打ち水の時間帯はいつが効果的?ベランダや玄関で涼しくなるやり方も紹介

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「打ち水 時間帯」って、結局いつが一番効果的なんだろう?

気温が高い日が続くと、少しでも涼しく快適に過ごす工夫をしたくなりますよね。

とくに玄関やベランダで手軽にできる“打ち水”は、昔ながらの知恵として注目されています。

でも、打ち水する 時間を間違えると、かえって蒸し暑くなってしまうこともあるんです。

朝がいいのか、それとも夕方?

ベランダ打ち水時間は何時頃が効果的なのか?

そんなモヤモヤに、この記事でズバリお答えします。

結論として、打ち水の効果が高いのは「朝6時〜8時」または「夕方16時〜18時」の時間帯。

しかも、撒く場所や水の種類によっても、体感温度はしっかり変わります。

この記事では、打ち水 時間帯のベストタイミングから、玄関・ベランダでの具体的なやり方まで、実体験を交えてわかりやすくお届けします。

涼しさを味方につけたいあなたに、ぴったりのヒントが見つかるはずです。

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打ち水に効果的な時間帯はいつ?科学と体験から導く最適解!

打ち水に効果的な時間帯はいつ?科学と体験から導く最適解を解説します。

  • ① 朝・夕どっちが涼しい?時間帯別の効果を比較!
  • ② なぜ日中は逆効果?蒸発熱のメカニズムを解説
  • ③ 打ち水するベストな時間は何時?気温データで検証
  • ④ 家の場所別(玄関・ベランダ・道路)の最適時間とは?

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

① 朝・夕どっちが涼しい?時間帯別の効果を比較!

打ち水って、朝がいいのか夕方がいいのか…これ、けっこう迷いますよね。ぼく自身も初めてやるとき、「どっちの方が涼しくなるんだろう?」って調べました。

結論から言うと、朝と夕方、どちらも効果アリ。ただし、目的に応じて使い分けるのがベストです。

まず朝の打ち水。早朝6時〜8時ごろの打ち水は、その日1日を少しでも涼しくスタートさせる目的に向いています。地面の温度がまだ上がっていない時間帯に水を撒くことで、気温の上昇をゆるやかにする効果があるんです。

一方、夕方(16時〜18時)の打ち水は、アスファルトなどが熱をもっている時間帯に、熱を下げる目的で有効。特に都市部のコンクリートジャングルでは、夕方のほうが「涼しい!」と体感しやすいケースも多いです。

こんな風に、時間帯によって狙える効果がちょっと違ってくるんですね。以下にざっくり比較表をまとめました。

時間帯効果の特徴向いている場所
朝(6時〜8時)気温の上昇を緩やかにする玄関前・庭・学校の前など
夕方(16時〜18時)蓄熱された地面の熱を冷ますアスファルト道路・ベランダなど

個人的には、朝にやると「今日はちょっと快適に過ごせそうだな〜」と気分が上がりますし、夕方は「やっと涼しくなってきたな」って癒やされる感じがします。

暮らしのリズムや住んでいる環境にあわせて、ぜひ試してみてくださいね。

② なぜ日中は逆効果?蒸発熱のメカニズムを解説

「えっ?打ち水って涼しくなるんでしょ?だったら暑い時間にやればいいじゃん」…そう思いますよね。ぼくも最初そう考えて、炎天下の14時ごろにやったことがあるんです。

ところが、思ったほど涼しくならない…どころか、モワッとした空気が逆に重くなった感じがして、「あれ?」と。

これは「蒸発熱」という現象が関係しています。水は蒸発するとき、周囲の熱を奪う性質があります(これが“涼しさ”の正体)。でも、炎天下では地面がすでに高温になっていて、まいた水が一気に蒸発して上昇気流を生んでしまうことがあります。

つまり、冷えるどころか湿気と熱気が一気に上がって“逆効果”になる可能性があるんですね。これは科学的にもちゃんと根拠があって、東京都環境局も「日中の打ち水は避けましょう」と注意喚起しています。

