鼻中隔湾曲症の手術体験ブログ!入院期間や費用、痛みはどのくらい?

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鼻中隔湾曲症の手術??

鼻詰まりなどで悩まれ、病院で診断された方も。ご自身の症状を調べて鼻中隔湾曲症という言葉を知った方もいらっしゃるかと思います。

 

この記事は私が体験した鼻中隔湾曲症の手術の体験をご紹介し、これから手術をするべきか迷っている方の参考になればと思って書かせていただきました。

先に結論を言いますと、手術は早めにやった方が良いと思っています。

なぜならば私の場合は良い事ばかりだったからです。。。

※この記事では医療の専門的な部分について独自の見解は示していません。私が医師や看護師さんから伝えられた事実を体験談として書いています。病院によって方法や伝えることも様々だと思いますので、あくまで参考として読んでいただけたら幸いです。

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   目次

鼻中隔湾曲症って?

簡単にいうと両鼻の穴を隔てている鼻の中にある軟骨が曲がっているんですね。
鼻をほじると真ん中にある壁の部分があり、ここは軟骨だそうです。

それが「く」の字に曲がってしまっている事でどちらかの鼻の穴(奥の方)の気道が狭くなって呼吸がしずらくなるという事だそうです。

一度は逃げ出した鼻中隔湾曲症手術

20年ほど前の話です。私は片方の鼻の空気の通りが悪いなと感じていて、時々不快感が強くなる時があったので耳鼻科クリニックに行き診察を受けることにしました。

その時は鼻中隔湾曲症と告げられたかは覚えていないのですが、簡単な手術をクリニックで行うとのことでした。大病院に行かなくて済むのであれば簡単に終わると思っていたのですが。。。

手術の方法を聞いてびっくり!

歯茎の上側を切り皮膚をめくって鼻の中の処置をすると、なんとも恐ろしい事を先生は涼しい顔して言ってのけたのです。

私はビビりまくって、「すみません、検討させてください」と告げ、病院を後にしたのでした。

そんな恐ろしいことまでして、治す勇気がありませんでした。第一、痛いに決まってる!その後、鼻のつまりは気にしないという独自の精神的治療法(※我慢)に変えたのですw

以前はこのような手術法だったそうです。現在はこのような恐ろしい手術ではなく、もっと簡単な方法が行われています。

再び口呼吸と息苦しさが気になり始めた頃

近年、口呼吸が良くないと話題になることが多く、私も敏感に反応しました。確かに自分は口呼吸だ。。そして、その原因はやはり鼻の呼吸のしずらさが関係しているところにたどり着きます。

口呼吸が及ぼす悪影響

たまたま、歯科に通っていた時に歯科医の先生が口呼吸について説明してくれた内容です。

●風邪を引きやすくなる(ウィルス感染しやすくなる)

虫歯、歯周病、口臭の原因になる

●集中力が低下し代謝も落ちる

●睡眠時無呼吸症候群の引き金になる

口呼吸は鼻呼吸に比べてウイルスの侵入が容易になってしまうんですね。鼻はホコリやウイルスを防ぐ役割がしっかりしていますから。鼻の空気の通りが正常で鼻呼吸ができるということはとても大切なことなんです。

口呼吸は良いことないからね〜。鼻の手術するのは良いかもねと言っていました。

 

以上のような理由もありますし、ただ、私の場合は運動するときやカラオケ歌う時に鼻呼吸が重要なのではないかと勝手に思い、再び治したくなったという理由もあります。

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20年経って医療技術も進化していた!

再び鼻呼吸がしずらいと言うことに関して調べ始めたり、友人に相談したところ耳鼻科専門で入院、手術できる病院が東京の御茶ノ水にあると聞きました。

早速、ネットで病院や手術概要を調べたところ私の症状が鼻中隔湾曲症ではないかと言うところに辿り着きました。

手術方法も20年前に私が聞いた方法と全く異なる方法だったのです。それに加え病院の評判も調べたところ、非常に良かったので受診することにしました。

鼻中隔湾曲症手術は鼻中隔矯正術といい、鼻の中の入口から約8mmの部分に切開を入れ、湾曲した部分の軟骨を切除や削り取りを行うとの事でした。

私が入院手術を決意した専門病院

鼻中隔湾曲症の手術と調べると日帰り手術が可能であることがわかります。入院の場合は約1週間ほどは休みを取らなければなりませんよね。

日頃仕事している人には手術を諦めてしまう大きな原因になっていると思います。

診察の際に日帰り手術についても確認したのですが、術後の事を考えると入院の方がやはり安心と言う事でした。もちろん日帰り手術を否定しているわけではありません。

私も日帰り手術を考えたのですが、みなさんと同じように不安があるからこそ無理してでも休みを取って入院手術にすることにしました。かなり不安だったので安心優先です!

