小学生くらいの子供の寝の悪さにびっくりしませんかw
そんなに動いちゃう??
小さい頃は、かわいいなと微笑ましくおもっていたのですが、今は一緒に寝ている自分の身の危険を感じることがあります。
また、布団をかけてもすぐに脱いでしまい風邪をひいてしまわないかと心配になるママもいるでしょう。
子供の寝相が悪いというのは、どんな原因があるのでしょうか?
今回は寝相の悪い原因や対策について紹介していきたいと思います。
寝相の悪いお子さんにオススメのグッズも紹介していますので、毎晩お子さんの寝相に悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
目次
小学生の子供の寝相が悪い原因は?
子供の寝相が悪くなる原因には様々な理由があるのですが、子供特有の原因には大きく分けて2つあります。
① 成長ホルモンの影響
子供は大人に比べて成長ホルモンがたくさん分泌されます。
この成長ホルモンは眠っているときにでます。
成長ホルモンが出るためには体の奥深くの温度が下がり、体表面の温度が上がるため、寝苦しく感じてしまいます。
そのため、体の表面の温度を下げるために寝返りをしたり、布団を脱いだりする行動になるのです。
子供は大人に比べて体温が高いというのをよく聞きますが、こうしたことも理由としてあるのでしょう。
② 大人との睡眠の周期の違い
人の睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠の二種類あります。
レム睡眠は眠りが浅い睡眠で夢を見たりする眠りのことです。
一方、ノンレム睡眠はとても深い眠りのことを言います。
子供の睡眠の特徴として、大人に比べてレム睡眠である浅い眠りの時間が長いです。
そのため、たくさん寝返りをしたり夢を見たりするので体を動かす機会が多くなるのは自然なことなのです。
子供の寝相が悪くなるのは、成長して行く過程で必要なことだということがわかりますね。
そのほか考えられる原因としては、寝室の環境が暑すぎたり、寝具の寝心地が悪いといった環境が不快ということが原因の場合もあります。
子供の寝相の悪さは改善したほうがいい?
小学生くらいになるとお泊りの機会も出てきて、他のお子さんに迷惑をかけたりしないか。。
そろそろ直したほうが良いかも。。。
なんて考えますよね。
でも、子供の寝相は無理に改善しなくて大丈夫です!
子供の寝相が悪くなるのは、子供が成長するうえで必要な過程であるということがわかりました。
そのため、いくら子供の寝相が悪いからといって、無理に直そうとすることは子供の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。
子供の寝相の悪さは、日々成長している証ととらえ温かく見守ってあげましょう。
子供の寝相をよくするために対策をするのではなく、寝相が悪くても大丈夫なように対策を行ってあげるほうがお子さんの成長にはよいでしょう。
子供の寝相対策はどうする?
子供の寝相が悪いのは仕方のないことだとわかっても、朝まで布団を着ないで過ごしていたり、ベットから落ちてしまったりを毎日繰り返すというのは少し心配です。
一緒に寝ている家族にとって、寝込みに強力なパンチやキックを浴びるという恐怖を毎晩抱えながらというのもつらいですよね。
そんな心配事を解決するための対策について紹介します。
お子さんへの対策、一緒に寝る家族への対策など、状況に応じた対策を紹介しますので、今悩んでいることをピンポイントで解決していきましょう。
子供に対しての対策
夜、いつみても布団を着ていないというお子さんも多いのではないでしょうか。
ちなみに我が家の娘は毎日布団を着ていません。
ひどい時には何を思ったのか、わざわざお腹を出して寝ているときもあります。
私が気が付けば布団をかけてやるのですが、一晩中布団をかけ続けるわけにはいきません。
そんなお子さんには就寝時にスリーパーのようなものを着せてから眠るようにしましょう。
特に冬場は短時間でも布団をかぶっていないと体が冷えてしまうこともあります。
シーズン物の商品なので購入に消極的になりがちかもしれませんが、こういうスリーパーはかなり長く使うことができるというのが最大のポイントです。
ベストにもロンパースにもなる! はぐまむ 綿毛布 スリーパー キッズ 2way
このスリーパーは主に冬用の素材を使っているので、生地は厚めとなっています。
一番小さい時で新生児期から小学生くらいまで使うことができます。
小さい時は全身を、大きくなるにつれてベストとして使うことができ、おなか部分もしっかりガードすることができます。
特におなかは冷えやすく体調を崩しやすい部分なので、おなか部分をしっかり覆えるスリーパー、もしくは腹巻状になっているパジャマを選ぶのもポイントですよ。
スリーパー利用の場合注意するポイントもあります。
眠っている間の子供の体温は高くなるんですよね。
冷えを心配して寝る前にたくさん着こませてしまうと、眠り込んだ時に暑くなりすぎてしまい、かえって寝相が悪くなってしまう可能性があります。
お子さんの状況や寝相の癖を把握して、着せすぎず体幹をメインに対策をしてあげといいでしょう。
寝室などの環境に対しての対策
特に冬場には暖房をつけて眠るということもあると思いますが、大人が思っている以上に子供は暑いということがあります。
子供が寝ているときには大人より体温が高くなることをしっかり把握し、布団を大人より薄いものにするか、室温を調整してあげるようにしましょう。
また、ベットで眠っているお子さんの場合、毎回ベットから落ちてしまう子もいるかもしれません。
可能であればベットから布団に変更してあげるというのも方法ですが、ベットに取り付けることができる転落防止柵がありますのでそういった商品を使用するのも一つの方法ですね。
ママが寝相の悪い子供の攻撃から身体を守る方法は?
