小学校の入学が近づくに連れ、いろいろな準備が必要になってきますね。
はじめてお子さんを小学校に入れるお母さんは何をどうやって準備したら良いか迷っていないでしょうか?
市区町村からのお知らせなどである程度は分かるのですが、一度全体の流れを把握しておくのも良いですね。
この記事では小学校の子供を育てる私が入学準備についてお話させて頂きます。
- 入学準備はいつからやればいい?
- 学用品の購入時期は?
- どのくらいの費用がかかるの?
- 子供に準備させることはあるの?
この様な事でお悩みの母さんに役立つ記事となっています。
また、学用品やその他の購入リストも紹介しますので参考ししてみて下さいね^^
目次
覚えておこう!入学準備のポイント
入学準備のポイントは一度にすべての物を準備しないことです。
入学に必要な備品はたくさんありますが、それぞれに購入に適切な時期があります。
小学校の入学説明会は年が明けた1月~2月頃に行われることが多いです。
- 説明会の後に買い揃えても十分間に合うもの
- 早々に準備しておかないと入学に間に合わないもの
この2種類があります。
これらの区別ができていないと、せっかく買ったのに買いなおさなくてはいけなくなったり、入学に間に合わなくなったりと十分な入学準備ができず、無駄な買い物までしてしまう事になるんですよね。
ぜひ、気をつけたいポイントです。
学用品を購入する前に、必要なものをリストアップし、すぐに準備しなくてはいけないものと、説明会後でもいいものに分類していくことが大切ですね。
とはいえ、たくさんの備品をリストアップするのはなかなか大変なんです。
そこで、入学準備の物品を購入する前に押さえておくポイントをまとめてみました!
ランドセルは一番最初に準備!
入学準備で一番大切で必需品のランドセルは、何よりも最初に準備が必要です。
ランドセルは準備する物品の中でも高価なものなので、慎重に購入したいですよね。
人気のデザインのものはすぐに売り切れてしまう可能性もあります。
他にも、注文してから商品が出来上がり、手元に届くまでに日数が必要になるので、早めに決めておかないと入学式に間に合わないという最悪の事態になりかねません。
特にランドセルは祖父母の方からプレゼントされるケースもあるので、手元に来るまでに何かと時間がかかることが多いんです。
ランドセル問題て場合によっては揉めるんですよね。
どちらの祖父母が買うとか。。。
結構、メンドクサイです(笑)
学校指定のものとそれ以外のものを分ける
準備する備品の中には学校が指定するものもあります。
指定の備品を準備してしまうと、せっかく準備したのにも関わらず使えずに無駄になってしまいます。
準備するものをリストアップするときには、学校指定のものとそうでないものを分けるようにしましょう。
学用品は学校説明会後のほうが無難!
特に決まりがないように思える学用品にも詳細な決まりがある場合があります。
実はキャラクターものがダメだったり、鉛筆の濃度やのりの形状など細かい注意点があるんですよね。
特に筆箱は無地のものを選ぶように指定している学校は多いようですよ。
私も早々に水筒を購入したものの、学校の規定にそぐわないものを購入してしまい結局無駄になってしまったという痛い失敗をしてしまいました。
こうした準備にはまとまったお金もかかるのでなるべく無駄なく買いまわりたいものですよね。
必須アイテムの一つである筆記用具などはすぐに準備してしまいたくなりますが、こうした規則を確認してから準備しましょう。
必要品のカテゴリー分けをしておく
入学準備は必要なものを購入するだけではなく記名をしたり、場合によっては裁縫が必要だったりします。
効率よく物品をそろえられるようにカテゴリー分けをしておくと、お買い物の時に便利ですよ。
入学準備品の購入時期は?
