今年の夏は各地の海開きの中止が発表されました。
夏のイベント、海水浴を楽しみにしていた人はとても残念な気持ちだと思います。
海開きが中止になった場合は海で泳げないのでしょうか?
もし泳いでルール違反といわれたら困てしまいますね。
この記事では海水浴場が中止になった場合でも海で泳いでも大丈夫なのかということをについて解説させて頂きます。
- 海水浴場が設置中止になったら海で泳いではだめなの?
- 海で泳いだら法律違反?
- 砂浜で遊ぶのも禁止
- 海の公共施設の利用も禁止?
以上について解説したいと思います!参考にしてみてください。
目次
海開きが中止になったら海で泳ぐのもダメなの?
今年は相次いで海開き中止が決定していますが、場合は海で泳げないのでしょうか?
結論から言うと、海水浴場が営業していなくても
海で泳ぐことに問題はありません。
ただし、自己責任となりますのでより一層の注意が必要となります。
海開きとは?
ちなみに海開きが中止=海水浴場の設置ナシ です。
海開きとは海水浴場を開設する事や開放した日のことをいい、安全に遊べるように整備した状態のことを指します。
- 更衣室、シャワー、トイレの開設
- 海の家の営業開始
- 監視員やライフセーバー配置
- サメ防護ネットやクラゲ防止ネット設置
海開きをしないという事は上記が行われないという事です。
砂浜や海に立ち入ってはいけないという意味ではありません。
2020年海開き中止の理由
海水浴場が中止になった理由として、コロナウイルスの感染を防ぐためのガイドラインが決められたのですが、これを守りながら海水浴場を運営することは困難であるということ判断となり、相次いで各地の海水浴場が設置中止になったという経緯があります。
身近なところで言うとライフセーバーを配備するのが困難になってしまったり、 海の家の営業に制限が多すぎて十分にお客さんに楽しんでもらえるような営業が出来なくなってしまったということです。
今年の夏に海水浴を楽しむことはルール違反?
2020年の海水浴場中止についてはコロナウイルスの感染の防止の一つとして行われていることであり、人が海に訪れることを禁止しているものではありません。
海水浴に訪れること自体は法律違反でもルール違反でもありません。
また、海に入ることで罰せられるようなことも基本的にはありません。
立ち入り禁止遊泳禁止の場所で泳いでしまった場合はその限りではありません。万が一禁止区域で事故が起きた場合 、保険の適用がない場合がありますので覚えておきましょう。
本来、海で泳げるか?泳げないか?を考えれば、海では通年サーフィンを楽しむ人やその他マリンスポーツを楽しんでる人がいるわけですから基本的には自己責任で自由であるということです。
自己責任で海で泳ぐことまたは水辺で遊ぶことは可能となりますが、ライフセーバーがいないので万が一の事故やトラブルの際にはすこし不安かもしれませんね。
例年、安全が確保された場所でさえ水難事故が起きているという状況ですので、今年は本当に注意しながら夏の海を楽しみましょう。
ましょう。
この時期は自粛を勧められている時でもありますので、なるべく人が多く集まる場所には行かないという選択もあります。
また、地元の人にとっても夏のシーズンにたくさんの人が訪れるのは不安でもありますし、あまり良い気がしないでしょう。
例年以上に地元の人への配慮も必要だということを覚えておきましょう。
砂浜で遊ぶのも禁止?
海に遊びに行くのは何も海水浴だけではありませんよね。
ビーチでバーベキューをしたり、遊具を使って遊んだりと楽しむことはたくさんあります。
海開きが中止になってしまうことでビーチでの遊びも規制されてしまうのでしょうか。
基本的にはバーベキューやビーチでの遊びが禁止されていません。
先ほども説明したように海開きは海水浴の為に整備してエリアを確保するという事ですので、厳密にいうと海水浴場が設置されている期間の時こそバーベキューなどは禁止で、端っこの海水浴場外でやることになります。
今年は海水浴場が設置されないのでバーベキューなどの規制はほとんどないと考えられます。
もちろんマナーを守った利用が前提です。
具体的には自治体による決まりごととなるため違いはありますが、ビーチでバーベキューをしたりすること自体も禁止エリアを除いては規制はありません。
これらの決め事は各都道府県によってルールが異なりますので、禁止、または今年に限っては禁止という可能性もあります。
海の公共施設の利用も禁止?
海水浴場が設置されるような場所には公衆トイレや公衆シャワー、駐車場といった公共の施設が増設されているところがあります。
海水浴場が中止になることによってこのような施設を使うことも駄目になってしまうのでしょうか?
これらの公衆施設を使うことは一切問題はありません。
自治体の判断で鍵をかけたりし、使用禁止にしている場所もありますのでそういったところは使わないようにしましょう。
駐車場も同様です。
実際にコロナウイルスのピーク時には各地の観光地の駐車場が使用禁止になり、訪れた人が U ターンさせられるということもありました。
もし海に行かれる際、公衆トイレや公衆シャワーが使えなかった場合のことを考えて携帯トイレやポンプ式 携帯シャワーを用意しておくと困らずに済みますよ。
マリンスポーツを楽しむ人などは常にこういったものを車に積んでいたりしています。
着替えの際にはこんなものも!
着替えはもちろんシャワーもトイレにも利用できます。利用の際はかならず防犯面も考慮して使いましょうね。
さいごに
海水浴場が中止になった場合に海で泳いでも大丈夫なのかということについてお話をさせていただきました。
基本的には海で泳ぐことに問題はないということです。
考え方として海水浴場中止と海の利用は切り離して考えたほうが良いです。
あくまで海水浴シーズンに開かれる海水浴場(海の家、ライフガードの監視、各種イベント)これらが中止ということであって、海は一年中開放されています。
今年の夏に海で泳ぐことは問題はありませんが、今までとは考え方がガラリと変わってしまっているということを肝に銘じて夏を楽しみましょう。