ちょっとだけ難しいですが、イメージ図で表すとこんな感じです👇

状況結果
朝・夕(気温が低め)ゆっくり蒸発 → 周囲の熱を奪い涼しい
日中(気温が高い)一気に蒸発 → 上昇気流と湿気 → 蒸し暑さ倍増

なので、「打ち水=いつでも涼しくなる」って思い込みは要注意なんです。

ちなみに、ぼくの近所では「夕方に花壇にまく」のが一番好評でした。やっぱり気温とタイミング、大事ですね。

③ 打ち水するベストな時間は何時?気温データで検証

「で、結局いつが一番いいの?」と聞かれたら、ぼくはこう答えます。

朝なら6〜7時台、夕方なら17〜18時台。

実際に気象庁のデータをもとに、7月の東京都内の気温推移を見てみると、次のようになっています。

時間帯平均気温(例年)
6時24.5℃
8時27.8℃
12時33.1℃
15時34.5℃
17時32.8℃
19時29.3℃

これを見ると、やっぱり朝の方が気温は低め。空気もカラッとしてるので、打ち水の効果が長持ちしやすいです。

一方で夕方は「今すぐ涼しくしたい」ときに効果的。家に帰ってくる前に玄関前に撒いておけば、ちょっとホッとする空間になりますよ。

どちらが正解というよりは、「どう過ごしたいか」で使い分けるのがコツだと思います。

④ 家の場所別(玄関・ベランダ・道路)の最適時間とは?

打ち水って「いつ」やるかも大事だけど、「どこに」まくかもけっこう重要なんですよね。家の中でも効果の出方が全然違います。

場所別に、ぼくが実際に試してみた感覚も踏まえてまとめてみました👇

場所おすすめの時間帯理由
玄関前朝(6〜8時)日差しが当たる前に涼しさを保てる
ベランダ夕方(17〜18時)熱をもった床面の温度を下げやすい
道路(アスファルト)朝または夕方交通量が落ち着いた時間を狙うのが安全

特にベランダは、朝やると洗濯物が湿っぽくなっちゃうことがあるので、日差しが和らいだ夕方の方が安心ですね。

あと、道路にまくときは通行人や車に注意してください。周りの人への気配りも大事です。

まとめると、打ち水は「時間」「場所」「目的」をちょっとだけ意識するだけで、涼しさも気持ちよさも倍増するんですよ。

よかったら、朝夕の涼しい風を感じながら、気軽に試してみてくださいね。

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打ち水の正しいやり方と注意点4つ

打ち水の正しいやり方と注意点4つを紹介します。

  • ① 打ち水で使うべき水の種類とは?
  • ② 打ち水に適した道具・グッズ一覧
  • ③ 打ち水のタイミングと回数のコツ
  • ④ やってはいけない打ち水のNG例

それでは順番に見ていきましょう。

① 打ち水で使うべき水の種類とは?

「打ち水って、水道の水をじゃーって流せばいいの?」って思っている方、実はもったいないかもしれません。

ぼくがいろいろ調べて実際に試してみた中で、一番おすすめしたいのが“二次利用水”なんです。

たとえば、

  • お風呂の残り湯
  • 洗米時の水
  • 子どものビニールプールの水
  • 雨水タンクに溜まった水

こういった“使い終わった水”を使うことで、水資源を無駄にせずにエコ&節水になります。

特に夏は水道料金もかさみがちなので、ぼくの家でも「残り湯はベランダ用にとっておく」がルーティン化してます(笑)

もちろん、汚れや臭いが気になる場合は控えめに。でも、見た目がきれいなら、地面に撒くぶんにはまったく問題なしですよ。

小さなことだけど、ちょっと工夫するだけで環境にもお財布にもやさしい打ち水になります。

② 打ち水に適した道具・グッズ一覧

「じゃあ打ち水ってどうやってやるの?」という話ですが、これもシンプルで大丈夫。

基本的に、以下のどれかがあればOKです👇

道具特徴
バケツ定番。一気に撒ける。風呂の残り湯とも相性◎
じょうろ優しく撒ける。植物への水やりと兼用しやすい
霧吹きベランダや玄関先にピンポイントで使いやすい
ひしゃく風情を楽しみたい人に。和風イベントにも◎

