飴まるです!
公園に遊びに行ったり、街を歩いているときに自分の子供と同じくらいのお子さんが自転車に乗っていると「そろそろウチの子も?」などとお子さんの自転車デビューのことを考えることだと思います。
自転車デビューはそれぞれ時期に違いがありますが、お子さん自身が近所の子が乗っている!お兄ちゃんと一緒に乗りたい!などの理由からその期待に応えたいということもあるかと思います。
お父さん、お母さんはその時期をどのように判断したら良いのでしょうか。
今回はお子様の自転車の練習を始める時期の目安や安全に乗れるために身体に合った自転車の選び方などをご紹介したいと思います。子供の成長を感じれる自転車練習です。安全に乗れるように手助けしてあげたいですね。
目次
自転車は何歳から乗れるようになりますか?
補助輪が付いていない自転車の練習の年齢ですが、これは子供によるのではっきり決まってはいません。
ですが、平均的には5〜6歳くらいから乗れるようになるお子さんが多いです。
この時期は自転車の買い替えや補助輪を外すなどの時期にもなってくると思います。
補助なしで乗れるようになる前に
5〜6歳くらいから乗れるようになるのが平均的ですが、もっと早くから乗れるお子さんもいるでしょう。
早い年齢で乗れることが一概に良いとは言えませんが、少し前の段階から自転車と言う乗り物に慣れておくのも良いでしょう。
自転車に慣れる方法に触れてみたいと思います。
三輪車
これは2歳くらいから乗れるものになるかと思いますが、自転車とはちょっと違って来ます。自分で乗り物を動かすことを覚えるには良いですし、親御さんも安心ですね。
トレーニングバイク
ストライダーという商品名で有名ですが、ペダルを使わず自分の足で蹴って前に進むもので、三輪車よりはバランス感覚とスピード感を身に付けることもできます。
重さは3kgくらいで歩き始めたばかりのお子さんでも対象となっています。
ストライダーに関しては世界規模の競技もあるくらいです。
ちなみに2歳から出場し3年連続世界チャンピオンに輝いているのは日本人の男の子です!!
自転車
12インチの自転車であれば対象年齢として2〜3歳用のとして販売されていますので、かじ取り棒の付いた補助輪付き自転車を購入すると良いと思います。
これはまだ自分で乗ると言う感じではないので、選ぶ際に三輪車やストライダーと同等で考えて良いのかと思います。
少し早めに練習を始めるのであれば、買い替え棒と補助輪を外せば練習できますので、購入が1台で済むと言うメリットがあります。
これらは保護者監督のもとに乗ることが多いと思いますので、まだまだ安心ですが、いざ補助なしで練習するときのためには怪我の心配も増えてくると思います。近くでみてあげられる時期に乗り物の扱いを体で覚えておくと良いですよね。
補助輪なしの練習を始めるタイミングは?
お子さんが補助輪なしで自転車を練習するタイミングは親御さんがしっかりと見極めてあげたいものです。
乗れるようになるタイミングは早い子は幼稚園前から、遅い子は小学校低学年くらいからの幅があるようです。
個人差がありますね^^
それでは自転車を練習し始めるきっかけを紹介します。
お友達が乗れるようになったから
それまではパパとママとのお出かけが多く、一人で自転車に乗ることを考えるのも少ないかと思います。
しかし、ある日突然お友達が自転車に乗って家に遊びに来たり、公園で一人で乗っている姿をみたらお子さんも乗りたいと思うでしょうし、親御さんもそろそろかな?と考え始めるのではないでしょうか。
お子様の気持ちもありますが、練習を考えても良い時期かもしれませんね。
友達と一緒に乗りたい、習い事に自転車で通いたい
これは少し大きくなってからになるかもしれませんが、今まで自転車の事は気にしていなかったけど、自転車に乗れるお友達が増えて来たり、近くの習い事に通う程度であれば乗せられると親御さんが判断する時期なのかなと思います。
お兄ちゃんとお姉ちゃんが乗っているから
この場合は比較的早い段階で練習するお子さんのケースかもしれませんね。
早い段階から身近に自転車を見ていれば早く乗りたいと思うでしょう。
練習も一緒にできるし、親御さんも上の子で経験しているから少し余裕もあり、早めに載せる判断も出来るかもしれませんね。
こんな感じで自転車のことを考え始めるケースが多いようです。早ければ良い、遅ければよくないと言うこともありませんから、お子さんの成長に合わせて一番最良の方法を考えてあげてくださいね^^
練習させるかどうかの見極めは?
