自給自足とまではいかないけれど、自分で育てたものを食べてみたいと思ったことってありませんか?
自分のうちの庭から収穫したものを料理に使うってなんだかおしゃれだし楽しそうですよね。
趣味の一環として家庭菜園を初めてみたいけれど、何から始めていいかわからない。
どうせやるならお洒落な家庭菜園をしたい!
そんな方にはぜひハーブをオススメします。
ハーブってなんだかすごく難しそうだし、育てたとしてもうまく利用できる自信がないと思っている方がいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
初心者でも簡単にハーブは育てることができるのです!
さらにハーブはお料理にも使うことができます。
とっても簡単なものばかりなので、家庭菜園がはじめてな方も、料理が苦手な方でも大丈夫!
簡単に育てられるハーブと、おいしい料理のメニューを一緒にご紹介します。
目次
簡単!おしゃれ!おいしい家庭菜園のハーブ
ハーブを家で育てているってなんだかおしゃれでかっこいい響きですよね。
何だか敷居が高そうなイメージですが、実はとっても簡単!
プランターで育てることができるので、広いお庭がなくても大丈夫なんですよ。
ベランダでも十分育てることができるのです。
いくつかハーブの種類についてご紹介しますね。
バジル
ハーブの中で最も有名な種類の一つであるバジル。
ほかのハーブに比べ、癖が強くなく、比較的なじみやすいハーブですよね。
バジルは気温が高いとよく育ち、ぐんぐん葉をつけていきます。
苗からのほうが比較的簡単に育てることができるので、初めての方は苗を購入しましょう。
途中間引く作業が必要ですが、その間引いた葉も苗として育てることができます。
成長も早いのでたくさん収穫でき、達成感を味わうこともできますね。
そんなバジルを使ったおすすめ料理はサラダです。
バジルはトマトとの相性がとてもいいので、トマトを使ったサラダはとてもおすすめです。
モッツァレラチーズと合わせると、まるでお店で出てくるような本格的な料理に変身します。
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カラフルで美味しい!簡単マリネにもバジルがよく合います
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コリアンダー(パクチー)
タイ料理やベトナム料理には欠かせないのがパクチーです。
独特の香りが特徴で癖になる味わいですよね。パクチーは成長が早いので、
種をまいてから比較的すぐに収穫ができます。
成果が目に見えるというのは育てていて楽しいところでもありますね。
パクチーを使った料理のおススメはそうめんです。
意外ですよね!
シンプルなそうめんって結構飽き飽きしてしまいがちですが、パクチー一つで全く別のものになります。
より本格的なタイ風にするには、ナンプラーなどがあるとよいですが、いつものそうめんつゆでも十分です。
トマトやアボカドなどとあわせると見た目もきれいでおしゃれな一品になります。
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パクチーといえばアジア風!そうめんをアレンジ
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イタリアンパセリ
パセリと聞くと、料理の彩などで添えられているボリュームのあるものを想像される方もいますが、このイタリアンパセリは葉が平らで、よくスープなどに浮いていたりするものです。
春や秋によく育ち、日当たりと水はけのよいところで育てることが大切です。
暑さや寒さが苦手なので、室内で直射日光や霜から守ってあげることもポイントです。
イタリアンパセリのおススメの使い方は、クリーム系のパスタに合わせることです。
くどくなってしまいがちなクリーム系パスタも、盛り付けの際に少し散らすだけで味のアクセントになります。
また、揚げ物のパン粉に刻んだイタリアンパセリを混ぜて使うのもおすすめですよ。
衣に鮮やかな緑が入りいつのもフライもおしゃれな雰囲気になります。
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濃い黒えのきとベーコンのクリームパスタ by うさぎのシーマ
イタリアンパセリを添えたマッシュルームサラダ★檸檬ドレッシング
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ミント
すっきりした香りのミントは、私たちの生活の中でいろいろなものに使われていますよね。
ミントはとても丈夫で育てやすいハーブの一つです。
育ちすぎて一緒に植えているほかの種類の植物に影響を与えてしまうこともあるほどです。
ミントの場合は、根が広がらないように一角だけ仕切りをして植えるか、個別のプランターに植えるようにしましょう。
そんなミントを使ったおすすめ料理は、やはりドリンクかなと思います。
