風邪や花粉対策などのマスク。自分にあった適切なマスクのサイズが分からず悩んでいませんか?
この記事に書いてある「自分の顔のサイズにあったマスクのサイズの測り方」を読めば、悩みは一発で解決します。
簡単にあなたに適切なサイズが分かり、より効果的な対策ができます。
この記事では
- マスクのサイズ
- マスクの形状の種類
- 正しいマスクのつけ方
- マスクの裏表や上下の見分け方
- マスクの使用日数の目安
に分けて解説していきます。
目次
マスクはどのくらいのサイズが効果的?
マスクの効果を最大限発揮させるには、顔のサイズに合った密着性が高くなるマスクを装着することが大切です。
サイズが合わないマスクを装着しているとせっかく装着しているマスクの効果がうすれてしまいます。
顔よりサイズの小さなマスクを装着するとどうなる?
耳のひっかけるところがきつくて痛みを感じたり、装着時の不快感で長時間つけているのが苦痛になります。
顔より大きめのマスクを装着するどどうなる?
と顔とマスクとの間に隙間ができてしまって花粉やウイルスなどが侵入してしまいます。
まずはあなたの今、使用しているマスクが顔にぴったりフィットしていてサイズが合っているか見分けましょう。
自分に合ったマスクの見分け方
適正なサイズのマスクを着用しているか以下の項目で確認してみましょう。
- 頬がマスクから出すぎている
- 顔にマスクのゴム紐の跡がつく
→マスクがあなたにとって小さいのかもしれません。もう少し大きめのマスクをえらんでみましょう。
- 頬がマスクを覆いすぎている
- 顔とマスクにところどころ隙間がある
→マスクがあなたにとって大きいかもしれません、もう少し小さめのマスクを選んでみましょう。
- マスクのゴム紐で耳が痛くなる
- 顔にマスクのゴム紐の跡がつく
→ゴム紐にもやわらかい素材のゴム紐や幅広のゴム紐などがあるのでそちらを選んでみましょう。
一人一人顔のサイズは違うのでマスクも一人一人合うマスクのサイズが違います。
効果的なマスクのサイズは自分の顔に合ったマスクのサイズです。
そのためには自分の顔のサイズをしっかり知ることが重要になってきます。
マスクのサイズの測り方 あなたの顔はどのサイズ?
自分の顔のサイズにあったマスクのサイズを測る簡単な方法があるんです!
あなたの親指と人差し指、定規があればあなたにあったマスクのサイズが測れちゃいます!
測り方をご紹介します。
1.親指と人差し指で「L」の字を作る。
2.そのL字形にした状態で、親指の先端を耳の付け根の一番高いところに、人差し指の先端を鼻の付け根から1cm下のところに当てる。
3.2.の親指の先端から人差し指の先端までの長さを定規ではかる。
3.で測った長さがマスクのサイズの目安になります。
マスクサイズの選び方 あなたの適正なマスクはこれ!
上記で親指と人差し指で測った長さは、マスクのサイズを選ぶ目安になり、あなたに最適なサイズのマスクを選ぶことができます。
マスクのサイズの目安は以下のとおりになります。
測った長さ |
おすすめサイズ |
9~11cm |
子供用のサイズ |
10.5~12.5cm |
小さめサイズ |
12~14.5cm |
普通サイズ |
14cm以上 |
大きめサイズ |
このように細かくサイズを分けることができるので、実際に測ってあなたに最適なマスクをえらんでくださいね。
自分に合ったマスクの見分け方は、自分の顔のサイズをしっかり測って把握することになります!
マスクの形状の種類を紹介
私たちが普段手に入れられる家庭用マスクの形状は大きく分けて「平型」「プリーツ型」「立体型」の3種類になります。その3種類の特徴をご紹介します。
平型
基本はガーゼ素材で作られています。保湿性と保温性にすぐれているため、乾燥から喉を守ってくれるのが魅力です。また、天然素材で肌にやさしいところもよいですね。
プリーツ型
口や鼻を覆う部分がプリーツ状になっているため、話したりして口を動かしてもズレにくいのが特徴です。プリーツを上下に広げて調整できるので、口とマスクの間の空間も調整できて、呼吸がしやすい良い点があります。
立体型
人の顔のラインにそうように形がつくられているので、顔にフィットして密着性がありながら、マスクと口元には空間ができるようにデザインされているので、息がしやすく、話づらさも感じにくいのが良い点です。また、口紅も付きにくいので、女性の装着者が多いようです。
実際私が3種類つけてみて個人的に愛用しているのは、人の顔のラインにそう形で密着性が高くて花粉やウイルスをシャットアウトできる率が高いそうな「立体型」です。
特にマスクの上の部分が、3種類の中で一番鼻にラインにフィットしている気がします。
それぞれ特徴があるので、実際いろいろつけて自分の顔にフィットしていて楽につけられるものをさがしてみてください。
マスクの正しい付け方は?
マスクは正しくつけることが大切です。
- マスクの裏表を確認し、口にあたる内側部分は手ではふれないようにします。
- 顔とマスクに隙間ができないようにしっかり鼻から顎まで覆うようにする。
この2点を徹底するようにしましょう。
マスクの表裏を間違えるとマスクの効果が半減してしまいます。
また、顔とマスクに隙間ができるとそこからウイルスや菌などが侵入してしまいます。
マスクの隙間が気になる場合はガーゼを適当なサイズにきって隙間に挟むとよいですよ!
