- 皿鉢料理の値段て幾らくらいするのだろう?
- 女性二人でも食べられる?
- どんな物が出てくるの?
高知旅行を計画している人で高知の郷土料理の皿鉢(さわち)料理の相場について気になる方もいるかと思います。
この記事を読んだいただければ値段の相場や料理の内容、量などの目安が分かります。
ぜひ、旅行の前の参考にしていただければと思います。
目次
高知の皿鉢料理の値段の相場はどのくらい?
高知へ旅行するならぜひ皿鉢料理も食べてみたいですよね。
限りある予算での旅行の場合、食事の金額もある程度抑えなければなりませんね。
高知の皿鉢料理は地元の郷土料理として有名ですが、値段の相場はどのくらいなのでしょうか。
高知で有名な「本池澤」では2〜3人前8640円で食べられます。
3〜4人前だと10000円以上というのが高知での相場になります。
皿鉢料理というのは複数で食べる大皿料理の事ですので、それなりの金額になるのは仕方がないですね。
一人で食べる料理ではありません。
わざわざ高いお金を払って食べるのであれば、好きなものを一品ずつ頼んだほうがいいですよという意見が多いんです。
特に昔から冠婚葬祭のときに食べ慣れている高知の人はそのような意見が多いです。
また、高知の人は皿鉢料理を仕出しで注文する事が多いのですが、あまり安いのを頼むと内容が練り物ばかりだったりと当然ながら質も落ちるようです。
観光の場合に仕出しで頼むことはないと思いますが、参考までに。
皿鉢料理を食べる時は最低でも2人で7000円くらいと考えておくのが良いでしょう。
皿鉢料理の内容はどんなの?量は多いの?
皿鉢料理の内容はお店によりさまざまですので、メニューを確認するかお店に問い合わせるかになります。
観光料理店では全部ごっちゃになって盛り付けられているものがありますが、本来は組み物(揚げ物や寿司、煮物、デザートなど)と刺身は別になっており、2枚で1セットです。
ちなみに鰹のタタキもタレが違うので別皿盛りにします。
観光客向けのお店の場合は豪快さや見た目を重視するために一緒に盛り付けているところもあるようですね。
有名店の「本池澤」では鰹のたたき、鰹刺身、鯛刺身、土佐巻き、ちゃんばら貝、ズワイ蟹爪、酒盗、海老の塩辛、鴨ロース、スズキの南蛮漬け、りゅうひ巻、くらげ、蟹の信田巻き、羊羹、果物と結構なボリュームです。
その他、旅館や料理屋さんにより内容は異なりますので、やはり事前の確認はしておいて方が良さそうですね。
大橋通りの本池澤で食べた組み皿鉢。4人でお腹いっぱいになりました。 pic.twitter.com/BAo1LGRbAZ
— ヤスミン (@yasmin_fk) July 5, 2017
皿鉢料理の量は?
皿鉢料理は盛り合わせの大皿料理ですので、2人くらいで食べに行く場合は食べ切れるのか?という心配もありますよね。
特に女性のグループで少食の人がいた場合は皿鉢料理を食べる価値はあるのかということです。
雰囲気を味わいたいということもあるかと思いますが、あまり量が食べられないグループの場合は皿鉢料理を頼むより、一品ずつ好きな料理を頼んだほうが金額的にはお得です。
雰囲気だけでもということで、少なめの量の皿鉢を探すのも正直無茶な話なんです。
皿鉢料理は大人数で食べ分ける大皿料理のことを言うのであり、食べ方のスタイルになります。
一説には高知の酒飲み文化から生まれたともいわれ、男女ともに宴会好きのの高知人が都度料理を作って提供するのが面倒だから、一度に作って盛り合わせておきましょうというのが始まりです。
少ない盛り合わせの皿鉢料理が果たして皿鉢料理なのか。。。
ということになります。
皿鉢料理の雰囲気を楽しみたいのであれば量は多くても豪快な土佐料理の盛り合わせを目で楽しむのがおすすめです。
そこに皿鉢料理の楽しみがあるのではないでしょうか。
皿鉢料理の基礎知識
改めて皿鉢料理ってどんなものかご紹介します。
皿鉢とは「さわち」と読み、皿鉢料理のことを指していますが、本来は料理を乗せる器のことをいいます。
大皿料理、つまりオードブル的なものは高知に限らず、どこにでもありますし、大皿でなくとも盛り合わせの食事は各地にあります。
しかし、高知にはおきゃく文化というものがあり、それがずっと伝わてきているのです。
高知県民は理由をつけては宴会をするのが好きという県民性があるようです。親類や友人、近所の人まで招いてひとつのお皿で料理を分け合ってみんなが家族のように仲良くなる。そんな文化があるのです。
おきゃくとはお客様のことではなく宴会自体のことを「おきゃく」と呼んだりもします。
現代もそのスタイルが高知の郷土料理と呼ばれ土佐を訪れる観光客にも人気の料理となっているんですね。
皿鉢料理は基本は、組、寿司、刺身、ニギリに分かれています。
◆組とは?
簡単に言うとおせちのようなもので、一般的に「皿鉢」というとこの組み物の事を言います。
貝類やフライ、天ぷら、えびやカニなどを煮付けたものの盛り合わせ。
その他に寿司や刺し身の皿があるのです。
大皿の盛り合わせといってもひとつのお皿にもりもりにしているわけではなく2〜3枚のお皿に分けられて提供されます。
まとめ
皿鉢料理の値段の相場については2〜3人前で8000円前後とおぼえておきましょう。
居酒屋さんや他の料理屋ではもっと安い皿鉢料理もあるかもしれませんので、確認をすると良いと思います。
いずれにしても数人で食べる料理ですので、値段はそれなりになります。
好き嫌いがある人は無理に皿鉢でなくても好きな料理を単品で頼むというのもありです。
最後までお読み頂きありがとうございました!