テレビの画面をきれいにする方法って結構むずかしくないですか?液晶画面は繊細なので、掃除方法を間違えると汚れを落とすどころか破損させてしまう可能性もあります。
テレビを消した後は特に汚れが目立って気になりますし、ほこりもたまりやすいので思い立った時にすぐに掃除ができたらうれしいですよね。
この記事では簡単にキレイにテレビを傷つけることなく掃除をする方法をお伝えします。
汚れ別の掃除の方法や、おすすめアイテムも紹介しますので、おうちのテレビの状況にあったお掃除方法を見つけてください。
最後に汚れにくくなる方法も載せていますので、お掃除の後にはしっかり対策をしておきましょう!
目次
テレビの画面をきれいにする方法!手垢の落とし方
テレビ画面で一番気になる手あかは専用のクロスでふき取ることできれいに仕上がります。
手あかのような皮脂汚れは、乾拭き(からぶき)をしても物によっては汚れが広がるだけで中々きれいになりませんので専用クロスを使って一回できれいにしてしまいましょう。
テレビ専用のクロスは少し水分があり、ウエットティッシュのような物なのですが、すぐに乾くことと、クロスの素材が柔らかい素材でできているという特徴があります。
専用クロスの特長
- テレビの画面を傷つけないので破損の心配がない。
- きれいに仕上がる。
ちなみに私が実際に使っているものがこちらです。
シートが厚手で拭きやすいところと、大判なので大型の42インチのテレビでも十分ふき取れるほどの大きさです。
・アルコール成分がない
・ホコリがつきにくい仕様
になっているところもお気に入りポイントです。こうしたところを購入する時にチェックしておくといいですね。
また、使用できるタイプのテレビ画面の種類の記載もあるので、おうちのテレビが該当しているかも確認しましょう。
ちなみにこれは20枚入りなのですが500円程度でした。
一回一枚20回分で500円なら私的には満足の価格かなと思っています。大判ではないものや厚手にこだわらなければ、もう少し安価なものもあるかもしれませんね。
その他の方法もあるがデメリットも
専用クロス以外にもテレビの液晶を掃除する方法はあります。
有名な掃除方法の例としては
- 硬く絞った雑巾
- マイクロファイバークロス
- キッチンペーパー
という方法もあります。
ただ、これらの方法はハッキリ言ってめんどくさいんです。これまでこうした方法を一通り試してみました。一見簡単そうだし、コストもかからなさそうでおすすめなようですが、落とし穴があります。
それが二度拭きです。
キッチンペーパーと雑巾は水に濡らして掃除をするという方法なので、水拭きの後に空ぶきをする必要があります。うまく乾拭き(からぶき)ができないと、水拭きをした後が画面に残り、かえって汚れてしまうこともあるんですよね。
さらに乾拭きをしたときのクロスのホコリが画面について、そのほこりと格闘しなくてはいけないという悲しい結果になることもあります。
マイクロファイバークロスに関しては初めから乾拭きなので二度ぶきの手間はありませんが、汚れがひどい時は乾いているのでうまく皮脂がとれず、結局汚れを広げているだけとなってしまいます。
こうした弱点をすべて克服してくれるのが、初めに紹介したテレビの液晶専用クロスなんですね。特に難しい技術がなくてもキレイに仕上がり、なおかつお手頃な値段なので私はいつもこれを使っています。
専用のクロスといっても、値段も手ごろなものがほとんどなので、テレビ画面の掃除は専用クロスを準備しましょう。
液晶テレビを綺麗にするコツ
液晶テレビの汚れをきれいにするには、使う道具だけではなく手順も大切になってきます。
おすすめの掃除の手順
- ①テレビのホコリを落とす。
- ②専用シートで画面を一定方向に拭く。
- ③こまめにシートの面を変える。
お掃除の手順はこの3項目なのですが、掃除を始める前には必ずテレビの電源を切るようにしてくださいね。
では、項目別に一つずつ解説していきます。
①テレビのホコリを落とす
テレビは静電気が発生し、ホコリが付きやすいという特徴があります。ホコリがついたままクロスで拭いてしまうと、十分に画面をきれいに拭くことができません。
さらには、ホコリがついた状態でテレビ画面を拭くことで、細かい傷がついてしまう可能性もあります。
一刻も早く手あかなどの目立った汚れを取り除きたい気持ちはとてもよくわかりますが、まずは落ち着いてホコリを処理してしまいましょう。
テレビ画面のホコリをきれいにするのに最適なアイテムはハンディモップです。パソコンのキーボードなどを掃除するときに使うような、毛先が細かくてフワフワしたものです。