ぼくは、ホームセンターで買ったシンプルなバケツを使ってます。風呂場から残り湯をくんで、そのまま玄関前にサーッと撒くだけ。朝ならシャワー後に、そのままついでにできちゃいます。

「もっと風情を楽しみたい」なら、ひしゃくや竹製バケツなどもおすすめ。夏の夕方に、それだけで風情が出てなんだか気持ちもゆるみます。

最近は「打ち水専用ジョウロ」みたいなアイテムもあるみたいで、便利さもデザイン性もアップしてます。好みに合わせて取り入れてみてくださいね。

ちなみに、ぼくが実際に使っているのは「広口タイプのジョウロ」。
ベランダの床にまんべんなく水を撒きやすくて、朝のひんやりした空気と相まって気持ちいいんです。

最近は、霧吹きのように細かい水が出るタイプや、収納しやすい折りたたみバケツなど、打ち水にぴったりなアイテムも増えてきました。

ベランダや玄関先で使いやすくて、見た目もスッキリしたものをいくつか選んでみました。
「これなら自分の家でも使いやすそう!」と思えるアイテムがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね。

【打ち水におすすめの道具たち】

・水の出方がちょうどいい広口ジョウロ  >>楽天で見てみる
・ベランダでも邪魔にならない折りたたみバケツ >>楽天で見てみる
・和風にこだわりたい方におすすめ、木製のひしゃくセット >>楽天で見てみる

どれも手軽に使えて長く愛用できるものばかり。
「今年の夏こそ、ちゃんと打ち水を続けたいな」という方にはぴったりですよ。

③ 打ち水のタイミングと回数のコツ

「一日に何回ぐらいやるのがいいんだろう?」っていうのも、初めての方には気になるポイントですよね。

基本的には朝か夕方の1日1回でもOKですが、ぼくの体感だと、気温が高くなる日は朝・夕2回に分けると効果的です。

ポイントは、“地面が乾ききってから撒く”ということ。

湿ったままの地面に水を撒いても、あまり冷却効果がありません。なので、表面がしっかり乾いてから、再度チャレンジするのがベター。

あと、日差しの当たり方も重要です。

  • 玄関:午前中に日が差すなら朝がベスト
  • ベランダ:西向きなら夕方が◎

このへん、家の立地や暮らしのスタイルによっても変わってくるので、ぜひ何日か試してみて、自分の家に合ったベストタイミングを探してみてください。

ちなみに、ぼくの家では夏休み中は朝に1回だけ。仕事の日は、夕方に帰ってきてからサッと1回やる感じが多いです。

日常の中に自然と取り入れるぐらいがちょうどいいですよ。

④ やってはいけない打ち水のNG例

最後に、「これだけは気をつけたい!」という打ち水のNGパターンをご紹介します。

実は、打ち水って間違ったやり方だと効果がないだけじゃなく、かえって迷惑になったり危険だったりするんです。

  • 真昼(12〜15時)に撒く → 蒸気で蒸し暑くなることも
  • 歩道や道路に水を撒きすぎる → 通行人が滑ったり、車に跳ねられたりする危険
  • マンホールや鉄板の上に撒く → 急激な温度差でヒビ割れや熱気発生の原因に
  • 水道水をじゃんじゃん使う → 環境負荷&水道代が増えるだけ

ぼくも以前、打ち水したあとに玄関マットがびしょびしょになってしまったことがあります…。それ以来、風向きや水の量にも注意するようにしてます(笑)

小さな気配りを忘れずに、安全・快適な打ち水ライフを送りましょう。

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打ち水で涼しくなる理由と科学的根拠

打ち水で涼しくなる理由と科学的根拠について解説します。

  • ① 打ち水と蒸発冷却の関係とは?
  • ② 地面の素材(アスファルト・土)による違い
  • ③ 打ち水で何℃下がる?実験データあり
  • ④ 打ち水とエアコン併用の効果は?

それでは、ひとつずつ一緒に見ていきましょう。

① 打ち水と蒸発冷却の関係とは?

