食欲の秋、旬の松茸、美味しいですよね^^
せっかく頂いた松茸ですが、家でいざ調理しようと開封してみると白いカビのようなモノが!!!
しかもぬめりもある!!!!
これって大丈夫なの?不安ですよね。。
そんな心配をしている方に
- 松茸が腐るとどうなってしまうのか?
- 松茸の白いカビやぬめりが最初からあるけど大丈夫なの?
- 松茸の最適な保存方法
以上についてお話しますね。
この記事を読めば安心して秋の味覚、松茸を食べることが出来ますよ!
ぜひ、参考にしてみてください。
目次
松茸は腐るとどうなっちゃうの??
松茸を食べるうえでまず知っておきたいのは腐っているとははどういう状態?ということですよね。
松茸は腐っている状態とは
・強い異臭がする
松茸はもともと独特の香りがある食材ではあるのですが、腐ってしまうと一発で腐っていると分かるほどの異臭がします。
文章で匂いはお伝え出来ないのですが、臭えば分かります。
・中が茶色い
怪しいと思ったら松茸を繊維に沿って割いてみてください。 中身が茶色くなってグチャッと水分を含んでいたらっ腐っています。
・ぬめりがひどい
松茸をはじめとしたきのこ類は水分でできています。
自然とぬめりが出てくるものなのです。しかし、どろろどろしたようなぬめりがある場合は腐っていると判断しましょう。
松茸が軽く汗をかいているような状態ならば大丈夫です。
軽いぬめりでも正しく取り除く方法がありますので、安心してください。
のちほどご紹介しますね!
・青カビ
青いカビや緑のカビを確認したら、腐っているか腐り始めです。
これも一つの腐っている状態の判断の目安になります。
以上を確認してみましょう。
あてはまらなければ安心して食べられますよ。
もともと香りの高い食材で、ぬめりなども出やすいきのこ類ですので、心配になるかと思いますが、あまり神経質にならないように腐りのポイントだけ抑えておきましょう。
腐った松茸を食べてしまうと食中毒を起こしてしまう可能性がありますので、新鮮なときに手に入れたのであれば早めに食べることをおすすめします。
松茸に白いカビやぬめり!?これ大丈夫なの?
松茸をじっくり観察してみると最初から白いカビのようなものを発見したことはありませんか?
見た目はふわふわの綿みたいなものではありませんか?
あっ、腐ってる。食べれないと思いますよね。
安心してください。これは腐っているわけではありませんので大丈夫ですよ!
実はこの正体はカビではなくて、気中糸菌と呼ばれます。
松茸は菌糸という菌の意図の集まりでできています。これが外に出てきている状態ですのでカビではありません。
この白いカビのようなものは松茸の一部なので安心ということです。
ただし、先程ご紹介した、青カビや緑のカビは毒のあるカビですので気をつけましょう。
もう一つよく不安に思われるのが松茸のぬめりですね。
こちらは先程、紹介したようにかるいぬめりであれば自然に発生するものですので、心配あいりません。
どろどろしたような状態は注意です。
白いカビのようなものとぬめりは食べても大丈夫ですと言われても気持ち悪いと思う人は多いでしょう。
その場合は濡らしたキッチンペーパーで拭き取るようにしてください。
そうすればきれいに取れます。
注意したいのは流水で洗ってしまうことです。
これは松茸の風味を失ってしまいますので大変もったいないです。
松茸の正しい保存方法は?
松茸が腐っているかどうかの見分け方が分かり、安心して食べられる状態をご理解いただけたと思います。
でも、色んな料理に使いたかったり、家族が多かったりすると一日で食べきれないことってありますよね。
そんな時に知っておきたいのが松茸の保存方法ですね。
松茸の保存は冷蔵保存と冷凍保存の2通りあります。
一番最適でおすすめの方法は冷蔵保存です。さらに言うと野菜室ではなく普通の冷蔵室で保管します。
よく、野菜室で保管すると書かれている情報を見かけますが、野菜室の場合は温度と湿度が冷蔵室より高めなんですよね。
松茸の保存に適しているのは冷蔵室なので覚えておきましょう!
もう一つは冷凍保存があります。順番に方法を解説しますね!
