お餞別を旅行前に渡す意味は?金額の相場や渡し方など意外と知らない常識をご紹介!

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旅行に行く人へお餞別を渡したいけれどどんな意味があるのか詳しく知りたい、
金額の決め方や渡し方など意外と知らない人が多いのではないしょうか。

 今回はそんなお悩みを解決すべく、お餞別の意味、金額、渡し方までご紹介します。

   目次

 旅行に行く人に渡す餞別の意味ってなに?

餞別とは、旅立つ人に「はなむけ」として贈る金銭や品物のこと、
またはそれらを贈ることです。

 贈答のならわしの一つとされています。

 昔、旅に出る人の馬の鼻を行く方向へ向け、見送ったことから、
「うまのはなむけ」が餞別の意となって、それが「贈り物」に転用されたといわれています。

 つまり、旅立つ人への気持ちを表したものが餞別ということです。

旅行の計画を聞かされたらお餞別を渡さなければダメ?

お餞別 画像

お餞別という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、
実際に餞別をもらったことがある人は少ないのではないでしょうか。

私自身も職場で餞別のやり取りを目にしたことはほとんどありません。

餞別は必ず渡さなければならないかと言えば、そうではありません。
こればかりは本当に気持ちです。

そして、今はたくさんの人が頻繁に旅行に出かけます。
その度にお互いにお餞別を渡していては大変ですよね。

それに気持ちは様々なカタチで表すことが出来ます。
必ずしも金品である必要もないです。

例えば新婚旅行など特別な旅行であった場合に、
お祝いを兼ねてお餞別を検討するのが良いかと思います。

または職場で雇用している学生のアルバイトさんが、
留学や長期旅行にでかけるときは若者を応援するつもりで
お餞別を用意するのも良いでしょう。

普段の休暇での旅行にまでお餞別は必要ないでしょう。

旅行餞別の相場はいくらくらい?

お餞別を渡すことに決めた場合、餞別として渡す金額は場合によって異なります。

さらに、会社単位等の団体で贈るか、個人で贈るかによっても変わってきます。

餞別は、基本的には今までお世話になった方に心を込めて贈るものですから、
その時のシチュエーションによって金額や何をあげるか臨機応変に対応する必要があります。

会社単位の場合

合計金額は多くなると思いますが、個人の負担は軽くなる場合があります。
周りにも同じ考えの方がいれば、相談して決めるのが良いでしょう。

個人でそれぞれ用意するのも良いですが、金額がバラバラになるのも
ちょっと気になるところではないでしょうか。

金額の相場

一人あたり500円〜3000円程度が良いでしょう。

この際注意したいのが、強要しないことです。
また、賛同しない人も悪いことをしているわけではないので、
個人の意思を尊重しましょう。

個人の場合 

個人で渡す場合は渡す方と受け取る方の関係性により異なってきます。
旅行の場合は主にお土産代の足しに渡すことが多いです。

海外留学などの場合は何か困ったときのお金として渡すのが良いでしょう。

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個人のお餞別の相場
  • 新婚旅行:3,000円〜50,000円程度
  • 海外旅行:5,000円〜30,000円程度
  • 海外留学:3,000円〜5,000円程度
  • 修学旅行:3,000円〜5,000円程度

具体的な金額を挙げると、特に親しくしている人が旅行に行く場合は、
10,00020,000円渡すこともあります。

これ以上の金額を渡すのは、もらった方に気を遣わせてしまうので、
あまり高額にならないように気をつけましょう。

 あくまで餞別はあなたの「旅先で楽しんできてね」という気持ちの問題ですので、
相手の負担にならないようにしましょう。

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餞別はどうやって渡すのが一番良いの?

餞別の渡し方がイマイチわからないけれど人にはなかなか聞けない、
というかたも多くいらっしゃるかと思います。

渡し方としてはのしをつけて渡す方法が正式な渡し方です。

参考 お餞別の渡し方超便利!冠婚葬祭マナー

渡すタイミングに関しては

行くことを決めた後であれば、渡すタイミングは特にこだわる必要はありません。

奮発して行ってもらいたいのなら。。。

目的地が決まる前に多めの金額を渡すのがよいでしょう。

そうすると予算がはっきりと決まるので、スケジュールがたてやすくなります。

 

気持ち程度の金額を、ということなら、目的地や日程などすべてが決まった後に渡しましょう。

 「これ、ちょっとだけどおいしいものでも食べてきてね。」
と一言そえて、さりげなく渡せば旅行へ行く2人もきっと喜んでくれるはずです。

さらに、さりげなく渡したいのならば熨斗袋を使わずに、
話のついでに直接お財布から渡す、というのもアリかもしれません。

餞別のお返しやお礼ってどんなものが一般的?

昔の旅は、危険を伴うものであったため、途中で何かあれば帰って来られない可能性もありました。
お餞別をもらったとしても、お礼をできない場合があったのです。
これより、お餞別のお返しは本来必要ありません。

感謝の気持ちを形にしたいという場合は、お礼の品を贈るのもよいでしょう。

 お礼の品を送らない場合でも、お礼状は出しましょう。

旅行対してのお餞別の場合は、帰宅後に報告を兼ねてお礼状を出すか、
旅行のお土産とお礼の言葉を述べましょう。

 よほど親しい間柄でない場合、消え物が無難だといえます。

 たとえば、菓子折りや、お酒などが定番です。
※海外旅行の場合は持ち込めないお土産もありますので注意しましょう。

 せっかくの旅行ですので、名産品やご当地ものと呼ばれる限定品などを選ぶとさらに喜ばれるでしょう。 

まとめ 

お餞別は気持ちをカタチとして渡すものです。
お土産などを期待するものではありません。

現地のものを買ってきてもらいたい場合は別途、お金を預けましょう。

贈り物でなくても言葉をかけるだけでも問題ありません。

「元気で頑張ってください!」

「楽しんできてください!」

これだけでも十分なんです。

「多分、職場にお土産を買ってくるだろう」を前提に負担にならないようにと言う
理由で皆さんでお金を集めるのも良いですね。

それを気持ちというカタチで渡しましょう。

 

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