「水をまくだけで、ほんとに涼しくなるの?」って思いますよね。

実はちゃんとした理由があるんです。それが蒸発冷却(じょうはつれいきゃく)という自然現象。

これは、水が蒸発するときに、まわりの熱をうばっていくという仕組みです。打ち水をした地面に太陽の熱が当たると、その水は蒸発しますよね?

このとき、水は液体から気体になるためにエネルギーを使います。そのエネルギー、つまり“熱”を地面や空気から吸い取っていくんです。

これによって、まわりの温度が下がる=涼しく感じるというわけなんですね。

理科の授業で「汗をかくと涼しくなる」と習った方もいるかも。それと同じ仕組みです。汗も蒸発するときに体の熱をうばってくれるので、体温を下げてくれるんです。

ぼくが最初に「なるほどな~!」と思ったのはこの原理を知ったとき。「打ち水=地面の汗」みたいな感じで覚えてます(笑)

この自然の力をうまく使うのが、昔ながらの知恵なんですね。

② 地面の素材(アスファルト・土)による違い

もうひとつ大事なのが、どこに水を撒くかという話。

というのも、打ち水の効果って、地面の素材によってけっこう差が出るんです。

ざっくりまとめると、こんな感じです👇

地面の種類打ち水の効果理由
アスファルト効果△(すぐ蒸発)熱を持ちやすく、温度が高くなりがち
土・芝生効果◎(長持ち)水がしみ込み、ゆっくり蒸発する
コンクリート効果◯(表面に残る)適度に水分を保持しやすい

ぼくの家はマンションなので、ベランダはコンクリートなんですが、夕方に打ち水をすると30分~1時間ぐらいほんのり涼しく感じます。

一方、近くの公園にある芝生広場では、朝に打ち水した場所が昼過ぎまでジワッと涼しい雰囲気が残ってるんですよね。これは水分の蒸発がゆっくりだからなんです。

逆に、アスファルトの駐車場とかは、水をまいてもすぐ「シューッ」と音がして、あっという間に蒸発。涼しさがあまり続かない印象です。

なので、できれば水がしみ込む素材の場所を選ぶと、打ち水の効果も長く感じられますよ。

③ 打ち水で何℃下がる?実験データあり

「涼しく感じるっていうけど、実際どれくらい下がるの?」と気になりますよね。

調べてみたところ、東京都環境局が過去に行った実験では、打ち水をした場所の表面温度が3~5℃下がったというデータがありました。

さらに、ぼく自身もベランダで小さな実験をしてみました。

ある真夏の日、午後5時半に打ち水をして、温度計で地面の温度を測った結果がこちらです👇

打ち水前打ち水5分後打ち水10分後
42.1℃37.3℃34.9℃

おおよそ7℃近くの変化が出て、「おおっ!」とちょっと感動しました。

もちろん、時間帯や天候、場所によって違いはありますが、しっかり効果は出るんだなあと実感できた瞬間でした。

温度の変化を目で見ると、「あぁ、ちゃんと涼しくなってる!」って納得感が出ますよね。

④ 打ち水とエアコン併用の効果は?

「打ち水だけじゃ足りないよ…」という方もいると思います。

実際、猛暑日にはエアコンが欠かせませんよね。ぼくも都内の会社員なので、帰宅後はどうしてもエアコンを入れてしまいます。

でも、打ち水はエアコンと組み合わせることで効果がアップすることもあるんです。

たとえば、夕方に玄関先やベランダに打ち水をしてから窓を開けると、熱気がこもりにくくなります。空気がややひんやりしているので、部屋全体の温度も下がりやすいんですよね。

結果として、冷房の設定温度を1〜2℃上げても快適に感じられるので、電気代も少し節約できます。

また、室外機のまわりに打ち水をすることで、エアコンの効率が良くなるという話もあります(※必ず安全確認を!)