きっかけをご紹介しましたが、実際に親御さんがお子さんの状況を見極めてあげなければありませんね。
その基準を少しご紹介します。
お子さんのやる気!
ヤル気スイッチが点滅していたら押してあげてください!!
一番はやはり子供のやる気ですよね。
乗りたがらない子に無理やりやらせても嫌な思い出ができて後々、苦労するかもしれません。
ここはとても大事なポイントです。
補助輪付きの乗り方で見極める
最初は補助輪付きでもフラフラ危なげですが、慣れてくるとスピードを出し始めます。
その時のお子さんのバランス感覚を見極めてください。どちらか一方に傾かず乗れていると良いです。
その後、少し補助輪の位置を高くしてみてください。地面に着くか着かないか位で、その時のバランスを見極めるのも良いです。
やる気はスゴイんですけど、愛しいくらいに鈍臭いお子さんもいますよね。そんな時は少しづつ、少しづつです。。
いざ、練習!自転車の購入時期は?
さて、いよいよ自転車の練習を始めようと決心したら、どうしたら良いでしょう?
自転車がなければ、購入も検討しなければなりませんし、安全面を考えたらそれ以外の準備も必要ですね。
自転車がない場合
お子さんが自転車を欲しいと言ったら、買ってあげたいのが親心です。
安全を最優先する必要がありますので、闇雲に購入するのではなくお子さんに合った自転車を選ばなければいけません。
当然、金銭面もありますのですぐに購入というわけには行かないかもしれません。
兄弟や親戚、ご近所のお古で試してみる
ママ。ウエルカムお古の精神でいきましょう!
買っちゃうのも楽ですが、まずは試乗という意味も込めてお得に自転車を手に入れてみましょう。
新しい自転車を買うタイミングってお誕生日だったりクリスマスプレゼントになることもありますよね。
それまでの期間、中古で練習しておくのも一つの方法ですよ。
もちろん安全な自転車であることが大前提です。お古を譲って貰えるのであれば、最高です。
お古を譲って貰らうことができない場合
もし、ご近所にそういう方がいなければネットで「譲ります」やフリマアプリを利用しましょう。
かなり安価で譲って貰えることができます。
これらの利点はオークションとは異なり早い者勝ちなので落札できないなどのイライラはありません。
こまめにチェックして入れば良いものに出会えるでしょう。
新品購入
すぐに購入する予定の場合はちゃんと試乗して決めてあげるが良いでしょう。
自転車に慣れている親御さんであればサイズで判断できる方もいるでしょうが、初めての場合はお友達のでも良いので乗せてもらってある程度はどんなものが良いか考えておきましょう。
もちろん一番は自転車屋さんで試乗をして、色々説明を聞いておきましょう。その後ネットで注文しても良いでしょう。
自転車以外に必要なものはある?
・ヘルメット・・・転ぶのが大前提です!頭は大事なので用意しましょう。
・肘、ヒザのプロテクト・・・すり傷防止のために用意すると良いでしょう。
購入時期に関してはお子さんの成長に併せて乗り換えていくことになります。
初めての自転車の場合は事前に親御さんがお子さんの運動能力などを見極め、よく調べてから購入するというのも賢い選択ですね。
キッズ自転車の選び方
自転車を新しくする際は安全面を考え、身体に合った自転車を選ぶことが大切です。
適正サイズの自転車に乗ることは怪我の防止や上達スピード向上につながります。
自転車の選び方のポイントをまとめてみます。
身長とサイズから自転車を選ぶ
お子様の両足のつま先が地面につくようなサイズを選んであげましょう。
自転車のサイズと子どもの適正身長・年齢(目安)
14インチ | 92〜107cm/3〜5歳 |
16インチ | 98〜119cm/3〜6歳 |
18インチ | 103〜125cm/4〜8歳 |
20インチ | 111〜140cm/5〜9歳 |
22インチ | 116〜145cm/6〜11歳 |
24インチ | 120〜151cm/7歳以上 |
参考:ブリジストン自転車
目安のサイズを参考にしてもらえたらと思います。
ポイント子供の成長が早いからといって大きめのサイズを購入することはあまりオススメできないんです。自転車が大き過ぎると、バランスを取ることが難しくなり、上達を遅らせてしまう原因になりますので。ご参考までに覚えておいてください。
より安全な自転車選びのポイント
・BAAマークの自転車を選びましょう!