入学準備品の購入時期は
- ランドセルは夏頃まで
- 学用品は入学説明会の後
が理想です。
それぞれ具体的に説明していきますね。
ランドセル
先ほどお伝えした通り、ランドセルは早々な準備が必要で、早い人は春頃から準備を始めます。
春といえば年長さんに上がったばかりで、まだまだ小学校の入学は先の話と思いがちですが、実はこの時期が1番ランドセルの種類は多いです。
祖父母の方からのプレゼントも多いランドセルは特にゴールデンウィークなどで帰省しているであろうタイミングを狙って販売が盛んです。
この時期は大型商業施設などで専用コーナーができるほどで種類も豊富にある時期です。
実はランドセルは注文してすぐに自宅に持って帰ることができない場合が多く、注文し購入してから手元に届くまでかなりの日数がかかります。
そのためギリギリで購入することで最悪の場合入学式に間に合わないということも…
特に人気のデザインやメーカー、色などはすぐに売り切れてしまうので、こだわりがあるという方は夏までの購入をお勧めします。
入学準備品の中でも1番大切と言ってもいいランドセルは早めに準備しましょう。
それでも、中にはギリギリで購入するという方もいます。
ギリギリで購入することのメリットは夏頃の購入よりもお得な値段で買える可能性が高くなります。
デメリットは購入できる種類がかなり減ることと、手元に届くタイミングを確認しないといけないということです。
少ない種類の中で、なおかつ入学式に間に合うものを選ばなくてはいけないので自由度は少なくなってしまいますがお得に購入できるチャンスではありますね。
ランドセルはこだわるなら夏までに、お得に買いたいなら年明けごろを目安に購入しましょう。
学用品、文具類
その他の文房具や、学用品は学校説明会が行われる1月から2月、遅くとも2月半ばまでに買う方がいいですね。
というのも、この説明会の時に学校指定のものなどをまとめて注文するというパターンが結構あります。
さらには文房具の規定の説明もこの時にされることがほとんどなので、一通り説明を聞いてから準備をすることで無駄な買い物をしなくて済みます。
この説明会が、一般的に1月から2月のことが多いので、こうした文具類は2月頃に買い揃えるといいでしょう。
この動きを察知してか、文房具コーナーや手芸店などは新学期用品の特設コーナーが設けられるようになり、みなさん一気に購入し始めるので2月も後半になると全体的に品薄になってしまう恐れがあります。
説明会が終わったらなるべく早く買い揃えるようにしましょう。
せっかくの入学準備、ゆっくり楽しみながら選びたい!という方は先輩ママさんからの情報収集は必須です。
小学校に通っているお子さんがいるママさんに規定のことなどを事前に教えてもらっておくと準備にゆとりが持てますよ。
ただし、同じ校区でも学校によって規則が違うということはよくあるので、自分が通う学校の情報を正しく入手するようにしましょう。
学用品は説明会のあと、学校の規則がわかってからか先輩ママから情報を得てから購入するようにしましょう。
小学校の入学説明会について
小学校の入学説明会については、新入学の前に学校側から保護者へ行われるケースがほとんどです。
ここからはその説明会について詳しく説明していきますね。
入学説明会ってなに?
これまでたくさん出てきた説明会、いったいなんなの?と思いながら聞いていた人もいるかもしれませんが、入学式までに準備しておくものや、今後の予定などを説明される会が開かれます。
説明会が終わると、いよいよ入学という感じがしてワクワクそわそわしてしまいます。
しかし、この説明会が終わると一気に入学の準備も本格始動しますのでとても慌ただしくなります。
説明会までに準備しておいた方がいいものなどもありますので詳細は次のアイテムリストを参考にしてくださいね。
説明会の時期は?
この説明会は、大体が年が明けた1月から2月頃までに行われることがほとんどです。
事前に案内が配られますので必ず出席しましょう。
説明会の持ち物は?
説明会に持っていくものをリストアップすると
- 上履きのスリッパ
- 下履きを入れる袋
- 筆記用具
- 書類が入る袋
- その他案内状で持参するように書かれているもの
が挙げられます。
会場では説明会の時に使われる書類の他、物品購入のリストなど大切な書類が配られます。
入学式までの流れや当日の具体的な説明もあるかと思いますので、メモができるように筆記用具は必須ですね。
説明会は体育館などの広い場所で行われることが多く上靴と履いてきた靴を入れる袋も忘れずに持参しましょう。
教室などでは空調が設置してあるところも多いですが、体育館などは時期的にとても寒いのでカイロや膝掛けなどがあると便利ですよ。
説明会での注意点
事前に説明会の資料に目を通すことができる場合は一通り読み質問することがないか確認しておくと当日慌てなくて済みますよ。
入学までたとえ小さな疑問や不安であってもないに越したことはありません。
大きな会場で皆さんの前で質問するのが苦手な方も、説明会が終わって個別で先生に話しかけてみるのもいいかもしれませんね。
説明会で話される内容は?