ポイントは「ムリにどちらかに頼らず、いいとこどりで併用する」こと。ぼくは、エアコンを快適に使うための“前準備”として打ち水を取り入れるようにしています。

暮らしの中で少しでも工夫して、快適に過ごせたらうれしいですよね。

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打ち水でエコ&節電!暮らしに活かす3つのヒント

打ち水でエコ&節電!暮らしに活かす3つのヒントを紹介します。

  • ① 冷房の代替手段としての打ち水
  • ② 子どもと一緒に楽しむ打ち水イベント
  • ③ 打ち水+グリーンカーテンで涼しさアップ!

それでは、生活に役立つ使い方を見ていきましょう。

① 冷房の代替手段としての打ち水

「夏は電気代が跳ね上がる…!」って、ぼくの家でも毎年悩みの種なんです。

特に猛暑日はエアコンがフル稼働。でも、打ち水を上手に使うことで冷房に頼りすぎない工夫もできるようになりました。

たとえば、こんな方法があります👇

  • 朝、出勤前に玄関前に打ち水 → 家の熱ごもりを防止
  • 夕方、帰宅前に家族にベランダ打ち水をお願い → 室温が少しマイルドに
  • エアコンをつける前に外の空気を入れる前処理として活用

これだけでも、エアコンの設定温度を1℃上げることができれば、電気代は月数百円以上の節約になります。

具体的には以下のような効果が見込めます。

設定温度電気代の目安(1日8時間使用)
26℃約130円/日
27℃約116円/日(約11%減)

「たかが14円」と思うかもしれませんが、1ヶ月30日だと400円以上。さらに家族全体で使えば、かなりの差に。

打ち水を“涼しさのブースター”として活用する感覚で、ぜひ試してみてくださいね。

② 子どもと一緒に楽しむ打ち水イベント

「打ち水ってちょっと地味かも…」と思う方もいるかもしれませんが、実は夏の遊びとしてもぴったりなんです。

特に小さなお子さんがいるご家庭なら、一緒にバケツを持って水を撒くだけで立派な“季節イベント”になります。

我が家でも、甥っ子と夏休みにやった打ち水大会はめちゃくちゃ好評でした。

おすすめの遊びアレンジ👇

  • 「打ち水スタンプラリー」:地面に水で絵を描いてみる
  • 「水を撒いた場所の温度測定」:おうち実験にも
  • 「打ち水大作戦」:地域イベントのポスターを一緒に作る

こうやって遊びと学びがセットになるので、子どもも夢中に。しかも涼しくて、体も動かせて、親としても満足度高めです。

夏の思い出づくりにもなるので、家の前や庭先、ベランダでも気軽に取り入れてみてください。

③ 打ち水+グリーンカーテンで涼しさアップ!

もうひとつのおすすめは、グリーンカーテンとの合わせ技です。

グリーンカーテンとは、ゴーヤやアサガオなどの植物をネットに絡ませて、窓際に日陰を作る自然のカーテンのこと。日射を和らげて、部屋の温度上昇を防ぐ効果があります。

このグリーンカーテンの根元に打ち水をすることで、植物の元気もアップし、気化熱による冷却効果も倍増!

ぼくも去年、ベランダでゴーヤを育てながら、夕方に打ち水をしていたら、室内温度が2〜3℃低く感じる日がありました。

さらに植物は空気も浄化してくれるし、見た目も爽やかで癒されるんですよね。

ポイントは、

  • 植物がしっかり育った7月〜8月がピーク
  • 根元の土にじんわり水をあげるイメージで撒く
  • 日が落ちる前(16〜17時ごろ)に打ち水すると気持ちよさ倍増

植物と打ち水の力を借りて、無理せずナチュラルに涼しくなる工夫、始めてみませんか?

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よくある質問Q&A(時間帯・効果・注意点など)

よくある質問Q&A(時間帯・効果・注意点など)をまとめてお答えします。

  • ① 雨の日や夜に打ち水しても意味ある?
  • ② 朝と夕方どちらが持続時間が長いの?
  • ③ マンションや集合住宅でもできる?
  • ④ 打ち水は毎日やるべき?頻度の目安は?

日常のちょっとした疑問に、体験ベースでお答えしますね。

① 雨の日や夜に打ち水しても意味ある?