これは静電気の力でホコリをモップに引き寄せてくれるので、画面を傷つけることなくきれいにホコリをとることができます。
テレビ画面だけではなく、パソコンをはじめ、掃除機では入らない狭い空間や、簡単に移動ができない繊細な置物の間などの掃除にも使えるので万能お掃除アイテムですよ。
まだ持っていないという人はぜひ手に入れてみてください。
②専用シートで画面を一定方向に拭く
ホコリをきれいに取り終わったら手あかの処理を始めます。
はじめにお伝えしたように専用のクロスで画面を拭いていくのですが、汚れている部分だけを重点的に拭いて終わりではなく、一定方向に拭くことで仕上がりがとてもきれいになります。
汚れがひどい個所がある場合は先にその部分を拭きとり、仕上げとして最後に全体をふき取るというような手順で掃除を行ってください。
横のほうが長さがあるので一度に拭いてしまうには短いたてのほうが私的にはやりやすいかなと感じています。
テレビの大きさや設置の位置などはそれぞれなので、自分の拭きやすいところから初めて拭いていきましょう。
大事なのは一定方向に拭くということなので、その部分だけ意識して拭いてくださいね。
③こまめにシートの面を変える
あとは、こまめに拭く面を変えることも大切です。当たり前ですが、きれいな面で画面を拭いたほうがきれいに仕上がりますよね。
特に前回の掃除から期間が開いてしまっていたり、汚れがひどかったりする場合は、一回ごとに拭く面を変えたほうがいいかもしれません。
ほんのちょっとのことですが、これを実践するだけで見違えるほど画面はきれいになりますよ。
テレビの画面を綺麗にする方法!汚れ別掃除の仕方
テレビ画面が汚れる原因は手垢やほこりだけではありません。そのほかに多い汚れとしてたばこのヤニや油汚れなどがあります。
それぞれ落とし方を紹介しますね。
①たばこのヤニの落とし方
愛煙家の方にとってのお悩みの一つがタバコのヤニですよね。テレビの周りでタバコを吸うとどうしても画面にヤニがついてしまいます。
そこまでひどく汚れていない場合は乾いているマイクロファイバーのクロスで優しく画面を拭くことで汚れを落とすことができます。
汚れが酷かったり、長らく掃除をしていないテレビの場合は、手垢の時に紹介したようなウェットタイプのテレビ画面専用のクロスを使いましょう。
②油汚れ
先程紹介した手あかも皮脂汚れなので油汚れの一つなのですが、その他、油性ペンの汚れや汚れた手で触ってしまい、食べ物のソースがついてしまったりといろんなタイプの油汚れがありますよね。
どんな油汚れでも専用のクロスがあれば大丈夫です。
これさえあれば、大体の汚れは落ちます。
テレビの画面のやってはいけない掃除方法
テレビ画面の掃除の注意点は、
①アルコールは使わない
②水拭きは固く絞って二度ぶき
③力を入れないように拭く
④ティッシュは使わない
⑤テレビのタイプを知っておく
の5つです。
一つずつ解説していきますね。
①アルコールを使っちゃダメな理由。
汚れが落ちそうなアルコールは繊細な画面の故障の原因にもなります。
すぐに乾くので何となくよさそうな気もしますが、絶対に使わないようにしましょう。
②水拭きは厳禁!固く絞って二度拭きが良い
テレビ画面は精密機器なので基本的には水分は厳禁です。そのため、水を使ったお掃除の場合は必ずしっかり水分を切るようにしましょう。
乾いたクロスで2度拭きするのも忘れないようにして下さいね。
③力を入れないように拭く
テレビの画面は繊細なので力が加わることでうまく映像が出なくなる可能性があります。
頑固な汚れに遭遇すると、つい力を入れてごしごししてしまいたくなりますが、優しくふき取るように心がけましょう。
④ティッシュは使わない
比較的柔らかい素材のティッシュはふき取る際に使えそうなイメージですが使ってはいけません。触った感じでは柔らかそうですが、実はティッシュの繊維はとても固いんですよ。
そのため、ティッシュを使って画面を拭くことで傷がついてしまう可能性があります。ふき取り用の布はマイクロファイバーのクロスなど専用のものを使うようにしましょう。
⑤テレビのタイプを知っておく
テレビにはいろんなタイプがあり、それによって画面の材質も変わっています。
先ほど紹介したクロスの裏面には
・液晶テレビ
・プラズマテレビ
・プロジェクションテレビ
・ブラウン管テレビ
の4つの種類に使用可能と書かれていました。
テレビ専用クロスといってもテレビのタイプによって異なるので、自宅のテレビの種類を再度確認してから専用クロスを選んだり、お掃除の方法を調べるようにしましょう。
テレビの画面をきれいにするおすすめアイテムは?