まだまだ、家族で一緒に寝ているお子さんもいるでしょう。
そんな状況では、寝相の悪いわが子の無意識のパンチやキックを寝込みにくらった経験のあるママやパパは多いはずです。
いつの間にかこんなに足が大きくなって、と成長を喜ぶ半面、無防備な状況でうけるキックやパンチは、かなりこたえます。
毎晩この攻撃におびえながら眠ったり、攻撃によって起こされながら夜を過ごすとなると、ママやパパは休まらないですよね。
そんなときの対策は、まずはお子さんに背を向けて寝る、です。
顔やお腹など一撃を食らうとかなりのダメージをうける部位を子供の攻撃が当たらないようにガードして眠りましょう。
私自身この対策でかなり助かっています。
自分が寝るころにはかなり暴れ倒した痕跡のある娘と息子の隙間をぬって寝床を陣取りますが、子供がいる側に足を向けたり、背中を向けたりして眠るようにしています。
それでも上に登ってくることもありますが、顔面が守られるのはかなり大きいです。
他には、お子さんとの間に抱き枕などのクッションで物理的な壁を作ってしまう方法や、布団の場合、ママの布団を少しマットレスなどで高くしてしまうのも効果的です。
同じフロアで眠れるけれど、しっかり場所は分けられる対策の一つです。
お子さんを高いマットレスに変えてしまうと、上から雪崩のように落ちてきて、さらなる被害を生んでしまう恐れがあるので、高さを変える場合はお母さんは上に避難してくださいね。
子供の寝相におすすめの対策グッズを紹介!
これまで紹介してきた対策をもとに、あったら便利で寝相の悪いお子さんにオススメのグッズを紹介したいと思います。
おすすめ!ベットからの転落防止には専用フェンスを!
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このフェンスは広範囲を覆えるので、転落はもちろん、布団のずり落ちも防ぐことができます。
使わないときにはまっすぐになるので、お子さんがベットに入るときに邪魔にならないところもありがたいポイントですね。
こういうベットに取り付けるタイプのフェンスは幅の小さいタイプは結構あるのですが、ここまでしっかり広いのは珍しく、一辺をしっかりガードできるので、フェンスの隙間から抜け落ちるという心配もありません。
布団が落ちるのとお子さんの転落の両方を一気に解決できるおススメアイテムです。
おすすめ!安心感でぐっすり眠れるかも?!子供用抱かれ枕
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今使っている寝具がしっくりいいかないことで寝相が悪くなっている場合などは一度こういうタイプの商品も使ってみてはいかがでしょうか。
この枕を使うことで包み込まれるような感覚になり安心して眠ることができます。
お子さんの寝相が悪く購入した方の中には、朝までぐっすり枕の範囲内で眠っていたという変貌ぶりを見せたお子さんもおられたようで、かなり寝心地がよさそうです。
大人でも包まれるとなんだか安心してよく眠れるということありますもんね。
枕の高さなどの関係上、適応の伸長などがあるようなので、お子さんの体格を確認したうえで購入を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
子供の寝相が悪くなる原因は主に二つありました。
①成長ホルモンの分泌
②大人との睡眠サイクルの違い
これらはお子さん特有の原因であり、子供の成長にとってとても大切なことなので無理に寝相を直させるのはあまりよくありません。
子供の寝相が悪くても安全で、体調管理が行えるような対策を考えるほうがお子さんのためになるでしょう。
対策を行う上でのポイントは
- 布団を着ない場合は体幹を冷やさないような工夫をする
- ベットから落ちる場合は転落防止策をつける
- 家族の身の安全の確保には、子供に背を向けて寝たり、顔に子供の手足が当たらないような場所を探して寝る
- 寝具の高さを変え、子供が侵入できないようにする
- 安心感のある枕など寝具を変えてみる
などがあげられます。
毎日寝相が悪い子供に悩まされているママもたくさんいるとは思いますが、寝相の悪さは子供が大きく成長している証と思い、温かく見守ってあげましょう。
今回紹介した商品も参考に、お子さんの寝相とうまく付き合ってみてください。