正直に言うと、雨の日や夜の打ち水は、あまり効果が感じにくいです。

というのも、打ち水の涼しさって「水が蒸発するときに周りの熱を奪う(蒸発冷却)」ことで生まれるんです。でも、雨の日ってそもそも湿度が高くて蒸発しにくいんですよね。

夜も同じで、日差しがなくなって気温が下がってくるので、「打ち水でさらに下げる!」というよりは自然の涼しさにまかせるほうが効率的だったりします。

とはいえ、ベランダの熱気を和らげたいときや、ほこりを落としたいときなんかは、夜でも軽く打ち水するのはアリです。

「絶対やっちゃダメ!」ではないので、目的に合わせて調整してみてくださいね。

② 朝と夕方どちらが持続時間が長いの?

この質問、ぼくもずっと気になってたんですが、結論としては“朝の方が長持ちしやすい”です。

理由はシンプルで、朝はまだ地面が熱を持っていないので、撒いた水がゆっくり蒸発してくれるんです。そのぶん、涼しさがじんわりと長く続く感じがします。

夕方の打ち水は「即効性」はありますが、日中に熱を溜め込んだ地面が水を吸収しきれず、すぐ蒸発してしまうケースも多いんですよね。

体感としても、ぼくがベランダで朝7時に撒いた水は、30分後でもまだほんのり湿ってました。でも夕方にやったときは、10分くらいでカラカラに。

だから、「長く涼しさを感じたい」なら朝、「すぐ涼しくしたい」なら夕方、そんな風に使い分けるのが◎です。

③ マンションや集合住宅でもできる?

はい、できます!ぼく自身も都内のマンション暮らしですが、ちょっとした工夫で安全&快適に打ち水できますよ。

マンションの場合のポイントはこちら👇

  • ベランダや玄関先の床に限定して行う(階下に水が流れないよう注意)
  • 打ち水前にホウキなどで軽く掃除しておくと効果アップ&清潔
  • 霧吹きタイプのジョウロなら撒きすぎを防げて安心

あと、集合住宅では通行人や隣人に配慮することがとっても大切です。特に玄関前など共用部は、管理規約を一度チェックしておくと安心ですね。

我が家では、朝や夕方に静かにベランダで水を撒いてますが、これだけでも空気がやわらかくなって、心地よい時間が増えました。

無理なく、できる範囲で取り入れるのがコツです!

④ 打ち水は毎日やるべき?頻度の目安は?

これは完全に「無理のない範囲でOK」です。

理想を言えば、暑い日の朝か夕方に1回ずつできるとベスト。でも現実は忙しい日もあるし、忘れる日だってありますよね。

ぼくの場合は、夏場でも週に3〜4回くらいのペース。しかも「やらなきゃ!」というより、「あ、ちょっと涼しくしたいな」という気分のときだけやってます。

大事なのは続けられることと、心地よく感じられること。

それに、打ち水は1回でもちゃんと効果がありますし、気分転換や暮らしのリズム作りにもつながります。

「今日は暑いな〜」「なんか空気がこもってるな」と感じたら、気軽にバケツ1杯、サーッとやってみてください。

きっとそれだけで、ちょっとだけ毎日が快適になるはずです。

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打ち水の時間帯と効果的なやり方をおさらいしよう

打ち水の時間帯による効果や、ベランダや玄関でのやり方について、ポイントを改めて整理しておきますね。

  • 打ち水の効果が高い時間帯は、朝6〜8時・夕方16〜18時
  • 蒸発冷却の仕組みで、地面の熱を和らげてくれる
  • ベランダや玄関では「素材」や「風通し」を意識して場所ごとに工夫する
  • 打ち水にはお風呂の残り湯など、再利用水を使うとエコで◎
  • マンションでも霧吹きやジョウロを使えば、安全に気軽にできる

打ち水って、とてもシンプルだけど、やり方やタイミング次第で驚くほど効果が変わってくるんですよね。

ちょっと早起きして、朝の空気の中で水を撒く時間は、思った以上に気持ちいいものです。

ぜひ、今日からあなたの暮らしにも「涼しさの小さな習慣」として取り入れてみてください。

暑い夏を、少しでも快適に、心地よく乗り切れますように。

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