これまでたくさん出てきた、入学準備品の具体的な説明のほか、入学式の日程や式までに準備しておくべきものが伝えられます。
例えば、給食費などの引き落とし口座の準備についての説明もあります。
小学校からはいよいよ子供だけで通学するようになるので、登下校時の方法や注意点などの確認などもあるでしょう。
また、学校のルールや入学までにお子さんにできるようにしておきたいことなどの説明もあります。
説明会が終わるとどんな準備が必要かがかなり具体的になります。
説明会までに、ここまでで紹介したような入学準備を進める上でのポイントを抑えて計画的に準備していきましょう!
入学準備で用意するアイテムリスト
はじめて小学校入学を経験されるママさんはいきなりリストアップと言ってもなかなか思いつかないものもあるかと思います。
入学までに用意しておくものを用途別にリストアップしてみましたので参考にしてみてください。
通学に必要な物
ランドセル |
こだわりがある人は早めの購入を! 人気の物やオーダーメイドは手元に届くまで数ヶ月とかかる。 |
防犯ブザー |
学校から笛は支給されることがある。防犯ブザーも1年生は持っている人が多い。カバンにつけれるものを選ぶこと。 |
雨具 |
雨傘、レインコート(レインコートは遠足などでも使用する)。 |
通学服 |
外遊びや図工などで汚して帰ってくるため、気軽に洗濯出来るものを多めに用意。 |
靴 |
雨の日は濡れて一日では乾きづらいので2足あれば理想。 |
学用品
上履き |
学校指定が多い。なければ白で無地がベスト。 |
上履き入れ |
入口が大きく開いて入れやすいものを。 |
体育館シューズ |
学校指定が多い。 |
体育館シューズ入れ |
入口が大きく開いて入れやすいものを。 |
体操服 |
学校指定が多い。上下4000円前後でそこそこするので、大抵は上下1セット購入でいくが、体育大会の練習時期は毎日洗うのが面倒なら2セット購入がおすすめ。 |
体操服入れ |
巾着型が多い。大きく入口が開いて入れやすいのがよい。 |
赤白帽 |
学校から配布されることが多い。 |
手提げかばん |
図書室で借りた本を入れたり、ランドセルに入らない荷物をいれたり、始業式終業式にランドセルがいらない時に荷物を入れて行くのに使う。重たいものを入れたりすので、丈夫なものがよい。 |
通学帽子 |
学校指定が多い。黄色の帽子など。 |
ハンカチ |
ポケットに収まる、小さめのタオルハンカチがおすすめ。 |
ティッシュ |
ポケットに収まる、小さめのティッシュがおすすめ。 |
学習ノート |
最初は学校で配布され、その後は同じ内容のノートを各自で購入することが多い。 |
連絡帳 |
最初は学校で配布され、その後は各自で購入することが多い。行数が選べるので、最初は行数の少ない大きな字でも書きやすいものを選ぶ。 |
ねんど |
学校から配布されることが多い。 |
ねんど版 |
学校指定があったり、持っていない人のみ学校で購入などある。 |
文房具
筆箱 |
缶や布製でないもの。箱型タイプが使いやすくてよい。 |
下敷き |
後で先生からキャラクターや模様がなく無地のものを指定されることが多いので、無地がおすすめ。サイズもB5かA4かの指定もある。 |
鉛筆 |
Bか2Bの鉛筆の指定がある。赤鉛筆も1本必要。かきかた鉛筆(4Bか6B)も必要だが、最初は学校から配布されることが多い。 |
消しゴム |
デザインよりも消しやすさ重視で。握りやすいのがよい。 消しカスがまとまる消しゴムも良いが、使ってるうちに割れやすいのが欠点。 |
ものさし |
15cmぐらいのもの。しっかりおさえて固定できるものがよい。折りたたみのものがあるあが、折れたり壊れやすいのでおすすめではない。 |
お名前マジック (油性マーカー) |
ものに名前を書くのに使う油性マーカーも筆箱に入れておく。 |
お道具箱 |
学校で配布されるところもある。各自で買う場合も指定サイズを確認すること。 |
色鉛筆 |
基本は12色の色鉛筆。 |
