家族が亡くなってしまってから悲しい気持ちで他に何もできないという状態になってしまうかもしれませんが、色々とやらなければならないことがたくさんあるのが事実です。
ゆっくり弔いたいものですが。。
いくら余命の告知があっても亡くなるのは急なことになります。
葬儀をすぐに準備しなければなりません。
その時になって慌てない様に事前の準備も大切です。
まず、葬儀屋さんとのやり取りになりますが、良い葬儀屋さんに出会う事。
これ、大事です!
人、一人の人生最後のお別れです。
素敵なお別れにしたいものです。
葬儀屋さんとは良い葬儀だったかどうかの結果に大きく左右します。
故人や遺族の気持ちに寄り添ってくれる葬儀屋さんと出会う事が重要です。
目次
良い葬儀屋さんと出会う方法
私の身内の葬儀の際はとても良い葬儀屋さんにお世話になりました。
生前より葬儀屋さんを調べていました。
良い葬儀屋さんとは遺族の受け取り方でそれぞれですが、どんな葬儀屋さんが良い葬儀屋さんと言えるでしょうか。
良い葬儀社の見極め方
料金体系を細かく説明してくれる
お聞きになられたこともあるかもしれませんが、葬儀代って医療費みたいに項目ごとに全国で金額が決まっているわけではありません。言い方悪いけど値段はあってないようなもの。。葬儀社によって違うのです。
自社の料金や他社と比べた時の料金、その価格差についての理由など教えてくれる葬儀屋さんは安心できます。
ただ、葬儀とはお金のかかるもの。どこの葬儀屋さんにしてもそれなりの金額にはなるので、激安を探すのも却って事足りない事などが出てきてしまうこともあるので、葬儀の規模をある程度ご自身で見積もって、その相場というものも知っておきましょう。
葬儀屋さんの人柄
葬儀社の窓口の方が対応良かったからと言うことではありません。
最初から最後までお世話してくれる担当さんの人柄によって葬儀の良し悪しは大きく変わります。葬儀はお一人の担当さんが最初から最後まで色々やってくれます。ころころ担当が変わったりする事は基本的には無いようです。
避けた方が良い担当者
・対応が事務的
・冷淡な雰囲気
・葬儀屋主導で物事を進める
など。
一般的に常識がある上に他のサービス業以上に特別な対応が必要な葬儀屋さん。
もちろんそう言った対応をされる素晴らしい方が多いですが、中にはそうで無い方もいらっしゃいます。
私は受付を手伝った時などに担当者さんのボロを見つける時があります。
手伝の人間に対しては事務的であったりやや上からものを言う方もいました。
ご遺族や近親者は悲しみの最中です。そういう時こそ冷静で暖かい対応が、遺族にとって
どれだけの支えになるかということです。
葬儀屋さんは関わる全ての方にきめ細かな対応があってこそ親族や参列者に良い葬儀だったと言われるのでは無いかと思います。
なんでも質問しやすい温かみのある方が好ましいです。
まず、ざっとこの二点を押さえておきましょう。
余談ですが、過去に葬儀のお手伝いをした時に、自分が葬儀を行うことになったら、この方にお願いしたいと思うほど素晴らしい葬儀屋さんがいらっしゃいました。
お時間がありお話する機会があったのですが、その方の前職は都内一流ホテルのホテルマンだったそうです。
なるほどと思うほどの神対応でした。
その方によるとご自身が父親の葬儀をやった時の葬儀屋さんが、それはそれはひどかったそうです。その事から自分が今までの経験を活かして葬儀屋をやろうと決め、立ち上げたとのことでした。
とても真心のこもった葬儀だった事を覚えています。
葬儀屋さんに行く前に
どこの葬儀屋さんに相談しようか?と考えた時の選び方のポイントを書いて行きたいと思います。
互助会などを利用した場合や既に葬儀屋さんが決まっている方は不要でしょう。
まだ、葬儀社とのお付き合いがない方に向けて書きますね。
広告に惑わされない
電車や街に葬儀屋さんの広告は沢山あります。悪い葬儀屋さんというわけではありません。
ただ、葬儀にかかる費用というのは一般の私たちにとっては不透明な部分もあります。
費用の面でも抑えられるところはしっかり抑えた無駄のない葬儀をやりたいものです。
お金をかければ良いものではありません。
複数の葬儀屋さんと生前見積もりなどしてもらいましょう。
直接、会って細かく質問してみましょう。
葬儀会社によって値段が違ってくるものです。
逆に安ければそれで良いということでもありません。
葬儀屋さんとお話をする中でご遺族の経済状況やお気持ちをしっかり汲み取ってくれる葬儀屋さんかどうかを見極めてみて下さい。
相場を知ってくるとたまに他にはない激安の料金が記載されている場合がありますが、それはいわゆる基本料金のところが多いです。
一般的な葬儀を行うにはそれ以外に料金がかかるのでよく確認しましょう。
口コミサイトで調べてみる
今やネットでほとんどのことは探せます。葬儀屋さんも同様で口コミなどの評判が書かれているものもありますので参考にしてみてはいかがでしょうか?
知り合いに紹介してもらう
既に利用された方に紹介してもらうのも良いでしょう。
なるべく自宅近くの葬儀屋さん
なるべくご近所さんが良いかと思います。
短期間ですが、しばらくのお付き合いになります。葬儀屋さんが届け物をしてくれたりもしますので、お近くの方がなにかと良いのではないでしょうか。
これらの事をご自身で調べてから問い合わせをしてみてください。
葬儀屋さんの数は大変多くあるので一見しただけでは分かりません。
ある程度絞って生前見積もり相談をした方が良いでしょう。
葬儀屋さんが決められなかった場合
病院でお亡くなりになった場合、葬儀屋さんが決まっているか確認されます。
決まっていなかった場合は病院と提携している葬儀屋さんを紹介してもらえます。
病院には近くの葬儀屋さんが持ち回りで待機をしていますのでその時の担当の葬儀屋さんがやって来て、ご遺体の搬送から始まり見積もりなどに進んでいきますので、他と比べたりする事は出来ずそこの葬儀屋さんの金額で行うことになっていきます。
また、葬儀屋さんが決まるまでご遺体を安置しておくというのもなかなか難しい事です。
仮に自宅や安置施設で安置できても安置するだけの費用がかかって来ます。
老人ホームで亡くなった場合は施設によっては少し時間をいただける場合もあるかも知れませんが、長い事安置はできません。
何よりご遺体は刻々と変化していきますので、お亡くなりになられてから通夜・葬儀は事情が許す限り早めに行った方が良いでしょう。
葬儀屋さんに求める事
葬儀は故人の人生最後の大事な見送りの会です。家族だけで静かに見送る場合や大々的に行う場合もあるでしょう。
その方法は故人の生前の想いと残されたご家族の気持ちで判断した方が良いです。
故人がどうしたら喜ぶだろうか。。。
誰よりも分かっているのはご家族や生前共にした近しい方ではないでしょうか。
いずれにしても良い通夜、葬儀を行う際に葬儀屋さんの存在はとても大きいです。
最後のお見送り。
素敵なお別れの時間にしたいと誰もが願うものです。参列していただく方に無礼のないおもてなしなど。。
実際にはほとんどのことを葬儀屋さんが取り仕切ってくれます。お花の手配から香典返しや礼状、式場での案内など。
葬儀屋さんがほとんどやってくれるからこそ、しっかりと要望を伝えられる葬儀社を選ぶべきなのです。