飴まるです。
7月頃から夏のイベントが盛んになってきますよね。
花火大会や盆踊りなど。
浴衣でお出かけする機会も増えてきます。
着物は着ないけど、浴衣なら着てっみたいという
人も多いのではないでしょうか?
今回は夏の浴衣の事前準備について書いてみたいと思います。
浴衣のクリーニングの料金の相場や注意点など
準備する前に知っておきたい情報をお伝えします!
目次
浴衣のクリーニングの値段の相場
浴衣をクリーニング屋さんで洗濯してもらう場合の
値段相場は800円〜3000円でした。
お店によって金額は様々です。
なるべく料金を抑えたい方は安くやってもらえる
お店を選ぶ事になるかと思いますが、
クリーニングに出す前に知っておくべき事も
あります。
浴衣にも通常の浴衣や絞り染め、子供用などあり、
それぞれに値段も変わって来ますのでお店に出す際に
確認してください。
通常の浴衣に比べて絞り染めは少し値段が高くなるようです。
浴衣のクリーニングの値段の差は?
値段の相場をお伝えしたのですが、
結構金額に開きがありますよね。
これは主に仕上げの違いによるものです。
「機械仕上げ」か「手仕上げ」の
違いがあります。
料金が安い場合は「機械仕上げ」の場合が多く、
一定の仕上がりは期待できますが、きめ細やかな
仕上がりは期待しない方が良いかもしれません。
多少、浴衣にシワができたりする場合もあるそうです。
また、浴衣には「きせ」というのがあり、器械仕上げの
場合は「きせ」が取れてしまうという事も場合によっては
あるそうです。
参考サイト:「きせ」とは? hapimade手芸教室
きせが無い浴衣や少しのシワなら気にならないという場合は
値段の安い方を選んでも良いかと思います。
大切にしている浴衣であれば、少々値段は上がりますが、
「手仕上げ」でクリーニングする方が良いと思います。
着物や浴衣専門のクリーニング屋さんもありますが、
値段が5000円ほどかかるところもありますが、
専門店なので特に丁寧な仕上げを希望される場合は
利用されるのも良いかと思います。
金額が高いお店にお願いするメリットとしては
以下になります。
専門店のメリット
・浴衣の仕立てや特徴を熟知しており知識が豊富。
・丁寧に手で処理する。・シミや汚れを詳しく点検する。
・風合いを損ねないように仕上げる。
仕上がりまでの日数はどのくらい?
クリーニングにかかる日数はお店によって様々ですが、
おおよそ1週間ほどで仕上がります。
シーズン中など混み合っている時期もあると思いますので、
早めの準備が良いですね!
クリーニング屋さんの選び方
浴衣をたくさん持っている方というのは一部かと思います。
気に入った柄もありますし、洋服ほど替えのきくもの
ではありませんよね。
だからこそクリーニング屋さんでのトラブルは避けたいものです。
全国にはたくさんのクリーニング屋さんが
ありますが、どうやって良いお店を見極めれば
良いでしょうか。
大きく分けると大手チェーンと個人経営の
お店になります。
一般的なメリットとデメリットは
大手チェーンのメリット
自社工場での大量生産型のため料金設定が低価格。
大手チェーンのデメリット
洗濯自体は工場の方で行い、受付の方は技術者でない場合が多いので知識の浅い受付の場合がある。
替えが用意できる洋服のクリーニングならば良いが、大切なものは個人店に持って行きたいという人もいる。
個人店のメリット
受付と技術者が同じ場合が多く、知識が豊富。
大手チェーンに金額の面では勝てない分、
技術と丁寧さがウリ。
個人店のデメリット
経営上のコストカットなどはやりづらく、結果的に料金が少し高めになってしまう。
上記のような違いがあります。
また、お店選びをする際に基準にしていただきたいのが、
「LDマーク」と「SDマーク」のあるお店から選ぶと良いと思います。
「LDマーク」のあるクリーニング店は、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の会員である47都道府県クリーニング生活衛生同業組合に加盟しているお店です。組合に加盟している「LDマーク」店は、ファッションの多様化による新しい素材や加工などに応じた「プロの洗い技術」で、お客様に質の高いサービスを提供するよう心掛けています。
また、万が一、クリーニングトラブルが発生した場合には、「クリーニング事故賠償基準」に基づき、トラブルの対応にあたります。
「L」は「Laundry」、「D」は「Drycleaning」の頭文字を表しています。贈り物などに喜ばれるクリーニングギフト券を扱っているのも「LDマーク」店です。
「Sマーク」のあるクリーニング店は、厚生労働省大臣が認可した「クリーニング業の標準営業約款」に基づいて営業しているお店です。「LDマーク」店と同様にお客様に質の高いサービスを提供するとともに、国民の衛生的な生活を守るために衛生的(プロの洗い技術)で、適切なクリーニング処理、そして適切な賠償(安心)を行っています。
なお、「クリーニング業の標準営業約款」は、消費者保護の観点から提供するサービスの内容やお店・設備の表示の適正化などを図ることによって、利用者がクリーニング店のサービスを受ける際に、選択の利便を図ろうとするものです。
「S」は「Safety:安全であること」「Standard:安心であること」「Sanitation:清潔であること」の頭文字を表しています。
浴衣以外でもクリーニング屋さんを利用することはあると思いますので、
ぜひ、参考にしてください。
帯も洗った方が良い?
帯に関してですが、帯は汗はまず吸収していないので、
乾いた柔らかい布でぬぐう程度で大丈夫です。
もし、シミがついたら、シミ抜きで出す必要はあると思います。
直接、汗を吸わないものであれば帯同様にご自身で軽く処理する
程度で良いでしょう。
借りものであった場合はクリーニングに出す事もあるかもしれませんね。
その場合はクリーニング屋さんに持っていきましょう。
浴衣を洗う頻度は?
浴衣は毎回、洗う必要はありません。
たくさん汗をかいてしまった場合は選択しても良いですが、
それほど汗をかいていなければ、次回もそのまま着ても大丈夫です。
シーズンの最後にはクリーニングに出しておくようにしておきましょうね!
浴衣をクリーニングに出すときの注意点
クリーニングに出す前の注意点をまとめてみました。
・「手仕上げ」か「機械仕上げ」かの確認をしておきましょう。
・金額と施される処理が適切か確認しておきましょう。
・出す前にシミの確認をよくしておきましょう。
・「絞り染め」や「きせ」の事を店員さんに話しましょう。
万が一、その知識がなければ念のため、ほかのお店に
行った方が良いかもしれません。
・色落ち、ラメの剥がれ、濃い色の着物のテカリの可能性など確認しておきましょう。
浴衣は自分で洗えないの?
洗えるんです!
浴衣はご自宅でもクリーニング可能です。
もちろん洗濯の表示を確認したり、丁寧に行う執拗があります。
畳み方やシワなどの事もありますので、クリーニング屋さんに
お願いした方が確実ではありますよね。
そんな訳でお店に出すのをお勧めしています。
最後に
夏の浴衣イベントを楽しく過ごすためには綺麗で
清潔な浴衣を着たいですね。
毎日、着るものではない為、特別な注意点も
ありますのでよく確認してクリーニングに出してくださいね。
混み合う時期もあると思いますので、早めの準備をお勧めします。