風呂干しって洗濯物を乾かすのに時間がかかってしまいますよね。
洗濯ものを部屋干しする時にサーキュレーターを併用する方も多いかと思いますが、お風呂場でも使うことで効率よく乾燥させることができるんですよ。
- サーキュレーターを使った効率的な乾かし方
- 乾燥時間の目安
- 風呂干しでサーキュレーター使うメリットとデメリット
- 風呂干しの注意点とカビ対策
目次
風呂場でサーキュレーターを使って乾燥させる方法
風呂場でサーキュレーターを使う時のポイントは
- 換気扇などとの併用
- サーキュレーターの置き方
①換気扇などとの併用
サーキュレーターは室内の空気の循環をさせる物なので、浴室で使う場合は併せて浴室の換気を行いましょう。
最近の浴槽には浴室乾燥機能があることも多いのでそのばあいは浴室乾燥機能を、ない方は換気扇を使いましょう。
補足ですが、浴室乾燥と換気扇は機能が違います。
- 浴室乾燥・・・浴室内の温度を上げて水分を蒸発させることで、洗濯ものを乾燥させるための機能
- 換気扇(換気)・・・浴槽内の湿った空気を室外に出す機能
洗濯ものが早く乾くのは浴室乾燥であることがわかるかと思います。
浴室乾燥機能だけでも洗濯ものを乾かすことができるのですが、サーキュレーターと併用することで効率よく乾かすことができます。
②サーキュレーターの置き方
サーキュレーターは、浴室の床の部分に置いて、上を向くように設置します。
首振り機能がある場合は横向きに首を振るようにしましょう。
そうすることで浴室内の空気が効率よく循環します。
換気扇も天井付近についていることがほとんどなので、湿った空気が外に出るのを促します。
扇風機を使う場合は?
風が出る機械として扇風機がありますが、空気を循環させるサーキュレーターとは違い、風を送り出すための機械なので使い方が異なります。
扇風機の場合は、洗濯ものに直接風が当たるように角度を調節します。
扇風機の風を直接当てることで、洗濯ものから水分を蒸発させるのを促します。
サーキュレーターの代わりとして扇風機は使えないので、それぞれの特徴を踏まえて置き方を変えるようにしましょう。
サーキュレーターで洗濯物が乾く時間は?
サーキュレーターを使って(併用)風呂干しをした場合、洗濯物が乾く時間は約3時間です。
洗濯ものの量や干している衣類の種類によって多少の誤差はありますが、4時間で十分乾いたという方もいます。
これは、換気扇とサーキュレーターを使った場合の時間になりますので、浴室乾燥を使うともう少し短時間で終わる可能性もあります。
しかし、洗濯ものの量が多かったり洗濯もの同士が密集している場合は、なかなか乾かないので、対策が必要です。
風呂干しでサーキュレーターを使うメリットとデメリットは?
「洗濯ものをお風呂で干すのにサーキュレーターを使うこと」のメリット・デメリットを紹介したいと思います。
風呂干しでサーキュレーターを使うことのメリット
風呂干しでサーキュレーターを使うと、浴室内の空気の循環ができることにより、早く洗濯ものが乾くというのが最大のメリットですね。
そのほか、直に洗濯ものに風が当たるので扇風機の効果も得られます。
風呂干しでサーキュレーターを使うことのデメリット
唯一デメリットがあるとすればサーキュレーターを使うことで発生する電気代くらいです。
でも、サーキュレーターの電気代は、実はとっても安いんですよね。
サーキュレーターの機種によりますが、一日4時間の使用で一か月60円~80円ほどとかなり低コストです。
この電気代に納得できるのならば、風呂干し+サーキュレーターは完璧な組み合わせですね。
ただ、浴室乾燥を使うとなるとさらに電気代がかかります。
目安ですが浴室乾燥の場合4時間で120円ほどかかるようです。
毎日洗濯を風呂干しで行うとなると少し気になる金額かもしれませんね。
換気扇の時よりも短時間で乾くとはいえ、少しコスパが・・・と思う方は、サーキュレーターを併用した換気扇のみの使用でも十分です。
風呂干しをするときに気を付けたほうがいいことは?
お風呂で洗濯物を乾かすときには室内干しよりも気を付ける事があります。
カビ対策
お風呂場はカビが発生しやすい場所の一つですよね。
実は目に見えていなくても、カビの胞子が浴室内にとどまっているということはよくあります。
浴室内に洗濯を干すと、こうしたカビの胞子が洗濯ものに付着する可能性があります。
風呂干しを行うときには、お風呂の中のカビ対策はしっかりしておきましょう。
洗濯物を干す間隔
限られたスペースに洗濯物を干すとなると、どうしても洗濯物が密集してしまいます。
サーキュレーターで浴室内の空気を循環させているとはいえ、やはり洗濯ものとの間に一定の間隔がないとなかなか乾きません。
一回に干す量を最小限にするか、しっかり間隔が空くような洗濯グッズの活用、または、時々洗濯ものを確認して乾いたものから徐々に取り込んでいくなどの対策が必要です。
浴室のカビ対策のおすすめの方法は?
浴室のカビの対策には日々のお手入れが大切です。
- 浴室内を50度前後のシャワーですすぐ
- 水滴を洗い流す(ふき取れればなおよし)
- せっけんのすすぎかすはしっかり流す
- 天井もしっかり掃除する
この4つがカビを発生させないための毎日のお手入れです。
でも正直、これめんどくさくないですか?
超めんどくさがりな私はいつもお風呂掃除の時に使っているのがこれです。
ユニットバスボンくん
これは商品説明欄の通り、1本でお風呂場をきれいにすることができるアイテムです。
柄が長いので、天井の水滴を折るのにも最適ですし、先端の細かい毛はこするだけで汚れをきれいに落としてくれます。
細かいところを掃除するには先端を取り外すことも柄の長さを調節することもできるのでとても使い勝手がいいです。
さらにすぐに乾く毛の材質もあり、手で絞ってから使うと水滴をふき取るのにも使えます。
毎日お風呂を上がる前に、これで一通りさっとお掃除するだけ!
ずいぶんとお風呂場をきれいに保つことができています。
初めて使うときには汚れがひどいと思うので、洗剤などを使ってきれいにしてもいいですね。
毎日のお手入れの時は、水だけでも十分きれいになるので余計な洗剤も必要ないし、とても楽ちんです。
まとめ
風呂干しの際にサーキュレーターを使うと3~4時間で乾燥します。
換気扇よりも、浴室乾燥を使ったほうが早く乾きますが、その分電気代もかかるので、あまり光熱費をかけたくないという人は換気扇とサーキュレーターの組み合わせで使いましょう。
風呂場はスペースが限られていますので、なるべく洗濯物が重ならないように干すようにするのもポイントですね。
もともと、お風呂場にはカビが発生しやすい環境があるので、風呂干しの前にはカビ対策をしっかり行うようにしておくとよいですね。