冷蔵保存の方法
冷凍保存の場合、賞味期限は1週間ほどですので、鮮度が落ちる前に調理するようにしましょう。
①石づき(根元の硬いところ)を取る
松茸の根元の部分を石づきと言います。他のきのこ類でも同様ですね。
松茸の場合はこの石づきを削り落とすようにします。
石づき(石突き)をスパっと切断してしまうともったいないので、真ん中を残すように削ります。
②濡らしたキッチンペーパーで汚れを落とす
松茸の汚れを軽く拭き取ってあげましょう。
松茸の汚れがひどい場合はボールに水を張り、少しずつ指ですくってさっと汚れを落としてください。
そのあと、しっかりとキッチンペーパーで水分を取ります。
松茸をボールの水に浸けたり、流水で洗うのは厳禁ですよ。風味を失ってしまいます。
③キッチンペーパーや新聞でくるむ
キッチンペーパーや新聞のどちらでも構わないので松s丈をくるみます。
④ジッパー付きの袋やタッパーに入れて冷蔵室に保管
ポリ袋でも大丈夫ですよ。
冷凍保存の方法
冷凍保存の場合の賞味期限は1ヶ月ほどになります。
冷凍保存の場合、松茸は生の状態で行ってください。
①石づき(根元の硬いところ)を取る
冷蔵保存の時とやり方は同じです。
石づきを切り落とすのではなく、真ん中を残して削ります。
削る際に怪我をしないようにしましょう。
②濡らしたキッチンペーパーで汚れを落とす
こちらも冷蔵保存とやり方は同じです。
松茸の汚れをぬらしたキッチンペーパーで軽く拭き取ってあげましょう。
汚れがひどい場合はボールに水を張り、少しずつ指ですくってさっと汚れを落としてください。
そのあと、しっかりとキッチンペーパーで水分を取ります。
松茸をボールの水に浸けたり、流水で洗うのは厳禁ですよ。
③真空保存する
真空パックが使えれば一番良いのですが、出来ない場合はラップに包んで、さらにアルミホイルでくるみましょう。アルミホイルを使うのは霜がつくのを防ぐためです。
またはジップ付きの袋に入れて空気を抜いて、真空に近い状態にします。
④冷凍庫に入れて保管
冷凍庫で保存します。
賞味期限は1ヶ月です!
冷凍した松茸の解凍方法とおすすめの料理を紹介!
冷凍した松茸を料理に使う際に解凍してしまうとドリップが出てしまうんですよね。
水っぽくなってしまいます。
ですので、調理する際は自然解凍するのではなく、凍ったままの松茸を入れてしまうのが正解です。
そんな事で冷凍した松茸は焼まつたけには不向きなんです。
焼き松茸を食べたい時は冷蔵保存するようにしましょう。
冷凍した松茸におすすめの料理は「お吸い物」「茶碗蒸し」「土瓶蒸し」などがおすすめです。
これなら松茸の香りとうま味を楽しむ事が出来ます。
美味しい松茸の選び方は?
いただいた松茸を食べて美味しかった!
ぜひ、自分でも購入してみようとなったとき。。
美味し松茸の見分け方は抑えておきたいですよね。
以下に美味しい松茸選びのポイントを紹介します。
◆軸に弾力があって、白っぽくて太い
軸の弾力が弱いと、虫食いの可能性があります。
確認できるのであれば軽く触れてみると良いでしょう。
◆しっとりとして、厚みがある
表面が乾いていると香りが落ちてしまっている可能性があります。
少し、しっとりしているくらいが良いですよ!
◆カサが五分程度の開き
松茸はカサの開き具合で値段も変わったくるんです。
「ころ」「つぼみ」「中つぼみ」「ひらき」の4段階に分かれていて、つぼみが一番高級とされています。
「ひらき」の段階の松茸を購入した場合は早めに食べるのが良いです。
国産と外国産の違いは?
松茸は国産以外にも中国産をはじめいろいろな国もものがあります。
外国産のほうが値段が安いため、品質が良くないと思われがちなのですが、実は品質はそれほど変わらないんですよ。
ただ、輸入の際に香りが飛んでしまったりするため、国産の方が香りが高く品質が良いと思われ勝ちなのです。
もちろん香りが高いほうが品質が良いと思われるのは当然だろうと思いますが、基本的な品質は変わらないそうです。
調理方法によっては国産にこだわる必要もないですよね。
さいごに
松茸が腐っているかどうかの見分け方についてご紹介しました。
・強い異臭がする
・中が茶色い
・ぬめり
・青カビ
これらが確認できたら、腐っていますので食べるのはやめましょう。食中毒の原因となります。
白カビのようなものとぬめりに関しては、食べても問題ありませんね。
気になる方キッチンペーパーで拭き取るだけですので簡単ですね。
松茸を少しでも長持ちさせるには正しい保存方法が大切です。
今回は以上をお話しました。
参考になりましたら幸いです。