テレビの液晶画面におすすめの商品を紹介していきたいと思います。
テレビ画面の掃除に必要なものは
①マイクロファイバークロス
②ホコリをとるためのブラシ
③テレビ専用のウエットタイプのクロス
でしたよね。
それぞれのおすすめはこちらです
①マイクロファイバークロス
最近では100均にも売られるほどメジャーになったお掃除アイテムのマイクロファイバーのクロスはたくさんの種類がありますね。
家電を購入したときにおまけでついてくることもあるくらいです。しかし、テレビ用に専用のものが欲しい!という方にはこちらはいかがでしょうか。
サンワサプライ 超極細繊維ハイテククロス 液晶画面/スマホ/メガネ/レンズ 30×40cm 大判タイプ
専用クロスの最大のメリットは繰り返し使えることにありますよね。
テレビ画面だけでなく使えるシーンも多いので重宝しそうです。
たくさんのレビューが書かれていますが皆さん納得の使いごこちのようですね。
②ホコリをとるためのブラシ
こちらを選ぶときには大きさと持ち手の長さが重要ですね。テレビの大きさや設置している位置によって適切なものを選びましょう。
エレコム クリーナー ブラシ 傷のつかないやわらかタイプ ホワイト
テレビの掃除用に購入して満足の多かった商品がこちらです。
フワフワの毛が、画面を傷つけることなく掃除ができるというので人気なようですね。
ホコリ取りブラシ 伸縮掃除モップ
テレビを壁掛けにしている人や、テレビ以外の掃除でも使えるようにしたいという人には柄の部分が伸びるタイプがおすすめです。
大型テレビで上のほうのホコリをとるときでも柄が伸びたり、毛の部分を曲げることができるので、いろんな状況に対応してくれるでしょう。
先程紹介したものよりも値段は高めですが、繰り返し使える事と、使い勝手がいいということを考慮して納得!という方はぜひ検討してみてください。
③テレビ専用のウエットタイプのクロス
先ほども実際に使っているものを紹介しましたが、ほかの専用クロスもご紹介します。
エレコム クリーナー TV用 ウェットティッシュ [テレビ画面に優しいノンアルコールタイプ] 日本製 Lサイズ 20枚入
こちらは有機ELや4Kテレビにも使えるタイプで大判サイズのものです。
かなりの大判なので100インチまで行けそうだというレビューもあるくらい満足の大きさなようですね。
一枚で十分すぎるのでいっしょにパソコンやケータイも掃除するという意見もありました。
お家のテレビが大きい方や、4K・有機ELのかたはぜひこちらをお試しください。
液晶画面アラキレイダゾー100ml
拭き残しがありそうなシートは抵抗があるという方は、こうしたスプレータイプのものもあります。
ただし液晶画面と記載があるので、液晶以外のタイプのテレビには使えない可能性があります。
お家のテレビが液晶の方はおすすめですね。
エレコム TV用ドライ クリーニング
乾いている専用クロスが欲しい方にはこちら。
マイクロファイバーのクロスもおすすめですが、ドライタイプのクロスというものもあるので、先ほどのスプレーとこちらでお掃除するのもいいですね。
テレビの画面をきれいにする方法のまとめ
テレビの画面を掃除するには、ホコリをとるためのブラシとテレビ画面専用のクロスを使うことで簡単にきれいにすることができます。
万能なお掃除アイテムとして有名なアルコールや重曹、ティッシュなどは画面の破損の可能性があるため使わないようにしましょう。
テレビの汚れはいろいろありますが、専用クロス一つあれば解決できるほど有能であることがわかりました。
画面をきれいにすると、見違えるほど映像がきれいに見えるので、ぜひトライしてみてくださいね。