クレパス |
基本は16色のクレパスを用意。 |
はさみ |
学校から配布されることもある。子供が使いやすい小さめのものがよい。 |
のり |
学校から配布されることもある。容器に入ったでんぷんのりを使うところが多い。 |
給食用品
給食袋 |
ランチクロス、マスク、お箸が入るものを選ぶ。巾着袋タイプが多い。 お箸が飛び抜けて落ちる事があるので、お箸がしっかりかくれるサイズを選ぶとよい。歯ブラシとコップを持っていく学校はそれも入るサイズが必要。 |
ランチクロス (ナプキン) |
机にしいて使う。アイロンがけが間に合わない場合など様に、 数枚用意しておくほうがよい。(3枚ぐらいはあるとよい) |
マスク |
給食当番や給食当番のお手伝いなどで使う。これも洗い替えで数枚用意しておくほうがよい。 |
お箸 |
お箸ケースがセットでついているもの。 |
歯ブラシ |
学校により必要かどうかわかれる。歯ブラシのカバーがあるほうがよい。 |
コップ |
学校により必要かどうかわかれる。プラスチック製のコップ |
その他
水筒 |
毎日持っていく。半日分ほどのお茶を入れていので、1リットル前後の大きさがおすすめ。あまり大きすぎると一年生にはランドセルと水筒を持つのが辛くなるので、お子さんの体格に合わせるとよい。 |
防災頭巾 |
椅子の背もたれに引っ掛けるタイプや普段座布団として利用したりするタイプもある。学校の指定などがあればそれに従う。 |
鍵盤ハーモニカ |
学校指定の場合が多い。幼稚園で使っていたものが小学校と同じ鍵盤の数であれば使用可能の場合があるので、確認する。 購入する場合は、入学後学校から一斉購入の案内があったりする。 |
親の携帯用スリッパ |
入学式、参観日など親が学校の校舎に入るときに上履きが必要。折りたたみでコンパクトなものが便利。 |
自宅に必要なもの
鉛筆削り |
電動のものはコンセントの場所を気にしたり、かなり一気に削れるので鉛筆が短くなるのがはやいとの声も。手動のものがおすすめ。 |
学習机 |
置く場所に合わせてサイズを選ぶとよい。 |
学用品を収納するラック(棚) |
リビング学習などで学習机が不要場合、学用品や教科書、文房具などの細かいものをまとめて置くのに必要。時間割を合わすときに子供が自分で出し入れしやすいものを選ぶ。 |
教科書は入学式で学校から配布されますし、算数セットも入学後に学校から配布されます。
おはじき・数え棒・計算カードなど、すべて一つずつ、一枚ずつ名前を書かなければなりません。
傘選びのポイント
傘選びもしておきたいですね。
雨の日、足元と視界が悪い中でさす傘は、安全なものを選ぶことが大切です。
●体の大きさに合ったサイズを選び、持ちやすいものにしましょう。
●怪我などの危険性がないデザインで先端が丸いものがよいです。
●暗い時でも車から見えやすい色。明るいを選び、反射帯や反射テープがついているものがよい。
●傘をさした時に前方が見やすいものを選び、前方に透明窓がついたものがあると良い。
そして傘を購入したら・・・
傘は間違えて持って帰りやすいので、大きく名前を書くようにしましょうね。
学習机の準備について
学習机を購入することで、お子さんの入学への意欲や勉強意欲があがることがあります。
一人で勉強に積極的に取り組める子には子供部屋に学習机というのはよいでしょう。
しかし、最初から自分一人で勉強をすすめられる子供は少なく、リビングやダイニングで親が見守りながら宿題をするリビング学習のケースが多いのが現状です。
また、学習机を買うとなると置き場所もとるし、金額もそこそこかかるので、入学してお子さんのベストな勉強スタイルが分かってからそれに合う学習机を選んでもよいかもしれません。
子供部屋に立派な勉強机をかったものの、全然子供部屋で机に座って勉強してくれず、リビングで勉強しているということになったらもったいないですものね。
リビングで勉強するのであれば、リビングに置けるサイズのリビングにあった机を選ぶとよいですよ。
名前付けと袋作りは計画的に!