・軽量の自転車を選びましょう!
・握りやすいブレーキのものが良い!
詳しく説明していきますね。
BAAマークは安全・安心の目印
BAAマークの自転車は自転車安全基準をクリアした自転車です。
・フレームの耐久性、耐衝撃性、耐前倒し衝撃性、ハンドル衝撃試験、ブレーキ性能試験など様々な試験をクリアしたものになります。
・製造業や輸入業者が明確にされています。
・欠陥があった場合は保証されます。
参考:BAAマークとは
軽量化された自転車を選びましょう
自転車本体が軽いということももちろんですが、走っているときに重さを増してしまうのがライトです。
ライトには以下の種類があります。
ダイナモライト
・電池が不要で、自転車を走らせる事で発電するタイプ。
・次に紹介するオートライトより安価である。
ダイナモライトのデメリット
・発電スイッチを入れると、自転車の走りが重くなります。
オートライト
・暗くなったら、自動点灯するのが特徴です。走行中もあまり重くならず電池も不要です。
オートライトのデメリット
・値段はダイナモライトよりも高価
ライトに関しては夜の安全性の問題もありますので、重くなって疲れるといって使わなくなってしまうようならオートライトをオススメします。
握りやすいブレーキのものを選びましょう
子供の手でもしっかり握れるようなサイズのブレーキが良いでしょう。
大きめのブレーキだと握りきれず停止できないということになってしまったら大変です。ブレーキも確認しておきましょう。
レバーを調整できるような自転車もありますので自転車屋さんに相談してみましょう。
色や素材ではどんなものが良い?
自転車には様々なタイプや色があり、軽量化のために素材も異なるものもあります。好みもありますが、安全面からもみてみましょう。
色はどんなものが良い?
もちろん好みの色があるとは思いますが、目立つ色の自転車が良いと思います。
歩行者や車が思わずみてしまうくらいの「視認性」の高いものが良いでしょう。
視認性の高い色としては赤、黄色や白があります。このような視点からも自転車選びをしても良いでしょう。
どんな素材が良い?
鉄の自転車だと錆びやすいということがあります。素材も選びたい場合は以下をオススメします。
・アルミ・・・軽量であることが最大のメリットです。最初の自転車にはオススメです。
・ステンレス・・・錆びにくいことがメリットです。長く使いたい、弟や妹にも使わせたい場合に良いと思います。
インターネットで購入する場合の注意点
現在は自転車屋さんに行かなくてもネットで購入できるという利点もあります。ネットの方がかなり安く購入できる場合もありますよね。しかし、気をつけるべき点もあります。
自分で組み立てなければならないものがある
購入の際は送付方法をよく確認しておきましょう。ダンボールで梱包されてくると思いますが、ハンドルやサドルなどが外れた状態で届きます。
ご自身で組み立てることになりますので、自信がない方は自転車屋さんにやってもらうことになりますが、その分料金がかかる場合がありますので、購入前によく確認しましょう。
試乗ができない
最大のデメリットではないでしょうか。試乗ができないのでお子さんが実際に乗りやすさを確認することができません。ネットで気に入った自転車を見つけたら近所の自転車屋さんにある場合は見にいくのもよいでしょう。
ネットの場合はネット限定のモデルもありますので、必ず自転車屋さんにあるとは限りませんのでご注意を。。
防犯登録をしましょう
購入をしたら「自転車防犯登録」をする事が義務付けられています。必ず登録しておきましょう。
万が一盗難にあった場合でも見つかる確率が上がります。
ネットで購入した場合は防犯登録をしてくれない場合があります。その場合は近くに自転車屋さんで登録しましょう。
まとめ
ご参考になれば幸いです。自転車の練習とは子供にとって初めての挑戦になることもあるのではないでしょうか?
その大事な成長の時を安全にかつ自信をつけてもらう機会になったら良いなと思っています。
そのためには親御さんのサポート判断が必要になってきますね。
私の人生初の成功体験は自転車をマスターした時だったように思います。得意になって家の周りを乗り回したものです。
安全に乗れば一生楽しめる趣味にもなりますので、初めてで一生ものの楽しい自転車練習に挑戦してみましょう!