炭酸水にレモンとミントを入れればおしゃれなドリンクに早変わり。
すっきりとした香りのミントとさわやかなレモンの風味がとても相性がいいです。
夏の暑い日などにはもってこいですね。
お酒が好きな方はライムとラム酒で手作りモヒートを作ることもできますね。
おすすめのレシピ紹介
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レモンバーム
レモンバームはその名の通り、さわやかなレモンの香りが特徴のハーブです。
高血圧や、消化不良などに効果があると言われていることから、「長寿のハーブ」として親しまれています。
育てる際の注意としては、高温多湿に弱いので風通しの良い室内が理想的です。
おすすめの利用方法としては、香りを生かしてレモンバームティーにするのがほとんどだそうですが、他にも活用法はたくさんあります。
クッキーやケーキに混ぜるとさわやかな香りが広がりとても上品に仕上がります。
注意としては、このさわやかな香りは揮発性が高く、すぐに香りが飛んでしまいます。
使う分だけ収穫し、新鮮なうちに使用するようにしましょう。
おすすめのレシピ紹介
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ローズマリー
ローズマリーは乾燥に強く、上にはぐんぐんのび、根もしっかりはるので初心者の方でも育てやすいです。
青色や、紫色の花を咲かせるのが特徴です。
お肉の臭み消しなどによくつかわれるローズマリーですが、煮込み料理にも適しています。
シチューやスープなどの香り付けや、ジャガイモなどの根菜類と炒めるのもおすすめです。
おすすめのレシピ紹介
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ワイルドストロベリー
育てていると幸せになれるということで一時期有名になったワイルドストロベリー。
一般的ないちごよりは小ぶりですが、花が咲いて実がなるので、ベランダが華やかになりますね。
実はそのまま食べたり、ジャムにすることができます。
葉は生の場合、少しではありますが毒素があるのでしっかり乾燥させてからお茶にしましょう。
お茶にする際も実を混ぜるとより香りが高まるのでおすすめです。
おすすめのレシピ紹介
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オレガノ
オレガノはヨーロッパ地中海が原産のハーブです。
特徴としては日当たりがいいところを好み多湿が苦手です。
水はけのよい土を使い、水やりは土が乾燥したころにあげるようにしましょう。
地中海が原産と言うこともあり、地中海料理でよく使われます。トマトなどと相性が良いのでピザにおすすめです。
トーストにピザソース、チーズを塗り、オレガノを添えるといつものトーストが一味違った風味になります。
また、自家製のトマトソースなどを作っておくと、パスタなどにも応用が利き、料理のバリエーションが広がります。
おすすめのレシピ紹介
ハーブは海外だけのものじゃない!身近にあった和製ハーブとは?
これまで紹介してきたハーブは海外由来のものばかりでしたが、実は日本由来のハーブがあるって知っていましたか?
そもそも、ハーブというのはどういったものを指すのでしょうか。
ハーブの定義とは、簡単に言うと生活に役立つ香りのある草の総称です。
そういわれてみると思い当たるものがいくつかありませんか?
例えば、シソや山椒、三つ葉、ワサビなどがこの和製ハーブに分類されます。
どれも、私たち日本人にとってはなじみ深いものばかりですよね。
ハーブという名前から海外のものというイメージが強いですが、和製ハーブなるものがあったなんて驚きです。
和製ハーブの楽しみ方は?
せっかくだったら和製ハーブも楽しみたい!そう思った方もいるでしょう。
実は和製ハーブの中でも簡単に育てることができるものはあります。
特にシソは初心者におすすめで、簡単に育てることができます。
さらに使える用途はたくさんあります。
ハンバーグに入れたり天ぷらにしたり、そうめんなどの薬味やジュースなどにも使うことができるのでかなり万能です。
他にも三つ葉は、半日陰で多湿のところでよく育つので、ベランダでも十分育てることができます。
三つ葉と言えば、料理の彩のためだけに使うと思われがちですが、実はとても栄養価が高いのでしっかり摂るのがおすすめです。
卵焼きなどに入れたり、おひたしや酢の物などにもよく合い、一品として十分成り立たせることができます。
初心者におすすめの料理に使えるハーブのまとめ
ハーブはプランターで簡単に育てることができ、家庭菜園初心者でもすぐに始めることができます。
料理も普段の料理に取り入れやすく、とても簡単に調理することが可能で、かつおしゃれ!
栄養価も高いので良いことばかりですね。
特に和製ハーブは身近で料理のイメージも付きやすく、始めやすいかもしれませんね。
おしゃれな趣味を持ちたいと考えている大人女子の皆さま、ぜひ家庭でハーブを育ててみるのはいかがでしょうか?