名前は学用品すべてに書かなくてはなりません。鉛筆・色鉛筆には1本1本書かなければならないのでかなり時間がかかります。
名前スタンプや名前シールがあれば便利ですが、名前を入れたものをつくってもらう場合も出来上がるまでの多少の時間が必要です。
また、上靴・運動靴・体操服入れ、手提げかばんを手作りする場合も時間がかかるので余裕を持って作成にかかることが必要です。
それぞれ、入学式までに間に合うように計画を立てて前もって少しずつ準備をしましょう!
その他あると便利なグッズ
・名前つけグッズ
学用品すべてに名前を書く必要がるので、名前つけグッズがあると便利です。
名前シールや名前スタンプが人気です。
名前シールはプラスチック製品、また、防水加工のものを選んで傘やコップや水筒など水に濡れるものにも貼ることができます。
名前スタンプにはハンカチやランチクロスなど布製品に便利です。洗濯しても落ちません。
それぞれ、用途別に使い分けると便利ですね!
・名札付けグッズ
名札は安全ピンで留めるものがほとんどで、そのため服に穴があいたり破れてしまうこともあります。
それを防げる名札つけグッズが今は販売されています。
名札の安全ピンに取り付けて服にはさんで穴を開けないようにつけるという名前付けグッズは文房具屋さんなどで購入できますよ!
・GPS
小学生になると子供達で学校と家の行き帰りしなくてはいけません。
集団下校でない場合は一人で行き帰りすることもあるでしょう。
帰宅途中で寄り道したり、こけたりなどトラブルがあることも・・・
そんな時、GPS機能がついたものを身につけていれば、こどもの居場所や行動範囲が把握できて安心です。
・ココセコム
防犯機能に特化したセキュリティ専用端末。セコムでは「持ち歩けるセキュリティ専用端末」として、主に小学生むけに、専用端末を身につけている子供を親に代わって見守ってくれるサービスがあります。
こどもの現在位置を確認できたり、こどもからの緊急通報をセコムが家族に知られてくれたり、必要ならセコムの緊急対処員が子供のもとまで出動してくれます。
・移動ポケット
低学年の服はポケットも小さいのため、ハンカチとティッシュが入り切らないこともあります。女子のスカートにもポケットがついていないものもあるので、移動ポケットがあると便利ですよ!
クリップで服につけることができます。
お子さんと一緒に生活習慣の準備も忘れずに!
小学生からは自分達で決まった時間に登下校し、割り振られた時間内に先生の指示にしたがってルールを守って行動していくことができるようにならなければなりません。
また、幼稚園のように先生が手伝ってくれることも少なくなり、自分で考えて自分でできるようになることが求められます。
最初はみんな幼稚園とは違う環境に戸惑うことになると思いますが、少しでもスムーズに学校生活に慣れてくれれば安心ですよね。
そこで、入学前までに親子で生活習慣の準備もしておきましょう!
<朝の準備>
まずは朝起きれるようにしっかり寝る
しっかり睡眠をとって朝起きるのが辛くないようにしましょう。
はやめに起きて余裕をもって準備すれば忘れ物もなくなります。
<朝ごはんを毎朝しっかり食べる>
体温をあたためて脳や身体にエネルギーを送り、体の動きや脳の働きをよくして集中力を保てるようにしましょう!
