カラオケ店に行く際に部屋の中に監視カメラが付いているのか気になったことはありませんか?
熱唱している姿を誰にも見られたくないという気持ちから、お店のカメラについて気になるのではないでしょうか。
この記事ではカラオケ店の設置されているカメラについて解説します。実際にカラオケ店のプライバシーについては私が経験したことを元にご紹介します。
- カラオケ店の監視カメラの有無
- 監視カメラと防犯カメラの違いと目的
- 店員さんはどうやって部屋の中を確認している
- 音声も録音されているの?
以上を解説します。
監視カメラと防犯カメラの目的の違いを知ることでプライバシーに関して安心して利用することができるでしょう。
目次
カラオケに監視カメラはあるの?
結論から言うと、ほとんどのカラオケボックスに監視カメラは設置されていないです。
ただし、防犯カメラは多くの店舗で設置されているんです。
細かい話になりますが、監視カメラと防犯カメラには目的の違いがあります。
その点を説明したうえでカラオケ店でのプライバシーについて解説したいと思います。
とはいっても、あなたが一番知りたいのは、部屋の中の自分の行動を細かく見られているのか?という事だと思います。
答えは、細かく監視はされていないが、あなたの行動は映像として記録されているのです。
ただし、それを店員さんが容易に見ることは原則できないのです。
それはお店側のルールによるところもありますし、防犯カメラの本来の目的に関係してきます。
監視カメラと防犯カメラの違いは?カメラは何を見ているの?
監視カメラと防犯カメラの違いを解説します。
監視カメラとは特定の場所を常に監視するためのものです。
不正を見つける役割もあります。
建物内の別室にモニタールームの様なスペースがあり、監視担当の人がお客さんの様子を常に監視しています。
画像のようなイメージです。モニターには各カメラの映像が分割されて順番に切り替わり、リアルタイムで店内の様子が確認できます。
監視カメラは有名なところで銀行関係やパチンコ店など金銭関連の不正が行われる可能性が高い場所に設置されています。
一方の防犯カメラは犯罪やトラブルが起こった際にその証拠として映像を確認するためのものです。
なので常にモニターの映像をチェックしているわけではありません。長時間録画ができるカメラで映像を録りっぱなしにしています。
映像の確認もトラブルが起こった際や警察からの要請がなければチェックすることは基本ありません。
また、カメラ自体が目立ちやすいもので犯罪を抑制する目的もあります。
・監視カメラは常にお客さんの行動を見ている。
・防犯カメラはお客さんの行動を見ているのではなく、トラブルの証拠となるものがあるかもしれないので、一応記録している。
という違いがあります。
カラオケ店において、あなたがヒトカラで自分に酔って熱唱している姿は見られてはいません。
たまたま店員さんがモニターに目を移したときに、あなたの部屋がその瞬間映し出される可能性はありますが、モニター映像はその部屋だけを映し出しているわけではないので、あなたの行動を見ているという状況にはなりませんので安心してください。
また、機能的には監視カメラは防犯カメラとしても役割を果たせます。
要は用途の違いですね。
カラオケの防犯カメラはどこにあるの?
お店に設置されている防犯カメラは主に
- ルームの中
- 受付カウンター
- レジ回り
にあります。
お店によっては廊下などの共有部分にも設置されているところもあるでしょう。
あなたが主に滞在するのは部屋の中ですので、滞在中の様子は映像として録画されていると思ってよいでしょう。
もちろん、部屋の中にカメラがなければその限りではありません。
よく隠しカメラのようなものを疑う人がいますが、カラオケルームに隠しカメラのような人に気づかれないカメラをお店側で設置することはありません。
それをやってしまうと盗撮と同様の行為となり、いくら防犯のためとはいえ社会的なルール違反になってしまいます。
ですからそのようなことをお店側ですることはありません。
カラオケに監視カメラがない場合は見られていないの?
防犯カメラが増ええきたとはいえ、まだ防犯カメラを設置していないカラオケ店もあるでしょう。
そういうお店の場合でも行動を録画されてはいないがルール違反は目視でチェックされています。
防犯カメラを設置していない理由は、設置するほどではないと考えているというケースと予算の関係で設置が困難という事があります。
店員さんが部屋のドアから中を確認すればお客さんの様子は確認できるし、店員さんもそれをできるだけの余裕があるカラオケ店は店舗の規模や地域の治安からそれで十分と考えているという事です。
店員さんはどうやって部屋の中を確認している?見られたくないこともバレる?