分かりやすい医師の説明と調べた前評判もあって私の不安も軽くなり、これを機にツラい呼吸から解放されるために手術を決意しました。

手術前の検査

入院前には血液検査やアレルギー検査、X線など健康診断で行うような検査を一通り行い、問題がなければ入院、手術ができます。

この際に自分が持っているアレルギーを知れたので少し得した気分でした。わざわざ検査することもあまりないので。。

手術日当日

まず、メインとなる手術ですが、手術の時間少し前になると全身麻酔を打たれます。

チーーン。

堕ちました。。

そこからは何が起こったのかも分かりませんので、書くことがありません。

目が覚めたら病室だったと言うわけです。もう全てが終わっていました。その時間が何分であったかも分かりません。

手術は無事に終わりましたよ^^と言う事です。

あれ?これだけ?もう私のツラい呼吸生活は終わったの。。。?

手術の痛みの心配など多々ありましたが、あっけなく終わりました。手術後、先生のお話を聞いたところ、鼻中隔矯正術と一緒に下甲介粘膜切除術も行ったとの事でした。これで、あとは傷が治るのを待つだけですとのお言葉。

ちなみに下甲介粘膜切除術とは鼻腔の粘膜(下鼻甲介)の腫れが慢性化によって起こる鼻づまりの症状を防ぐ為、粘膜の腫れを切除したりする処置だそうです。鼻中隔湾曲症の手術と同時に行われることもあるようです。

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実はこの下甲介粘膜切除術が追加された事で後ほど思わぬラッキーが訪れました!

 

入院中、鼻が塞がれるのが一番の苦痛

私は約1週間入院したのですが、入院◯日目と日記風に書くほど色々ありませんでした。

 

最初の痛みは麻酔が完全に取れた時の鼻の痛みでした。

ただ、これは痛み止めを処方してくれるので、しばらく我慢すれば和らいできます。そんなに大したものではないと思っています。

痛くなったらすぐに看護師さんに相談すれば良かったので、我慢しなければならないということが無かったのです。

この辺の迅速に対応していただけるところが入院を選んで良かったと思える点でもあります。

おかげで傷の痛みを慢性的に感じることは入院中ほとんどありませんでした。

しばらくすれば、痛みは薬なしでも徐々に感じなくなってきます。

特筆すべきはここからです。

手術後は鼻に常にガーゼを入れています。そして、鼻の穴の入り口に脱脂綿。これは血が出てきたら自分で取り替えていました。

口呼吸と決別したく手術をしたのに入院中は口呼吸を強いられるわけです。

これに関しては今までの鼻の呼吸がしずらいと言うレベルではなく完全に鼻からの呼吸ができなくなります。ここが全過程で一番キツかったです。

鼻を完全にふさがれると単純に呼吸が出来ないだけではなく、唾を飲み込むのも辛いですし、私は寝つきも悪かったです。

入院中の日常

・起床

・朝食

・診察 毎日ガーゼを交換しますが、この段階では痛みはありませんでした。激痛の噂は??

・昼食

・夕食

・入浴

・就寝

※食後や就寝前、状況に合わせて薬を飲んでいます。

6日目くらいまでこんな生活です。テレビ見るか、本読むか、この先の人生について考えるかだけでした。。

鼻呼吸が出来るようになったら、モテるかも知れない。。。などと妄想。

こんなシンプルな生活がありますでしょうか?

鼻以外は元気なので退屈な入院生活ではありました。呼吸は苦痛でしたけど。。

タブレットや小説の持ち込みは必須です!