<コミュニケーション能力を養う>
あいさつがきちんとできるようにする
学校に行くとことによって社会生活がはじまります。
挨拶は大事なコミュニケーションなので、しっかりできるようにしておきましょう。
地域の見守り隊の方などにあいさつをしてコミュニケーションをとって顔をおぼえてもらうと防犯対策になります。
自分のしたいことを言葉にできるようにする
クラスには沢山のクラスメイトがいます。
その中で授業では手を挙げて意見を述べることもありますし、子供や先生との間でも他人にきちんと自分のやりたいことを言葉にして伝えれるようになるとうまくコミュニケーションをとっていくことができるようになります。
<相手の話を聞けるようになろう>
学校は集団生活ですので、相手の話も聞いてコミュニケーションをとることも大事です。
また、相手の話をきくというのは、先生の授業の話を聞くことにもつながり授業に集中できるようにもなります。
自宅でのとりくみで「絵本の読み聞かせ」をすると効果があるようです。
<ルール・約束事を守る>
時間を守れるようにする
学校は登校する時間も決められていますし、時間割によって時間を割り振られていて、休み時間や給食の時間は守って行動しなければなりません。
時計を読めるようになればベストですが、まだわからないお子さんでしたら、「お風呂は時計の長い針が0になったら入ろうね」「短い針が6のとこ来たら夕御飯食べるよ」など少しずつ時計を意識して伝えてみましょう。
また、タイマーを使って「後10分でお片づけ終わらそうね。
このタイマーがなったら10分たつよ。」など、時間の長さを感覚で覚えさすのもよいかもしれません。
それらと同時に、守らなけれいけない時間があるというのを学びましょう。
<登下校の交通ルールを確認>
小学生は自分たちで歩いて登下校しなけれなりません。
通学路を一度親子で歩いて確認してみましょう。
横断歩道はボタンがあれば押して信号が変わるまで待つ、「とまれ」と書いてあるところは一旦止まって左右確認して進むなど、交通ルールが守れているかチェックしておきましょう。
<お手伝いをして最後まで約束したことをやり遂げる>
学校ではそれぞれ係をきめて、係の仕事をきちんとこなさなければなりません。任せられた仕事はきちんとやるということをお手伝いを通して学んでおきましょう。
<自立精神を養う>
服の脱ぎ着が一人でできるようにする
学校では体操服に着替えたり、身体測定で服を脱いだり、プールでも水着に着替えたりします。脱いだものの整理整頓もできるよう服をたたむ練習もしましょう。
ある一定時間机に向かって作業ができる
小学校からは宿題が毎日だされるようになります。
自分で机に向かって学習をするという習慣がつくように、お絵かきでもよいので今から机にむかって一定時間作業をするということを習慣づけておきましょう。
<自分の電話番号・住所を覚える>
これから放課後外友達と遊ぶ約束をして、一人で出かけるようにもなります。もし迷子になったり、何かあった時に自分の家の電話番号や住所が必要になる場合があります。交番などで聞かれて「わからない~」では困るので、しっかり覚えておくようにしましょう!
後は幼稚園でもしていることですが、箸の使い方、手洗いうがい、トイレを一人で使えるかどうかなど、見直しておきましょう。
沢山紹介してしまいましが、お子さんに無理がないように、できる範囲で親子でぜひ取り組んでみてくださいね。
小学校の入学準備に掛かる費用はどれくらい?
大まかな金額になりますが、小学校入学に必要な費用は7万円位でした。
一般的には6〜8万円で考えておくと良いですよ。
小学校に入学にかかった費用を整理してみたら、大きく2つに分けることができました。
- 学校で使用する文房具や体操着など
- 通学に使用するランドセルなど
更に自宅で使用する学習机や入学式用の服を新しく購入すると10〜15万円になります。
結構大きな出費ですよね。
テレビニュースなどでは、義務教育で無償化などの話しを聞くので、私は正直ここまでの費用が必要になるとは予想していませんでした。
入学に掛かる費用を抑えるために、ママ友とよく話していた事があるのでご紹介しますね。
【ネットショップやフリマアプリなどで価格を調べてみる】
学校指定用品などは、校章が入っていたりするので、ネットから購入することは難しいですが、それ以外で指定のないものはフリマアプリやネットショップを探してみると安いものが見つかることもあります。
【地域バザーやお下がり】
地域のバザーやお下がりを利用することで費用を抑えることが出来ますよ!
