましょう。
新学期の自己紹介の例文と好印象を与えるための2つのポイントのまとめ
・新学期の自己紹介は名前や出身学校のほかに自分の趣味や特技、部活などを紹介する。
・好感が持てる自己紹介は、無理に面白いことを言おうとせず、しっかり自分の情報を伝えられるか。
・背筋を伸ばしたり、身だしなみを整え、はっきりとした声で話すようにしましょう。
・どうしても緊張してしまう人は自己紹介前に深呼吸をしたり、肩や首をほぐしてみましょう。
・話すときは人の顔を見るのではなく遠くのものを見て話すといいですよ。
自己紹介の例文も紹介しましたので、何を話せばいいか悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。