中にはカラオケルームを禁止されている用途で利用しようと考える人も多いです。
最近のカラオケ店では
- カラオケ利用
- スクリーンでの動画鑑賞
- 女子会や飲み会
- ワーキングスペースや自主学習スペース
- カラオケの音量と同等の音量の楽器の練習
として利用できる店舗が多いです。
それ以外の目的での利用は禁止されています。
禁止行為を行った場合はバレます。
先ほど、防犯カメラの場合は監視カメラのように逐一チェックしているわけではないと言ったのになぜバレるのでしょうか。
店員さんはどうやって部屋の中を把握しているのでしょうか。
一つは偶然、防犯カメラのモニターに禁止行為が映ってそれを店員さんが発見した場合です。
もう一つはお客さんによってマークされやすいお客さんがいます。
- 若者の団体客
- カップル
- 中高生
- 酔った客
カラオケ店では単純にトラブルを起こす可能性が高いお客さんとして認識されます。
- 盛り上がりすぎてカラオケ機器や設備を壊してしまう。
- 必要以上に仲良くしすぎてカラオケ店の本来の利用目的の範囲を超えてしまう。
- 未成年の喫煙や禁止行為を見守るのは店舗側の仕事です。
- お酒を飲んでいれば自制心がなくなりトラブルを起こしやすいです。
こういったお客さんが入店すればお客さんの様子により、店員さんはトラブル防止のためチェックが厳しくなるのは当然です。
こういったことから禁止行為(見られたくないこと)がバレやすくなります。
ドリンクを提供するときに部屋の中に入る際にお客さんの雰囲気はわかるものです。またドアの外から中が見えるものが多いので、そういう時にさりげなく確認する人もいます。
そこで怪しいと思ったら、店員さんの中で要チェックとなりますね。
店員さんの中には直接お客さんに注意するのをためらう人もいるでしょう。禁止行為の度が過ぎる場合は注意する前にいきなり警察を呼ばれることがあります。
実際に未成年がルール違反をしているカラオケルームに警察が入ってきたことがあります。
その時に防犯カメラの映像が確認されます。
あなたの見られたくない映像が全く知らない第三者または保護者にまで見られてしまう可能性があるのです。
ルールをまもって利用すればプライバシーは守られますが、違反行為が見つかった場合は証拠として確認が必要されるので、それに対してプライバシーを主張しても意味がありません。
ただ、店員さんは不正を見抜くのが仕事ではないので、そんなに細かくは見ていません。
ルール違反をしていなければ何も不安に思う必要はありません。
音声は聞かれている?
カラオケといえば歌を唄うところ、熱唱してるのを聞かれたくないと心配している人も多いです。
防犯カメラで証拠となる映像を録っているのは分かったけど、音声は録音されているのか心配ですよね。
先に結論をいうと、カラオケ店で音声を録られていることはありません。
防犯カメラは機種により音声録音も可能ですし、マイクを取り付ければよりクリアな音声を録音することもできます。
ですが、防犯カメラの目的はトラブルの証拠となる画像を記録するもので、それ以外の目的はありません。
そこに音声は不要ですよね。音声まで録音していたら防犯ではなくて監視のレベルになってしまいます。
そこまでいけばお客さんのプライバシーを侵害することになりますので、録音を行うカラオケ店はありません。
まず、あなたが気持ちよく歌っている姿を笑うカラオケ店はありません。
それよりもカラオケ店は誰にも邪魔されず、それぞれの思うように歌うことを楽しんでもらう場です。
もし不安に思ているのであれば、それは少し考えすぎかもしれません。
でも万が一あなたの唄っている姿が流出するようなことがあればそれはカラオケ店に非があることです。
まとめ 本当に本当に自分の唄っている姿が第三者に見られることはないの?
防犯カメラでは一応、あなたの行動は記録されています。
ということから、あなたの見られたくない姿が100%誰にも見られないのかというと、そうではありません。
お店の人であれば記録をたどって映像を抜き出すことは可能です。
しかし、店員さんはそんなことをしている暇はありません。接客で忙しいはずです。
また、防犯カメラを触れるのは店長や一部の社員に限られることが多いはずです。それが徹底できていないカラオケ店があるとすればそれはお店の問題です。
もちろん映像は鑑賞するために録画されているわけではありません。
ただ、異なる例ではありますが店舗の甘い管理体制からアルバイト社員が非常識なことをやってSNSに画像をアップしたりして社会問題になっているケースもあります。
今回の防犯カメラについても物理的にはそういうことが不可能ではないんですよね。
本来あってはいけないことですが。
決して脅かしているわけではありません。
なにが言いたいかというと、唄っている姿は誰かもほとんどわからず、万が一見られてもダメージは少ないと思います。
ですが、明らかな分かりやすい禁止行為をやった場合はかなりダメージ大きいですよという事です。
不特定多数が利用するような施設では禁止行為のギリギリのグレーゾーンを見つけようとする人が必ずいます。
もし、そういうことを考えるならば止めておいた方が良いという事をお伝えしたいです。
バレますので。。。
実は私が過去に不正行為を疑われて突然、店員さんが入ってきたことがありました。ただ酔ってしまって唄わずに一緒に行った連れともども熟睡してしまったのです。
すべてではないかもしれませんが、店員さんはしっかりお客さんに目を配っているんですね。