バザーでも新品同様や未使用のものだって見つかります。
因みに私も息子の幼稚園の体操着は、近所のお兄ちゃんからお下がりをもらいました。
使用していれば、それなりに汚れたり使用感が出てくるので、新品にこだわらなくてもいいと私は思ってます。
何よりエコだなって自分に言い聞かせてますw
息子にも物を大切に使用することができるんだよと教えることができたような気がします。
また、給食袋や手提げカバンなどは手作りを用意するという方法もありますよ。お母さんの温もりも感じられて、お子様も嬉しいのではないでしょうか。
【就学援助制度】
住んでいる地域の自治体によって異なりますが、経済的な理由で就学が困難だと認められると、援助制度があるんですよ!
一度窓口にお問い合わせしてみるのも良いですね。
支給日が決まっているので、あまりにもギリギリになってしまうと入学式までに間に合わない可能性があるので、余裕を持って準備してくださいね。
入学準備の年間スケジュール表
入学準備の時期を紹介してきましたが、改めてカレンダーで入学前の年間のスケジュールをご紹介しますね。
幼稚園でいう年長さんの年ですね。
7〜8月
水に慣れておこう!
小学校に上がると本格的なプールの授業がありますよね。
少しでも水に慣れておくと良いですよね。
苦手なこの場合、みんなと一緒に楽しめるかどうかが、今後に少し関わってくるのかなと思います。
苦手意識を少しでも軽減してあげたいですね。
9〜10月
学校行事に参加しよう!
小学校では運動会をはじめとした行事が行われます。
学校によっては来年度の新入生を招待してくれるところもあります。
そういったお知らせがあれば参加して学校の雰囲気を見ておくのも良いですね。
運動会ではかけっこに参加させてくれたりするところもあります。
兄弟以外の大きいお兄さんやお姉さんと接するというのも貴重な経験になるのではないでしょうか。
また、親御さんにとっては学校の指導の雰囲気なども見るのには良い機会ですよ。
購入品のリストアップをして、およその金額を把握しておきましょう!
特に高価なものを購入する場合はお金の把握も大事ですよね。
年が明ける前に色々なものを買い揃える準備をしておきましょう。
11月
就学前健康診断を受けておきましょう。
10月中旬〜11月中旬に書けて市区町村で就学前健康診断を行っています。
お知らせは9月頃から順次送られていきますのでしっかり確認しておきましょうね。
診断結果は後日送付されます。
もし、なにか問題があれば早めにお医者さんに受信しておきましょうね。
12~1月
入学説明会出席
説明会のお知らせが届きますので、忘れないようにしておきましょう!
1〜2月に行われることが多いです。
学習机の準備
学習机は人気商品はすぐに完売してしまうので、できれば先に候補をいくつか絞っておいた方がスムーズかもしれません。
お名前シールの受注
お子様のお名前を全て手書きする事ももちろん可能ですが、大半のお母様はお名前シールを使用される方が多いです。
発注してからお手元に届くまで時間を要するので、この時期に発注されることを強くおすすめします。
2月
入学式用の服準備
入学式用の服は、なるべくリーズナブルに購入できるようにセール期間と重なる時期に探した方が良いでしょう。
1月ごろからバーゲンも始まっていますのでお母さんのフォーマルウェアも準備しておきましょう。
文房具などの小物準備
入学説明会が終わったら、いよいよ具体的に小物も準備していきましょう。
お子様と相談しながらショッピングするのも良い思い出になりますね。
3月
持ち物に記名しましょう!
届いたお名前シールを活用しながら、持ち物に記名していきましょう。
提出書類をチェックしましょう!
家庭調査書や保険調査書などの提出書類がたくさんありますよね。押印や記入漏れがないか再度確認しながら用意しましょう。
通学路の確認をしましょう!
お子様と一緒に通学路を確認しましょう。もし途中で迷子になった時のために、お子様が自分の名前、住所を言えるように練習もしてくださいね。
まとめ
小学校入学の準備の時期についてご紹介しました。
少しずつ、前もって準備しておけば直前に慌てることはありませんね。
とはいえ、計画的に準備することが出来ない場合もあります。
そういう場合はランドセルなど準備に時間がかかるものだけでもしっかり用意しておきましょう。