◆プリーツ型のマスクの装着方法◆
- ノーズフィッター(ワイヤー)部分を鼻にあて、鼻に沿うように曲げて調整する
- ノーズフィッター部分をおさえて顔にフィットさせながらゴム紐を耳にかける
- プリーツを上下に広げて鼻から顎までしっかり覆う
- 手のひらでマスク全体を顔に沿って密着するようになじませる
- 顔とマスクとの間に隙間がないか鏡でチェック
<マスクを装着時に注意すること!>
装着中によくやりがちだけど実は危険なことがあります。
飲み物や食事をする時にマスクを顎の部分にずらしてつけたままの人がいますが、それをしてしまうとあごの部分についているウイルスや菌などがマスクの内側に入って、次に鼻まで伸ばした時に、内側にはいったウイルスやほこりを吸い込んでしまう危険があります。
ちょっと水分補給したいなどの時は片耳のゴム紐をはずして水分補給をし、終わったらまたゴム紐を装着するといった方法がよいでしょう。
マスクを装着しているときはなるべくマスクの表面にふれないようにしましょう!
<マスクを外す時の注意点>
使用したマスクは表面には沢山のウイルスや菌、花粉などがついています。
直接触らずにゴム紐の部分だけを持って外し、すぐにゴミ箱に捨てるようにしましょう。
自分にあったマスクを身につけていても正しくマスクを使用しないと意味がないので、正しいマスクのつけ方を覚えておくとよいですね。
マスクの表裏と上下の見分け方は?
マスクは裏表、上下があるので正しく付けることも重要です。
「プリーツ型」のマスクに限ってはは裏表や上下の見分け方は難しいんですよね。
上下はノーズフィッター(ワイヤー)がはいっているほうが上になります。
裏表の見分け方はプリーツが下向きになるほうが表(外側)と考えるのがよいでしょう。
「プリーツ型」マスクの上下見分け方
ワイヤーがはいっているほうが鼻にあたる部分で上になります。ノーズフィッター(ワイヤー)を鼻にフィットするように曲げれるようなっているためです。上下の見分け方は簡単ですね!
「プリーツ型」マスクの裏表の見分け方
実は、見分け方はマスクのメーカーによって違います。
また、ゴムひもとマスクの接着部分がみえるほうで裏表を判断する人も多いですが、メーカーによっては接着部分が見えるほうが表だったり、裏だったりでちがうので、説明書を確認して表裏を判断するのが一番よいです。
使い方などの記入がなかったり説明書をなくしてしまった場合の判断は、プリーツの向きで判断してみてください。
プリーツのひだが下に向いている方が表面(外側)の可能性が高いです。
プリーツのひだが上向きだと、段差の隙間にウイルスや菌、ホコリなどがたまってしまうので、下向きにして装着するのが良いということです。
その他、プリーツの向きが上半分と下半分で向きが違うタイプ(オメガプリーツタイプ)は、真ん中の太いひだが出ている面が表(外側)になります。
また、ひだを広げると山型になる面が表になります。
マスクの使用日数の目安は?
マスクは最低でも1日1回は替えるようにし、汚れたら取り換えるようにし、常に清潔なものをみにつけておきましょう。
マスクが湿ってきたり臭い匂いを感じたりしたら取り替える時だと思ってください。
息が掛かって湿ったりニオイがするのに使い続けていると、不衛生な状態が続き、マスクの中で殺菌が繁殖したりします。
もったいないからといって、数日使い続けないようにしてくださいね。
ガーゼ素材なら洗って繰り返しつかえますし、ガーゼ素材でなくともウレタン素材の数回洗ってつかえるマスクもあるので、そのようなマスクを数枚揃えて汚れたら変えて洗ってまた使えば、エコで、毎日清潔なマスクが使用できるのでおすすめですよ!
マスクのサイズはどのくらい?のまとめ
■効果的なマスクのサイズとは自分の顔に合ったサイズ(顔とマスクの密着度が高くなるサイズ)
■自分の顔のサイズにあったマスクのサイズは親指と人差し指で簡単にはかることができる
■マスクの形状には「平型」「プリーツ型」「立体型」の3種類があり、それぞれの特徴がある
■マスクの正しいつけ方は顔とマスクの間に隙間ができないようにし、鼻から顎までをしっかり覆う
■マスクには裏表と上下があり、プリーツ型はノーズフィッター(ワイヤー)があるほうが上で、ひだが下に向いているほうが表になる
■マスクは最低でも1日1回はかえて、マスクの中で雑菌が繁殖しないように汚れたらとりかえるようにする
マスクの効果を発揮するには自分の顔のサイズにあったマスクを選ぶことが大切です。
そのために、自分の顔のサイズを把握しておく必要があります。
そして、正しいつけ方でマスクを装着してはじめて風邪・ウイルスや花粉への予防につながります。
そのことを頭に置いてぜひ、あなたにぴったりのマスクをみつけて見てくださいね!