最近よく聞くスーパーのレジ袋有料化、皆さんはどこまでよく知っていますか?
いつも行くスーパーは無料でもらえるから私には関係ない、と思っているとちょっと損してしまうかもしれませんよ。
そこで、いまさら聞けないスーパーのレジ袋有料化の話や、準備しておくと便利なマイバックの紹介までしていきます。
- いつからレジ袋が有料化されるの?
- レジ袋どこまでが有料の範囲?
- レジ袋の料金はいくらくらいなの?
- レジ袋が有料化される理由
身近なレジ袋の問題、この際きちんと知っておきましょう!
目次
スーパーのレジ袋の有料化はいつから?
スーパーのレジ袋の有料化は、2020年7月から開始です。しかし、店舗によっては2020年4月から開始しているところもあります。
私の近所のスーパーも2020年4月から有料化するという通達があり、すでに有料化が始まっています。これは、2019年6月に法令で義務化するという考えが発表されたことから始まっている取り組みです。
義務化するということなので、対象のお店は必ず有料化することになるわけです。
いままで近くのスーパーが無料だったからといっても、7月以降は有料化することは濃厚ですね。とはいえ実は7月以降も無料でレジ袋がもらえるお店がある可能性もあります。
というのも、この有料化、プラスチック製のレジ袋が対象なんですよね。
なので紙袋は対象外ですし、見た目が今までのようなレジ袋でも成分が環境にやさしいものだと無料でも問題ないんです。店舗によってはこうした材質のレジ袋に移行し、無料配布を継続するお店もあるかもしれません。
こればかりはお店によって対応が分かれるとは思いますが、私たちにとって身近なお店は続々と有料化を進めています。
すでに有料化になっているお店の紹介をしていきますね。
レジ袋有料化が始まっている店舗はどこ?
私がいつも行くお店の中にはすでに有料化されているところもあります。大手スーパーのイオンはすでにレジ袋の有料化は行っていましたが、系列店のグルメシティも4月から有料化が始まりました。
薬局でいえばココカラファインやサンドラック、ウェルシアも有料化しているようです。
その他、トイザらスやTUTAYA、ミスタードーナツやGUやユニクロなども4月から有料化している店舗の一つです。
コンビニ各社は7月の義務化になる期日に合わせて有料化になりそうですが、イオンの系列店であるミニストップはすでに有料化しているようですね。
他にもたくさんのお店がレジ袋を有料化しています。
どれも一度は使ったことのあるお店ばかりではないでしょうか。
レジ袋の有料化はどんどん身近なものになってきています。今後ますますレジ袋の有料化を進めていくお店が増えていくでしょう。
スーパーのレジ袋の料金はいくらなの?
レジ袋の有料化と言いますが、実際いくらくらいかかるのかというと、2円から10円程度です。
基本的には袋の大きさによって金額が変わり、食料品を販売しているようなお店では2~5円程度が一般的なようですが、ユニクロなどは紙袋で10円というように衣料品のお店では少し高くなっているようですね。
私がよくいくイオンでは小さい袋が3円、大きい袋が5円でした。
その他トイザらスでは一枚5円ですね。
今コンビニ各社のレジ袋の金額については発表がありません。
頻繁にコンビニを利用する人は特に気になりますね。
無印は繰り返し使える袋を150円で販売しているようです。
無印のように一度のお買い物で使い切るようなレジ袋ではなく、今後使いまわせるマイバックのようなレジ袋を販売しているお店もあります。
紙袋が有料のお店がある!なんで!?
有料化の対象のレジ袋はプラスチック製のものとお伝えしました。つまり、紙製や繰り返し使えるような袋は対象外だったはずです。
実は紙袋を有料化しているお店があります。
ユニクロやGUは紙袋なのに10円のお金がかかるのです。
これまでに有料化で紹介したお店でも、対象外の袋に移行し、有料化しているところもあります。
これは根本的に私たち消費者へレジ袋をもらうことを減らしてほしいという思いから有料化に踏み切っています日本の場合大体10円程度の金額ですが、海外ではレジ袋一枚40円ほどかかる国もあります。
このレジ袋有料化は日本だけでなく世界の取り組みとしてメジャーなものなんですね。これからはマイバックは必須アイテムになりそうです。
スーパーのレジ袋 どうして有料化するの?