変わらぬ毎日を過ごしながら、手術の傷の経過を見ていきます。

退院前日の激痛

こんな生活も嫌だなと思ってきた頃に退院の日が正式に告げられます。

これは最初に伝えられる1週間目安でほぼ間違いないでしょう。

傷の治り具合によって数日伸びる可能性があるくらいの感じではないでしょうか。退院の頃には出血も減ってきていました。

最後の診察でガーゼを抜くのですが、これが入院中で一番痛かったです。

これ、ネットで調べると結構痛いと言っている方が多いです。

大正解!痛いです。

涙が出るくらいの痛みです。と言ってもその後ずっと痛いわけではありませんでしたので、大人は我慢しましょう(笑)

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退院後から完治まで

退院後は痛みもなく普通に生活できます。

しばらくは鼻の中に大きな異物を感じることがありますが、かさぶたです。最初のうちは無理に取ると出血しますので触らないようにしましょう。

鼻ホジホジ禁止です。

かさぶたは自然と取れます。少し出血をし、再びかさぶたとなります。しばらくこれの繰り返しですね。

この、かさぶたが見たこともないくらい大きな鼻くその様でビックリしますので心の準備をお願いします!(笑)

ちょっと下品ですが、鼻ほじりが好きで、大きな鼻くそが出た時に喜びを感じる方にはこの上ない快感だと思います。

私の場合は軟骨の切除以外に粘膜の腫れを切除したのでその部分に鼻くそが溜まるようになったと思われます。

退院後、最後のかさぶたが取れるまでには2〜3ヶ月かかりました。

最後に鼻から出てきたかさぶたの大きさと言ったら爆笑モンです!

その後の鼻の空気の通りは今までとは全く違うもので口呼吸も自然となくなりました。

感想としては「生きやすくなった」という感じです。鼻で呼吸する事がこんなにも楽なんだということが実感できましたので、やはり入院中のツラさを我慢して手術を決意したことは正解だったと思っています。

ただ、日帰りの場合はどんな感じなのでしょうか?

私は経験がないので分かりませんが、仕事に差し支える方はやはり日帰りを考えますね。調べたところ、日帰りでも3日くらいは安静と書いている病院もありましたので、やはり術後は安静なのですね。

手術・入院費用と驚きの医療保険!

気になる費用なのですが、まず健康保険が適用となります。私が入院した病院に関しては7〜9日間の入院で18万〜21万となっています。実際は症状や手術内容によて個人差があります。

日帰り手術の場合は入院費がありませんので、もっと安く済むことになるのでしょう。

入院した場合は決して安いものではありませんよね。

 

ご存知でしたか?鼻中隔湾曲症の手術、入院に医療保険が適用されることを!

医療保険といえばがん保険などテレビCMなどでよく見かけますよね。

イメージ的にはガンや脳卒中、心臓などの三大疾病の保険というイメージが強いのですが、実は鼻中隔湾曲症の手術も適用となる保険があります。

私も最初は考えなかったのですが、「もしかして?」と思い加入しているアヒルの保険会社に連絡したら適用されるとのこと!

そして、おまけで加入していた安い共済保険でも適用!

実は私、病院に支払った金額の倍近くの給付金が支払われたのです!

倍額になった理由は手術の時に先生がその時の判断で行った下甲介粘膜切除が診断書に記載されており、別の手術としてカウントされた様です。つまり保険的には入院中に2回手術をしたことになったのです。※細かい規定については各保険会社でご確認ください。

その為、給付金が当初想定していた金額の倍になったという訳です。

手術の給付金というのは手術でかかった費用と同額が支払われるのではなく例えば1回につき、5万円などと枠で決まっているんです。

ですから、ざっくり言うと実際の手術費用が給付金の額よりも低い場合は得しちゃうと言うことですね。倍とは行かなくても保険はだいぶ助かりますね。

これは私のケースですので個人差はあるかと思いますが、鼻中隔湾曲症の手術を行うのであれば保険会社への加入は絶対にオススメです!

保険が適用されるか否かは加入している保険によって違いますので、詳しくは保険のプロに相談してみてください。

下記で相談すれば、店舗に行かなくてもあなたが指定する場所で専門家に無料相談できます。家に呼びたくない人にも都合が良いですね。強引な勧誘なしで、相談のみでもOK! 忙しい方にもとても便利です。

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まとめ

人によっては蓄のう症を合併していたり、苦しみも増えたりすることがあるかもしれません。ただ、私の場合は骨が曲がっているということのみでしたので、最初に想像していたより苦痛は少なかったという印象です。

しかも、保険で費用が賄えたし、今では生活しやすくなっています。

・手術自体は麻酔をしてしまえば痛みは感じず、手術もそれほど時間はかからない

・手術後、ガーゼを詰められるのが一番の苦痛

・退院前日のガーゼを抜く処置が激痛。涙もの。。。

・費用はかかるが医療保険を使えば実質無料くらいで済む場合がある。

 

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