レジ袋が有料化するのは、世界でプラスチックのごみが増え、環境汚染が深刻だからです。
海洋汚染の原因がプラスチックって聞いたことありませんか?
これは、ポイ捨てや不法投棄などで捨てられたプラスチックのごみが海に流れ着き、世界中の海が汚れてしまっているという問題です。
はるか遠くの海の話で何となくピンとこないという人もいるかもしれませんが、実はこの話、私たちの生活にとても密接している話なんですよ。
レジ袋をはじめ、プラスチック製のストローやペットボトルなどは、川から海に流れ着く間や海中を漂いながらどんどん細かくなり、最終的には私たちの肉眼では見えない大きさにまでなります。
そうして細かくなったプラスチックをマイクロプラスチックと呼ぶのですが、このマイクロプラスチックを海にすむ魚や貝などが一緒に食べてしまい、体内で分解されることなく蓄積し、私たちの食卓に並ぶことになります。
私たちが出したごみが、最終的に私たちの食を通して体内に帰ってくるというわけですね。
今、このマイクロプラスチックが人体にどの程度の影響が出るかというのはわかっていませんが、ヒトもプラスチックを分解できる機能は体にありませんので、決して無害というわけではなさそうですよね。
レジ袋が有料化するのはこうしたプラスチックごみを減らすための運動の一環というわけです。
コンビニのコーヒーがストローがなくても飲める容器に変わったことも、こうした取り組みがあるからなんですね。
この有料化によって集まるお金はこうした環境保護のために使われる予定です。
自分が食べる海産物が危なくなるかもしれないと思うと、ちょっと他人事とは思えなくなってきますよね。
スーパーのレジ袋の代わりにマイバックを準備しよう!おすすめは?
レジ袋の有料化について分かったところで、私たちはどうすればよいのかというとマイバックを持ち歩くことです。
マイバックを持ち歩くことで、毎回の袋代を節約できるうえに、ごみとなるレジ袋を減らすことができます。今までマイバックを持ったことがないという人は7月に向けて準備しておくことをおすすめします。
マイバックといっても、ちょっとしたお買い物で使えるような袋から、しっかりお買い物をする時のものまでいろんな種類があるんですよ。
子供と一緒にお買い物をしなくてはいけないママにおすすめの両手が使えるリュックタイプのものや、いちいち袋詰めしなくてもいい、買い物かごに設置できるタイプのものもあり、お買い物の動作が一気に楽になるマイバックもあります。
普段からカバンに入れておくことができるほどコンパクトにたためるものもあり、不意のお買い物にもそなえられるようなものもあります。
私も、いつものお出かけかばんにはコンパクトサイズのマイバックを入れていき、まとめてたくさん買いたいときにはしっかりサイズのものを持っていくようにしています。
マイバックは用途に合わせて使い分けることでとても便利に使うことができますよ。
実際どんなものがあるのか気になる!この際準備しておきたい!と思った人は私のおすすめマイバックを別の記事で紹介していますのでこちらも参考にしてみて下さい。
口コミやレビューと合わせて紹介しているので、実際の使い心地がリアルにわかります。
いろんなタイプのマイバックを紹介しているので、お気に入りの商品が見つかること間違いなしです!
私のおすすめマイバック5選!楽々折りたたみや両手があくものまで
スーパーのレジ袋有料化はいつから?まとめ
スーパーのレジ袋有料化が義務化されるのは2020年の7月からですが、すでに有料化を取り入れている店舗はたくさんあります。
レジ袋が有料化になるのは世界で増え続けるプラスチックごみが海洋汚染の原因になっているからで、プラスチックごみを減らすことを目的として始められます。
有料になるレジ袋の金額は、一枚当たり2円から10円ほどですが、店舗によっては複数回使えるようなマイバックのような形の袋をレジ袋として有料化しているところもあり150円ほど必要です。
マイバックはいろんな種類のものがあるので、これからのお出かけに1つ準備しておくといいですよ。